KMOUKさんから、サウンドバー「KM-HSB003」をレビュー用に提供していただきました。低音の迫力も十分な2.1chのサウンドバーで、1万円という比較的低価格で買える製品です。
通常価格は9,980円ですが、2021年11月26日から12月2日のAmazonブラックフライデーにてプライム限定価格7,984円、さらに500円引きクーポンがあるので7,484円で購入できます。
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KMOUK Soundbar KM-HSB003のスペック
周波数帯域 | 2400MHz-2483.5MHz |
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入力 | LINE(AUX)、Bluetooth5.0、HDMI(ARC)、光デジタル |
メーカー型番 | KM-HSB003 |
サイズ | 約815 × 100 × 80 mm |
重量 | 約2.4kg |
リモコン乾電池 | 単4電池×2 |
電源 | 110-240V,50-60Hz |
消費電力 | 定格80W、最大120W |
カラー | ブラック |
パッケージ、内容品
本体のサイズが横81cmなので、箱も大型の製品です。製品の箱に直接送り状が貼り付けられて届きました。「サウンドバー」と大きく書かれています。
本体だけを撮ろうとすると、大きすぎて他のモノが入ってしまうので、なかなか上手く撮れず一部分の画像になってしまいました…
内容品一覧です。サウンドバー本体、リモコン、光デジタルケーブル(1.5m)、HDMI ARCケーブル(1.5m)、3.5mm AUXケーブル(1m)AUX-RCAケーブル、単4電池×2、壁アンカー×2、固定ネジ×2、取扱説明書、クイックガイド、壁掛け式テンプレートが入っています。光デジタルケーブルまで付属するのは良いですね。入力機器以外に何も用意する必要がありません。AUXケーブルは、片方が90°に曲がっているタイプのものです。
説明書には日本語もあります。
壁掛け時のネジの位置決め用の紙も入っていました。これなら位置合わせも安心ですね。
サウンドバー本体、設置
本体上面は、木目調になっています。価格なりという印象でカラーボックスのような仕上げとなっており、木目の模様だけではなく、浅いですが凹凸もあります。
本体裏側の接続端子です。左からコンセントプラグに繋がるケーブル(取り外し不可)、AUXケーブルのLINE、光デジタルケーブル、HDMIポートがあります。
貼られたシール(はがせます)に書かれているように、HDMIポートはARC対応の機器と接続するためのものなので、普通のHDMIポートでは使えません。間違えやすいポイントなので注意が必要です。
裏側の壁掛けホール、右側のボタンです。付属のリモコンのほか、このボタンでも操作できます。
そのリモコンがこちら。電源ボタン、消音ボタン、ソース元変更ボタン×4、音量調整ボタン、イコライザーの切り替えボタンなどがあります。Bluetooth接続時に利用する曲の制御ボタンなどもあります。
PSEマークもあり、合同会社ネスフロージャパン名義で取得されているようです。
設置
私の場合、テレビ台に設置したので設置は置くだけでした。壁に設置するためのパーツも付属しているので、壁掛けでも設置できます。2.4kgと結構重いので、持ち運びは注意です。
今回はHDMIケーブルで接続します。接続するテレビはSHARPのLC-40S5という機種で、ARC対応のHDMIポートには「ARC」と書かれていました。繰り返しになりますが、HDMIポートで接続する場合は、ARC対応のポートに接続しなければ使えません。
ARCに対応している機器同士であれば、HDMIケーブル1本でつなぐだけで、双方のデジタル音声を楽しむことができます。
LC-40S5の場合は、ケーブルを繋いでサウンドバーを起動するだけで自動で「ファミリンク接続されたオーディオ機器」として認識され、音が出ました。音量は、サウンドバーの音量を1段階操作するとテレビ側の音量が3段階動きました。サウンドバーの音量の段階がテレビより少ないようで、それでこのような動作になるのだと思います。
なお、サウンドバーの電源はテレビの電源と連動しないので、それぞれ別に電源を操作する必要があります。
Android機器と接続して使う
本製品は物理的な接続だけでなく、Bluetoothで接続することもできます。今回は手持ちのRedmi K40で接続してみました。
ペアリングは、Bluetoothイヤホンやヘッドホンと同じです。まず本製品をBluetoothモードにし、接続元の機器で設定アプリのBluetooth設定画面で周辺のデバイスを表示。「KMOUK KM-HSB003」を選択してペアリングです。
接続で使えるコーデックはSBCのみです。
実際に使ってみて
以前使っていたテレビは、2001年辺りに購入したHITACHIのWoooシリーズのプラズマテレビでした。左右のベゼルは極太でしたが、その中にはスピーカーが入っていたので、音は当時のものとしてはかなり良いほうだったと思います。
そのテレビが壊れてしまい、新しく購入したのがLC-40S5でした。新しい機種ではあったのですが、ハイエンド機種ではないこともあり、薄型化の弊害で明らかに音が落ちてしまいました。サウンドがこもっていてクリアでない上に小さく、テレビの裏側から聴こえているような音でした(恐らくスピーカーも裏向きについているはず)。
今回本製品を使ってみて、全く違う音になりました。専用のサウンドバーなので当然ではありますが、音が前に出てきて、クリアに。低音も十分で、ドライブ能力が高く、ヴン!とキレよく鳴らしてくれます。かといって低音がやたらと強いわけではなく、ボワついた感じはないです。
映画を見てみたところ、定位感があるので臨場感が違いました。今までのテレビのスピーカーとは比べ物にならないくらいです。
イコライザーは、気持ち変わるかな〜…という程度で、大きな効果は感じられませんでした。
Bluetoothでスマホと接続してみると、テレビのときと同じように良い音で鳴らしてくれました。コーデックがSBCのみではありますが、SBCのみでも十分高音質だと感じました。
Bluetooth接続なら、曲の送り/戻しや一時停止などがリモコンでできるので、これも便利ですね。いちいちスマホなどの画面を点ける必要はありません。
使っていると、真ん中辺りがぬるま湯程度に温かくなります。説明書にもありますが、物と密着させるのはダメです。
まとめ:これで1万円なら上出来
サウンドバーは初めて使いましたが、これで1万円なら十分満足できる音質だと思います。普通のサウンドバーは、物理的な接続にしか対応していないものが多く、テレビならテレビ専用のものになりがち。本製品はBluetoothでも使えるのがいいです。
4つのフルレンジスピーカー、2つのサブウーファーはダテではありません。テレビなどのお手軽な音質向上にピッタリです。
通常価格は9,980円ですが、2021年11月26日から12月2日のAmazonブラックフライデーにてプライム限定価格7,984円、さらに500円引きクーポンがあるので7,484円で購入できます。