Pixel 3以降で日本語文字起こしが可能になるなどPixel端末に9つのアップデート【Feature Drop】

GoogleのPixelシリーズに12月のアップデートが配信開始されています。今回のアップデートでは、セキュリティアップデートだけでなく、定期的な新機能リリース「Feature Drop」として、9つの機能があります。レコーダーでの日本語文字起こしなど、一部はすでにPixel 6で追加されてるものもあります。

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ニアバイシェアでUWBが有効に

Pixel 6 ProでUWB(超広帯域無線通信・ウルトラワイドバンド)が有効になりました。この技術によりNearby Shareが改善され、近くにいる他の対応デバイスに、ファイルやビデオ、地図上の位置情報などを素早く安全に送ることができます。

Pixelが車の鍵に

Pixel 6とPixel 6 Proが車の鍵(デジタルカーキー)になります。一部の国の2020-2022年のBMWモデルの一部で、ドアハンドルにスマホをタップすることで車の解錠・施錠ができるようになり、室内のキーリーダーにPixelを置いてエンジンスタートボタンを押すことで車をスタートさせることができます。

クイックタップ

端末の背面を2回タップすることでスクリーンショットを保存したり、メディアの再生・一時停止、最近使用したアプリの表示などできるクイックタップで、ロック画面から直接Snapchatにアクセスできるようになりました。また、12月からは、Pixel専用の新しいレンズ「Pixel Face」をスナップに追加できるようになります。今後もFeature Dropで追加されていきます。

このクイックタップはPixel 4a (5G)以降の端末で使えるようになります。

Now Playingが機能強化

周囲で流れてる音楽を自動認識してロック画面に表示してくれる「Now Playing」が強化されます。近くで流れている音楽を自動で認識してくれないときは検索ボタンをタップすることで曲を探してくれるようになります。

また、Now Playingにお気に入り機能が追加されます。ロック画面で曲名が表示されている横にある音符をタップでお気に入りに追加されます。これはあとから履歴で確認したり聞き直したりできます。

交通事故検知の対象国が追加

交通事故にあったときに自動で検知し、位置情報やその他の関連情報を緊急対応者と共有する機能が台湾、イタリア、フランスでもサポートされます。この機能は日本もすでに対象となっています。

レコーダーアプリの文字起こしが日本語も対応

レコーダーアプリによる文字起こしの対象が広がりました。日本語もPixel 3以降の端末で利用可能となりました。

Pixel Budsの低音機能強化

Pixel Buds A-Seriesにおいて、低音レベルをよりコントロールできるようになりました。スライダーを使って低音を-1から+4まで調整できるようになり、今までの2倍の低音域が得られます。これで、低音の幅が2倍になりました。

新しいCurated Cultureの壁紙

Pixelシリーズの壁紙に「国際障害者デー」を記念したものが追加されました。

電源長押しでGoogleアシスタント

Android 12では、電源ボタンを長押しすることで、Googleアシスタントを起動できるようになりました。今回のアップデートで、Googleアシスタントを起動するための長押しの時間を調整できるようになりました。

今回は驚くべき新機能というよりは、以前からある機能の拡充だったり対象が広がったりというものが主でした。Pixel 3からPixel 5a (5G)までは本日よりアップデート配信され、Pixel 6とPixel 6 Proは来週からアップデートされる予定です。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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