MMD研究所は7月28日、「2021年7月スマートフォン決済(QRコード)利用動向調査」の調査結果を公開しました。
これは18歳~69歳の男女45,000人を対象に2021年7月1日~7月5日の期間で実施されたものです。同様の調査をこれまでも1月と7月に行っており、その時の結果を比べるのもまた興味深いです。
なおアンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計しています。
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普段の支払いでスマホ決済を使う人がますます増加、現金派は9割を切る
普段の支払い方法について聞いた設問(複数回答可)では、、トップは「現金」で86.0%、次いで、「クレジットカード」が71.1%、「スマホ決済(タッチ式、QRコード式含む)」(以下スマホ決済)が52.1%42.5%という結果でした。
※2022年1月11日に「スマホ決済(タッチ式、QRコード式含む)」の数値に誤りがあったため修正されました。
順位的には前回と変わりませんが、徐々に現金派が減り、スマホ決済が増えています。
2019年7月から半年ごとの調査を現金派が徐々に減り、スマホ決済が急激に伸びているのがわかります。
最も利用してるのはPayPay
QRコード決済を現在利用している人(n=23,406)に、最も利用しているQRコード決済サービスについて聞いた設問では、トップが「PayPay」で46.1%、次いで「d払い」が16.9%、「楽天ペイ」が14.8%という結果でした。前回(2021年1月)と比較すると「PayPay」と「au PAY」は伸びていますが「d払い」と「楽天ペイ」は下がっています。
利用検討も1位はPayPay
QRコード決済を現在は利用していないが利用を検討していると回答した人(n=4,741)に、最も利用を検討しているサービス名を聞いた設問では、トップが「PayPay」で20.9%、次いで「楽天ペイ」が18.4%、「d払い」が14.3%でした。ここでもPayPayがトップになっています。
PayPayの一人勝ちがますます進んでますね。
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