Twitterで検索する時に、とある期間内のものに絞りたい、誰々さんのツイートの中から検索したい、なんていうことがありますよね。Twitterにはそれらを可能にする検索コマンドがあります。
この記事ではそれらの便利な検索コマンドを紹介します。
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基本の検索
通常検索(and検索) A AND B
Xperia mini
Twitterの検索欄に単語を1つだけ入力するとそのキーワードを含むツイートが検索されます。スペースを開けて2つの単語を並べるとand検索となり、両方のキーワードを含むツイートが検索されます。上の例だと「Xperia」と「mini」を両方含むツイートが表示されます。…が、どちらか片方しか含まれないツイートも混ざることがあります。
Twitter AND 有料版
2つの単語を AND で結ぶ(ANDの左右にスペース)ともう少しちゃんとしたAND検索となり、両方が含まれるツイートになります。この場合は「Xperia」と「mini」を両方含むツイートが表示され、片方だけは除外されます。
完全一致 ”A B”
“Xperia mini”
「Xperia mini」だと「Xperia」と「mini」の両方がツイートのどこかにあるものが表示されます。そうではなく「Xperia mini」を検索したい場合は、”(ダブルクォーテーション)で囲みます。こうすると囲まれた語に一致するものだけを表示します。
いずれかを表示(OR検索) A OR B
Xperia OR mini
2つの単語のどちらかを含むツイートを表示したい場合は OR で結びます。
特定の語を除外
Xperia -1III
「Xperia」について検索したいけど「1III」の話題は必要ないから避けたい、というようなときは避けたいキーワードの直前に–(マイナス)をつけます。
また、このあとの各種検索コマンドに-をつけることでそれらを除外した場合の検索となります。
エヴァ -“庵野”
–つけるのは日本語だとうまく行かないことがあるので、日本語部分を”で囲むとうまくいくことがあります。
ハッシュタグ
#Xperia
先頭に#のついた語句はハッシュタグとなります。これで検索するとそのハッシュタグを使ったツイートのみを表示できます。
期間を指定する
指定した日付以降 since:yyyy-mm-dd
タイムセール since:2021-09-23
○月○日よりも後のツイートを表示するにはsince:yyyy-mm-ddを使います。yyyy-mm-dd部分に日付を入れます。例:2021年9月23日以降はsince:2021-09-23
指定した日付以前 until:yyyy-mm-dd
タイムセール until:2021-09-23
○月○日よりも前のツイートを表示するにはuntil:yyyy-mm-ddを使います。yyyy-mm-dd部分に日付を入れます。例:2021年9月23日以前はuntil:2021-09-23
指定した期間
タイムセール until:2021-09-25 since:2021-09-27
上のsinceとuntilを組み合わせれば特定の期間のみを表示できます。上の例なら2021年9月25日から9月27日の「タイムセール」を含むツイートを検索します。
アカウントを指定する
特定のアカウントのツイートとそれ宛のリプライ・メンション @ユーザー名
Xperia @orefolder
@ユーザー名で検索すると、特定のアカウントのツイートや、そのアカウントに対するリプライ、メンションの中から、検索されます。「あの人が〇〇についてツイートしてたけどなんだっけ?」というような時に、その人の周りの人からのツイートからも探せるわけです。
特定のアカウントのツイートのみを表示 from:
Xperia from:@orefolder
from:@ユーザー名で検索すると、その人の投稿したツイートから検索されます。ツイートのみで、その人に対するリプライやメンション、その人がリツイートしたものなどは表示されません。いつもRTばかりでごくたまに自分のツイートをするアカウントも、これで検索するとRTを除いた投稿だけを見ることができます。(@がなくても同様に動作します)
特定のアカウント宛のツイートを表示 to:
Xperia to:@orefolder
to:@ユーザー名で検索すると、その人に宛てられたリプライやメンションから検索されます。
from:とto:を組み合わせれば、「〇〇さんから△△さんへ送られたツイート」というものを検索できます。
フィルター
検索にフィルターで絞り込むこともできます。
返信のみ表示 filter:replies
@orefolder filter:replies
返信のみ表示。上の例では、@orefolderから、または@orefolderへのリプライを表示。スレッドも含まれます。
リンクを含むツイートのみ filter:links
from:@orefolder filter:links
リンクを含むツイートのみ表示・上の例では、@orefolderの投稿したリンク付きのツイートを表示。画像付きも含まれます。
画像を含むツイートのみ filter:images
from:@orefolder filter:images
画像を含むツイートのみ表示。上の例では@orefolderの投稿した画像付きのツイートを表示。検索結果には画像タブもあるのでそれで十分かもしれませんね。
動画を含むツイートのみ filter:videos
from:@orefolder filter:videos
動画を含むツイートのみ表示。上の例では、@orefolderの投稿した動画付きのツイートを表示。埋め込まれた動画と、YouTubeなどへのリンクも含まれます。
ニュース記事を含むツイートのみ filter:news
Xperia filter:news
ツイートにニュース記事のリンクが含まれたのみ表示。上の例ではツイート内に「Xperia」を含む、ニュース記事のツイートを表示。
◯件以上のリプライ min_replies:
from:@orefolder min_replies:10
指定した件数以上のリプライがついたツイートのみ表示します。
◯件以上のいいね min_faves:
from:@orefolder min_faves:10
指定した件数以上の「いいね」がついたツイートのみ表示します。
◯件以上のリツイート min_retweets:
from:@orefolder min_retweets:10
指定した件数以上リツイート(RT)されたツイートのみ表示します。
その他
言語を指定 lang:
Xperia lang:ja
ツイートの言語を指定できます。検索語が英語だと英語のツイートも混ざってきますが、上の例ではlang:jaをつけて「Xperiaを含む日本語のツイート」を表示します。英語のツイートを検索したいときはlang:enです。
場所を指定 near:地名 within:半径
花火 near:つくば市 within:20km
ツイートされた地域を絞って検索したいときにnear:地名で地名を、さらにwithin:半径でそこからどれくらいの範囲を含めるかを指定します。
場所を指定 geocode:緯度,経度,半径(km)
花火 geocode:36.1022314,140.105584,3km
1つ上の例と似ていますが、緯度経度を使ってよりピンポイントで指定します。カンマのあとに空白は入れません。
まとめ
たくさんありましたね。これらを組み合わせれば、より絞った検索ができます。私はこれを使ってorefolder OR https://www.orefolder.net -from:orefolder -from:orefolder3という検索を保存してあります。これは私のことや私のサイトについて言及している、私や更新通知用アカウントからの投稿は除いたツイートを表示します。つまりはエゴサーチ用ですね。
あとはスマホの機種名で検索するときはlang:jaで日本語に絞ったり、特定のイベント中のツイートを知りたい時にsince:とuntil:を使ったりします。
全部を覚える必要はありませんが、いくつか走っておくと便利ですよ。