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Zepp Health(旧Huami)、グローバルで新製品発表会を開催!新OS「ZEPP OS」を搭載したAmazfit GTR 3/GTS 3などを発表!ZEPP OSには血圧測定機能も!

Zepp Health Corporation(旧Huami)は、欧州時間(GMT+1)11日17時(日本時間12日1時)からグローバルで発表会を開催し、新スマートウォッチAmazfit GTR 3/GTS 3と、スマートウォッチ向けの新OSを発表しました。ZEPP Healthは2021年第1四半期で世界の成人向けスマートウォッチ出荷のトップ4にランクインした、世界的なウェアラブルデバイスの企業です。

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Amazfit GTR 3

Amazfit GTR 3は、Amazfit GTR 2の直接の後継モデル。


1.39インチのUltra-clear AMOLEDを搭載、Always-on Display(常時表示ディスプレイ)に対応します。


新しいBioTracker 3.0センサーで、ワンタップで心拍数、血中酸素飽和度、呼吸回数、ストレスレベルの測定が可能になっています。


24時間のインテリジェント血中酸素飽和度測定機能を備え、血中酸素飽和度が下がると通知してくれます。

前世代比2倍の15秒で血中酸素飽和度測定ができます。

睡眠分析をスマートウォッチで見られるようになりました。

ヘルスケア関連機能のまとめです。

150以上のアクティビティに対応し、引き続き5ATMの防水で水泳もOK。

ハイエンドのGPSチップを採用することで、GNSS各種(GPS,GLONASS,Galileo,BeiDou,QZSS)に対応。日本のみちびきも使えるため、高精度な測位に期待がかかります。


バイブレーションはGTR 2比で1.6倍の強さに。ただ強くなっただけではなく、カスタムもできます。

音声アシスタントは、引き続きAmazon Alexaに対応。オフラインでも使用できます。



デザインや表面の加工もブラッシュアップされており、クラウン(ボタン)にはスリットが入っています。表面は3D加工です。

Amazfit GTR 3のまとめです。バッテリー持ちは公称21日間!これだけ機能が増えて21日間ですから、バッテリー残量を気にせず日常でガンガン使えそうです。

Amazfit GTR 3 Pro

Amazfit GTR 3 Proは、Amazfit GTR 3の上位モデルです。


ディスプレイは、円形ディスプレイを採用するスマートウォッチとしては最大の1.45インチ。最大輝度は1,000nitを誇ります。

画面占有率も高いです。


スピーカーを内蔵し、GTR 3 Pro単体での音楽再生も可能です。

Amazfit GTR 3 Proのまとめです。GTR 3(無印)よりディスプレイが大きくなり、通常の時計っぽくクラシックなデザインに、単体で音楽再生ができるようになったところなどが主な変化点です。
GTR 3 Proは公称12日間バッテリーが持続します。

Amazfit GTS 3

Amazfit GTS 3は、Amazfit GTS 2の直接の後継モデル。


GTR 3のディスプレイをスクエア型にし、より軽く・薄くしたような製品です。Apple Watch Series 6やGalaxy Watch 4よりも、軽く薄く作られています。

1.75インチのAMOLEDディスプレイを搭載します。1.65インチだった前世代GTS 2より画面占有率も高くなり、72.4%になりました。

Amazfit GTS 3のまとめです。バッテリー持ちは公称12日間となっていてGTR 3 Proと同じです。GTR 3と比べると時間が短くなったのは残念ですが、その分軽く薄くなっています。

新しいスマートウォッチ向けOS「ZEPP OS」



CEOは、「Appleなどは、スマホの体験を腕にシュリンクさせようとしている。クリエイティブな反面、システムの負荷が大きく、バッテリー持ちが悪くなり、長い期間のモニタリングができなくなってしまう。Amazfitは、スマートヘルスソリューションを提供することにフォーカスしている」と語ります。

今回、Zepp Healthは新たにZEPP OSを開発しました。新しいZeppOSは55MBで、同社の以前のAmazfit OSの10分の1のサイズで、かつApple Watch OS 8の28分の1のサイズです。Zepp OSのオペレーティング電力消費は以前のAmazfit OSより65%低くなっています。


ZEPP OSではMini App Frameworkが提供され、将来的にはGoProをスマートウォッチから操作できるようになるのだとか。


Mini App Frameworkには、Webベースのアプリ開発キットも含まれているとのことで、JavaScriptAPIも用意されています。

Zepp OSはGoogle Fit、Apple Health、Strava、Relive、RunKeeper、TrainingPeaksなどと連携が可能です。

ダイナミックな効果やスムーズなアニメーションが追加されています。例えば、天気の画面では実際の天気に合わせて背景が切り替わります。

大切な健康情報を預けるガジェットだから、セキュリティにも力が入れられています。2018年からEUのGDPRに準拠しています。

とっておきはこの「PumpBeats」という機能。


北京大学第一病院、上海市第十人民病院、武漢大学人民病院との5年に及ぶ研究で実用化されたPumpBeatsは、非侵襲でノースリーブの血圧測定システムです。

PumpBeatsのアルゴリズムは、先述のように5年間の研究に基づいており、同社独自のHuangshan AIチップとバイオセンサー配列を採用し、光学センサーを介して血圧を測定できます。北京大学第一病院での高血圧患者の臨床試験では、PumpBeats測定値の偏差が収縮期血圧で5.14mmHg未満、拡張期血圧で4.88mmHg未満であることが分かったとしています。

血圧測定は30秒で完了し、PumpBeatsは2021年の第4四半期にAmazfit製品で利用可能になる予定です。さらに、継続的な血圧モニタリングも開発中とのことです。

Zepp OS自体は4G/5Gモジュールもサポートし、スマートフォンなしでスマートウォッチをクラウドに直接接続できるようになっているそうです。まだ発表はされていませんが、将来的にセルラーモデルが出ることも期待できます。

既存ユーザーも注目のZepp OSは、2021年第4四半期に正式にリリースされる予定です。

各モデル価格など

Amazfit GTR 3/GTS 3の価格は、どちらも179.99ドルです。

Amazfit GTR 3 Proの価格は、229.99ドルです。

投入時期は明確に発表されませんでしたが、日本はFirst Batch of Available Countries & Regionsの中に入っているため、中国本土やアメリカなどと同時期に投入される予定です。日本投入は確定ですね。
2021/10/12追記:10月12日に、日本国内でも各種ECサイトで販売が開始されました。

記事はこちらです。

余談ですが、Amazfitのロゴも新しくなりました。個性や好みを大切にしたデザインになっているとのことです。
また、動画の中できむらゆたかさんという日本人が登場する場面がありました。先行してGTR 3を使っておられたようです。

参考情報

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