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Mi Watch XMWTCL02(グローバル版)レビュー:約13,000円で高機能!コスパ抜群だが、一部ソフトウェア的甘さも

Mi WatchをZBANXさんから提供していただきました。グローバル版ですが、品番はXMWTCL02で日本で売られているものと同一なので、最初から日本語で使うことができます。

既にレビュー済みのAmazfit GTR 2eとの比較も交えつつ、各所で”高コスパ”と言われるMi Watchの本当のところはどうか、1週間ほど使ってきたレビューをします。

Code: 8AESELETED11($90-$11)

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Mi Watchのスペック

品番 XMWTCL02
フレーム ガラス繊維強化ポリアミド
ディスプレイ 1.39インチ 454 × 454 AMOLED Display (326ppi)
センサー 心拍数センサー, 加速度センサー, ジャイロセンサー, 地磁気センサー, 気圧センサー, 明るさセンサー
カラー Black,Navy Blue,Beige
GNSS(全球測位衛星システム) GPS, GLONASS, Galileo, BDS
防水 5ATM(50m)
バッテリー 420mAh
サイズ 約45.9 × 53.35 × 11.8 mm(ストラップ抜き)
重量 約32g
対応OS Android 5.0, iOS 10以上

より詳細な情報はメーカーページをご覧下さい。

外箱、本体、付属品など

外箱


プチプチの梱包材に包まれて届きました。箱は割と高級感のある紙で、開けるとまず保証書がお目見えします。その下にMi Watch本体があります。

付属品

本体と保証のほか、Magnetic chargeing dock(充電スタンド)、説明書が入ってます。


充電スタンドです。よくある磁石のスタンドなので、近づけるとピタッと引っ付きます。

説明書です。グローバル版なので日本語もあります。

外観

Mi Watchは全体的に角張ったデザインになっています。イメージとしてはiPhone12シリーズのような感じです。

しかし、角張ってはいますが大きいというわけではなく、サイズ的にはAmazfit GTR 2eに近いです。見た目では一回りくらい大きく見えるんですが、実際2つを横に並べるとそうでもないです。

装着感、操作感

デザインが角張っているせいで、ゴワゴワして気になってしまうのではないかと一抹の不安がありましたが、その心配は杞憂に終わりました。ごくごく自然に着けることができ、着けっぱなしでも気になりません。

バンドには細かいスリットが入っていて、蒸れの軽減に一役買っています。バンド、Mi Watchとも、価格相応の高級感があります。

ディスプレイ

ディスプレイは1.39インチのAMOLEDで、発色は良好です。


明るさは5段階から設定でき、自動調節もあります。5段階…というのはちょっと少ない気もしますが、実用上の問題はありません。基本自動調節で大丈夫だと思いますしね。

スワイプで操作

当然ですがデフォルトの画面は文字盤です。GTR 2eと同じような、スワイプで操作する操作体系になっています。驚いたのですがスワイプの時のアニメーションが非常に滑らかでした。操作していて気持ちいいくらいです。





文字盤から、画像のような順序で一周します。本製品はSpO2(血中酸素飽和度)の測定機能もあり、医療機器ではないのであくまで目安ではありますが、健康管理に役立ちます。なお、睡眠中にSpO2を測定して睡眠の質を推定する機能が、β版としてAmazfit GTR 2eのZeppアプリにありましたが、Mi Watchにはありません。

通知

通知は横に全角11文字程度表示できます。

Mi Watchの通知周りはちょっとクセがあります。文字盤の上から下にスワイプすると、過去受信した通知を見ることができるのですが、通知詳細画面を表示させて戻ると、その通知はもう二度とMi Watch側で詳細を表示させることができなくなってしまいます(スマホ側の通知は残ったままです)。…なぜ一回しか見られないのでしょうか…?

ここは少し残念な点です。

Mi Watchでできること

血中酸素飽和度測定機能はGTR 2eと同じような感じなので省略します。

Mi Watchの管理アプリは「Xiaomi Wear」

Xiaomi Wear
制作: Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd
価格: 無料

ダウンロード

管理アプリにはMi Fitではなく、Xiaomi Wearを使います。Xiaomi Wearは、以前Redmi Bandのレビュー記事でも使われていました。私もレビュー記事が執筆された後にプレゼント企画で当選して使っていましたが、PlayストアにはなかったのでAPKファイルを探してダウンロードした記憶があります。
おそらく、Mi Watchの製造がMi Bandを製造しているZepp(旧Huami)ではなく、70maiというメーカーで行われているからなのだと思います。詳しくは後述しますが、このXiaomi Wear、甘いポイントがいくつもあるのです…

そのころには居なかったのが、この謎のアバターです。女性のアバターも存在するようですが、特に似ているわけでもなく(選択肢は無い)、時々スマートウォッチをイジるだけのアバターに何の意味があるのか分かりません…

表示領域の邪魔なので消したいのですが、どうやら消せないようなので、どうしようもありません。

下は普通です。データの詳細が確認出来ます。

睡眠トラッキング


睡眠トラッキングの画面です。レム・ノンレム睡眠、起床部分などを表示してくれるほか、睡眠を採点してくれます。Zeppでは起きていると判定されていない時間帯でも起床と判定されていて、精度が気になります。

…3時を過ぎて寝ても「入眠が遅すぎます」とコメントされないのは意外ですね。Zeppであれば心拍数を重ねて表示してくれますが、Xiaomi Wearにその機能はありません。

歩数

歩数の画面はこれだけです。どの時間帯に何歩歩いたかのみが表示されます。


ちなみにZeppだと、歩数の画面だけでこれだけ表示・分析してくれます。

設定


設定などの画面です。1枚目上のをタップすると、設定がタップでき、


設定をタップすると上のような画面になります。接続されたアプリからStravaのアカウントと接続できるのですが、Strava以外のアプリとは記事執筆時点で接続できません。

Mi Fitから転送という項目もあるので、おそらくデータを引き継げるのだと思いますが、Xiaomi Wear一本にしよう、という人は少ないと思います…

地域を中国にすると、Redmi Bandもペアリングできるようです。

ウォッチフェイスはグッとくるものも


100以上の種類があると謳うウォッチフェイスは、Mi Watchは良かったです。オッと思うものがいくつもありました。

下ボタンはエクササイズショートカットのみ

Mi Watchの下部ボタンは、エクササイズショートカットの起動としてのみ使えます。GTR 2eでは、このボタンの役目を変えられたので、ちょっと不便ですね…

ワークアウトの記録



Mi Watchは4種類のGNSS(全球測位衛星システム)に対応しています。ワークアウトの記録を手動で始めて運動をすると、非常に正確に測位できます。

上のワークアウトでは、殆どをショッピングモールの中(屋内)で行っているのですが、




同時に記録していたGTR 2eより圧倒的に正確でした。

バッテリーも長持ち

使用開始からちょうど1週間経って、バッテリーは51%残っていました。これなら約2週間持ちますね。公式には16日持つとしていますが、まぁ実使用で2週間ならかなり持ちは良いと評価できると思います。

Alexaも使える

GTR 2eと同じように、Amazon Alexaが使えます。私は使うシチュエーションがあまりありませんが、役に立つ人には役に立ちそうです。

ソフトウェア的機能の少なさに目をつむれるかが分かれ目

メーカーがZepp(Huami)から70maiに変わったことによって、ソフトウェア資産が引き継がれていないようで、所々で弱さが垣間見える製品です。初めて触る人なら違和感を抱かないかもしれませんが、他を知っている人であれば、あれっと思うのではないでしょうか。

特に、Google Fitと連携できないのが致命的です。Google Fitに対応していれば、他社製品であってもGoogle Fitでデータをひとまとめにできるからです。管理アプリのXiaomi Wearは将来に期待、という感じです。

とはいえ、13,000円前後でSpO2測定、4種類のGNSSまで載っているのですから、ハードウェアとしてコスパは良いです。初めてスマートウォッチを使う人に、特におすすめです。

Code: 8AESELETED11($90-$11)

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