Android 12の大画面向け機能「Android 12L」が正式にリリースされました。タブレットでも折りたたみでもありませんが、Pixel端末は2022年3月のアップデートでこの12Lが含まれています。
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大画面に最適化された画面表示
Android 12Lでは、ホーム画面や、ロック画面、通知シェード、デバイスセットアップ画面、設定などの表示が大画面向けに最適化されます。
例えば通知画面では、クイック設定パネルと通知が左右に分かれて表示されます。それでもクイック設定パネルのボタンは2列で大きなままなんですね…。
また、設定画面では左側にメニューが表示され、右側にその内容が表示されます。複数の設定を変更するときでも、いちいち設定一覧のページに戻る必要はありません。
画面下部にはアプリを起動したり切り替えたりするのに便利なタスクバーが表示されます。
アプリを起動中にこのタスクバーからアイコンをドラッグアンドドロップするだけで分割表示できます。YouTubeを見ながらTwitterなど、マルチタスクが捗ります。
Pixel端末で機能を確認する方法
Pixel 3aからPixel 5a (5G)までは、2022年3月のアップデートを適用するとこのAndroid 12Lになります。ただし12Lの機能は大画面端末向けなので、通常の状態ではその機能に気づかないかもしれません。
一応、開発者向けオプションを表示させ、「最小幅」を600(以上)にするとAndroid 12Lの機能を使えるようになります。
とはいえ、やはりスマホの画面では使いやすいものでもないです。最小幅を元の数値に戻せば元通りになるのでお忘れずに。(ディスプレイ→表示サイズで戻しても可)