Xiaomiのコストパフォーマンスに優れたRedmiの最新作、Note 11シリーズがグローバルで発表。

Xiaomiと言えば最近は国内でもコストパフォーマンスに優れた端末を多く出していることで知名度も上がっています。そのXiaomiの中でもコストパフォーマンスに優れた「Redmi」の最新作「Redmi Note 11」シリーズが1月26日にグローバルで発表されました。

今回の特徴は「1億画素のカメラ」と「33W/67Wの急速充電」となっており、その分CPUの性能は控えめになっているようです。

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Redmi Note 11シリーズ

今回発表されたのは「Redmi Note 11 / 11S」「Redmi Note 11 Pro / 11 Pro 5G」の4機種。似たような機種名ですが、スペックや5G対応の有無などが異なるので、購入の際には良くモデルを確認するようにしましょう。

Redmi Note 11/11S

今回発表された中でも一番リーズナブルなのが無印のNote 11です。リーズナブルといっても必要十分な性能を兼ね備えたスマートフォンです。「Note 11」と「Note 11S」という2種類が発表され、Note 11Sはカメラ性能とSoCが強化されたモデルとなっています。

Redmi Note 11 Redmi Note 11S
OS MIUI 13 based on Android 11
CPU Snapdradon 680 MediaTek Helio G96
RAM
ストレージ
4GB+64GB, 4GB+128GB, 6GB+128GB 6GB+64GB, 6GB+128GB, 8GB+128GB
外部メモリ 最大1TB
対応バンド 4G: LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/20/28
4G: LTE TDD:38/40/41 (B41 2535-2655MHz)
3G: WCDMA:1/2/4/5/8
2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz
SIM nanoSIM x2
ディスプレイ 6.43インチ 2400×1080 (FHD+) AMOLED 90Hz
メインカメラ 5000万画素(標準)
800万画素(超広角)
200万画素(マクロ)
200万画素(深度)
1億800万画素(標準)
800万画素(超広角)
200万画素(マクロ)
200万画素(深度)
フロントカメラ 1300万画素 1600万画素
バッテリー 5,000mAh 33W給電対応
サイズ 約159.87 × 73.87 × 8.09 mm
重量 約179g

2機種とも「AMOLED 90Hz」とスムーズディスプレイに対応。カメラは最近主流のマルチカメラ構成となっており、11Sは1億800万画素と低価格スマートフォンとしては高性能なカメラを搭載しています。

その代わりCPUは今までのRedmiシリーズにあった「CPUはフラッグシップ並み」というイメージからは外れてミドルレンジとなっています。正直S680もあれば十分なのではとは思うので価格とのバランスの取れたスペックとなっています。

ちなみにS680とHelio G96ではHelio G96のほうが性能は良くなっています。

Redmi Note 11 Pro / 5G Pro

続いて上位モデルの11 Proと5G Proです。こちらは基本的には5Gの対応有無というのが大きな違いですが、若干カメラの性能が変わっていたりと違いがあります。

また、中国モデルでは5G対応機種もMediaTekでしたが、グローバル発表ではQualcommとMediaTekで使い分けされています。

Redmi Note 11 Pro Redmi Note 11 Pro 5G
OS MIUI 13 based on Android 11
CPU MediaTek Helio G96 Snapdragon 695
RAM
ストレージ
6GB+64GB, 6GB+128GB, 8GB+128GB 6GB+64GB, 6GB+128GB, 8GB+128GB
外部メモリ 最大1TB
対応バンド 4G: LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/20/26/28/32/66
4G: LTE TDD:38/40/41
3G: WCDMA:1/2/4/5/8
2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz
5G: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
4G: LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
4G: LTE TDD:38/40/41
3G: WCDMA:1/2/4/5/8/19
2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz
SIM nanoSIM x2
ディスプレイ 6.67インチ 2400×1080 (FHD+) AMOLED 120Hz
メインカメラ 1億800万画素(標準)
800万画素(超広角)
200万画素(マクロ)
200万画素(深度)
1億800万画素(標準)
800万画素(超広角)
200万画素(マクロ)
フロントカメラ 1600万画素
バッテリー 5,000mAh 67W給電対応
サイズ 約164.19 × 76.1 × 8.12 mm
重量 約202g

11 ProとPro 5Gは基本的なベースは共通ですが、CPUが異なる他、何故か5Gモデルには深度カメラが非搭載だったりと若干のスペック差異があります。

大きな特徴としては67Wで充電できるという超急速充電です。フラッグシップなどでは100W越えなども出ていますが、この価格帯としては67Wでも大きなアドバンテージに思えます。充電器は付属なので、別に買う必要もありません。

また対応バンドが5Gモデルは日本国内のプラチナバンドも多く対応しているのに対し、無印モデルは削減されていたりするため、日本国内で使いたい人は5Gモデルを選ぶと良いでしょう。

価格は無印が179ドルから、Proは299ドルから

肝心の価格はNote 11が179ドルから、Proが299ドルからとリーズナブルな価格設定となっています。現在の為替レート(1ドル=114円)を考慮すると定価は以下となります。

Redmi Note 11 179ドル
約20,406円
Redmi Note 11S 249ドル
約28,386円
Redmi Note 11 Pro 299ドル
約34,086円
Redmi Note 11 Pro 5G 329ドル
約37,506円

最上位の5Gモデルでも4万円を切る価格と、スペックを考慮すればリーズナブルな価格設定になっています。最下位モデルはほぼ2万円と、気軽に買える価格設定。

しかし中国モデルがそのまま出るのかなと思っていたのですが、色々と差異があって少し驚きもあった今回のRedmi発表でした。発売が楽しみですね。

そういえば今回の発売サプライヤー一覧に楽天ロゴが見えます。楽天モバイルではないので単純に楽天市場での発売なのかなとは思いますが、逆に言うと国内でも販売するということなのかもしれません。

参考情報

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