軽い装着感で運動や体調の管理ができるスマートバンド「realme Band 2」の先行体験モニターに当選し、1週間ほど使ってみました。
縦に細長いスマートバンドと正方形に近いスマートウォッチの間のような約1.4インチのディスプレイを持ち、睡眠モニターや24時間心拍測定、スポーツの記録などスマートバンドとしての基本的な機能はもちろん、血中酸素レベル測定にも対応、最長12日間のバッテリーを搭載し、価格は5,880円です。
この1週間で感じたrealme Band 2の良いところやイマイチだったところなど、レビューしていきたいと思います。
目次(見たいところからチェック!)
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realme Band 2の外観
realme Band 2は縦約42mm×横約25mmの筐体に約1.4インチのディスプレイを持つスマートバンドです。
スマートバンドよりも横幅が広いので画面が見やすく、正方形に近いスマートウォッチよりも横幅が狭いので着けてて邪魔にならないという絶妙なサイズです。
一見しただけでは気づきませんが、実はディスプレイの表示部分はそこまで大きくなく、ベゼルは結構あります。上の画像で表示されてる部分が最大領域です。画面の下側にはホームボタンがあります。
バンド部分は普通の時計と同じような構造です。「Dare to Leap」(Dare=勢いよく、躊躇なく。Leap=飛び越える。)というrealmeのブランドスローガンが刻まれています。
肌と接する部分には心拍数や血中酸素レベルのセンサー、充電端子など。ベルト部分は外せて、市販の18mm幅ストラップに付け替えることも可能です。
そのほか、内容物やファーストインプレッションなどは下記記事でも書いているので、そちらも参考にどうぞ。
realme Band 2のスペックとできること
realme Band 2のかんたんなスペックは以下の通り。
サイズ | 約259.9mm×約24.7mm×約12.1mm(ストラップ含む) |
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質量 | 約27.3g(ストラップ含む) |
材質 | ポリカーボネート |
ストラップ | 幅約18mm TPU素材 調節可能な長さ:150mm-220mm |
バッテリー | 容量:204mAh 最長駆動時:12日間 充電所要時間:約2時間 |
スクリーン | 1.4インチ(167×320px)TFT |
センサー | 3軸加速度センサー/心拍センサー/血中酸素レベルセンサー/装着検知センサー |
健康モニター | 24時間心拍数測定/休憩時心拍数/運動時心拍数/心拍数アラート/血中酸素レベル/睡眠検出測定/1日の歩数/消費カロリー/移動距離(スマホのGPS活用)/水分補給リマインダー/座りすぎ防止リマインダー/運動記録/女性のための健康管理/ストレス測定 |
スポーツモード | 90種類のスポーツモード |
その他の機能 | 音楽再生コントロール/カメラコントロール/スマホを探す/呼吸トレーニング/天気予報/カスタム文字盤/多言語対応/着信通知/メッセージ通知/イベントリマインダー/アラーム/タイマー/ストップウォッチ/おやすみモード |
より詳しいスペックは公式サイトをご覧ください。
上のスペック表内にも書かれている通り、realme Band 2は様々なことができます。単なる時計だけでなく、スマホと連携して電話の着信や通知を知らせてくれるのは使ってみると案外便利だと気づきます。(着信があるとバイブでも知らせてくれるのでお店の中などスマホの着信音が聞こえにくい場所でも気付けるのが便利です。)
健康管理やスポーツの記録にも便利です。音楽やカメラのコントロール、スマホを探すなど、スマートバンドとしての基本的な機能は揃っています。一方、スマートウォッチと比べると、後から別のアプリを追加することはできず、またGPSも搭載してないので単体ではランニングのルートなどは記録できません。
通知は大きな文字と画面で見やすい
スマホと連携して、届いた通知をrealme Band 2でも確認できます。スマホ側で消してしまってもちゃんとバンド側には残っており、後からでも確認可能。
通知を表示するアプリは設定アプリから選択できます。基本的にスマホ側にインストールされてるアプリならどれでも表示できます。
通知画面は横6文字×縦9文字程度が表示でき、もちろんスクロール可能です。これだけ画面が大きいので、もう少しフォントサイズを小さくして文字数を増やしてほしいところですが、画面解像度的に難しいのかもしれませんね。
また、未読の通知があると画面の上中央に緑のドットで未読通知が表示されます。
ディスプレイの明るさはかんたんに切替可能
メインの画面から右にスワイプする(左画面)と明るさなどをかんたんに設定できる画面になります。明るさは20%から100%までの5段階。上の画像は屋外での見え方です。中央は何も写ってないように見えるかもしれませんが20%で表示されてます…。
デフォルトでは40%になっており、屋外でも60%か80%でちゃんと見えます。(状況にもよると思いますが。)
バッテリーは1週間余裕で持つ
ちょうど1週間ほど使って、バッテリーは残り35%ほどになりました。使い方次第で変わるものなのでかならず1週間持つ、とは言えませんが、ハードに様々な測定を繰り返したり輝度を最高にしたりしなければ、だいたい1週間は持つと思います。私の使い方(輝度40%、ワークアウト1時間くらい、通知1日10件)なら10日以上は持ちそうです。
充電はマグネット式の専用充電ケーブルで行います。フル充電でだいたい2時間かかるようです。お風呂に入ってる間などにこまめに充電しておくのもいいですね。
アプリで記録を管理
realme Link-
制作: realme Mobile価格: 無料
realme Band 2の設定やデータの管理は『realme Link』アプリを使います。
カラフルで見やすい画面です。どことなく雰囲気はOPPO Band Styleで使った『HeyTap Health』と似てる気がします。
歩数などは1日のなかだけでなく、週や月、年単位でも表示可能。
バンド側の設定もあり、表示する内容をアプリで選択できます。
文字盤の設定
アプリから文字盤の設定も可能。かなりたくさんの種類があります。バンドにはデフォルトのもの含め5種類まで溜めておけます。
睡眠モニタリング
睡眠についても自動で記録し、スコアまでつけてくれます。睡眠時の心拍数も表示されます。私、どのスマートバンド使っても「深い睡眠が足りない」って言われるんですよね。
ワークアウト
realme Band 2で設定できるスポーツは90種類もあり、その中からいくつか選んでバンドに登録しておきます。色々ありますが、なかでも「フィットネスゲーム」があるのは面白いです。フィットボクシングなどもこれで記録しておくといいでしょう。私はBeat Saberやるときにこれを使ってます。
realme Band 2自体にはGPS機能がありませんが、スマホのアプリ側でワークアウトを開始し、スマホを持ってランニングに出かければルートの記録も可能です。走った場所を記録に残しておくのは意外と楽しいですよ。
realme Band 2の良かったところ・イマイチなところ
realme Band 2を実際に1週間ほど使ってみて、私が感じた良かったところイマイチなところをまとめます。
- 画面が大きくて見やすい
- バッテリーがよく持つ
- 基本的な機能は揃っていて十分
- 普通の時計のバンドに取り替えられる
- 文字は大きすぎるようにも思える
- ディスプレイやアプリの反応が悪い時がある
- GPSがないので単体ではルートの記録が取れない
画面が大きくて見やすいが文字は大きすぎる
スマートバンドにしては画面の横幅が大きいのが特徴なのですが、ちょっと文字サイズが大きいと感じます。まぁ文字が大きいから見やすい、ということでもあるのですが、これを調整できると良かったな、と思います。
ディスプレイやアプリの反応が悪い時がある
管理アプリの『realme Link』は、トップ画面からワークアウトや睡眠の詳細が見たいときにタップしてもなかなか反応してくれないことがあります。realme Band 2自体も、スワイプの量が足りなくてうまくスクロールしてくれなかったり、不意にホームボタンを押してしまい戻ってしまったりということが時々あります。もうちょっと調整してほしいですね。
普通の時計のバンドに取り替えられる
realme Band 2のバンドストラップは18mmで、普通の時計のものと交換もできます。Miスマートバンドなんかは(他社から豊富に替えストラップが出てるとは言え)専用のものになってしまうので、それに比べると汎用品が使えるのは大きいです。
試してないので確実なことは言えないのですが、wena wrist leatherなんかと組み合わせると、電子マネーにも対応できるんじゃないかと思ってます。
まとめ:画面の大きいスマートバンドが欲しい人に
realme Band 2はスマートバンドとしての基本機能は抑えつつ、画面の横幅が広くて見やすいという特徴を持っています。バッテリー持ちも十分(私の使い方なら10日程度)もちますし、致命的に悪い点も見当たりません。十分おすすめできるスマートバンドです。
- 画面は大きいほうがいい
- スマートウォッチだとゴツすぎる
- 運動するときもスマホが一緒
- 普通の時計のバンドストラップを取り付けたい
こんな人に向いてるスマートバンドですね。これに当てはまったり気になる方は是非チェックしてみてください。