スマホのレビュー記事などでよく使われるベンチマークアプリに『AnTuTu Benchmark』があります。今でも一番良く使われていて、レビュアーだけでなくスマホメーカーもその性能を示すために使っています。
しかし、このAnTuTu BenchamarkのAndroid版は2020年3月にGoogle Playストアから削除されています。これはGoogle側の誤解だとしてAnTuTu側も反論していますが、2021年7月現在では削除されたままです。
ただ、AnTuTuはアプリの更新を続け、公式サイトでダウンロードできるようにしています。とはいっても、それも一筋縄ではいかないので、この記事ではAnTuTu Benchmarkのダウンロードからインストールまでを簡単に紹介していきます。
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AnTuTu Benchmarkのダウンロードからインストールまでの流れ
AnTuTu Benchmarkは公式サイトでapkファイルを公開しており、それをダウンロードすれば自分のAndroidスマホにインストールできます。簡単な流れは以下の通り。
- 公式サイトで『AnTuTu Benchmark』のapkファイルをダウンロード
- apkファイルをスマホで開いてインストール
- 公式サイトで『AnTuTu 3DBenchmark』のapkファイルをダウンロード
- apkファイルをスマホで開いてインストール
『AnTuTu Benchmark』と『AnTuTu 3DBenchmark』の2つのアプリが必要なことに注意してください。また、2021年7月3日現在の「v9.0.12-OB」ではRAMが6GB未満のスマホでは軽量バージョンの『AnTuTu 3DBenchmark』が必要になる点も注意が必要です。
AnTuTu Benchmarkを導入する手順
まずはブザウザで公式サイトにアクセスします。スマホ用にはなってないので、拡大するとやりやすいです。
左上の方にある「AnTuTu Benchmark」のDownloadボタンをタップします。(タップしても何も起こらない場合は、ボタンを長押しして、出てきたメニューからリンク先を保存を選んでください。)
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いきなり画面が赤くなって「アクセス先のサイトには有害なアプリがあります」と表示されます。有害なアプリとは、まさにダウンロードしようとしている『AnTuTu Benchmark』ですね。
「有害と表示されてますがAnTuTu Benchmarkは安心です」なんて言うつもりはありません。これはChromeでの表示です。Goolgeは有害だと言ってます。それでもダウンロードするのであれば、一番下にある詳細をタップします。(警告文の最後にある詳細ではありません)
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再び警告文が表示されるので、それでも進むのであれば、文中のこのサイトにアクセスするをタップします。
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「この種類のファイルはお使いのデバイスに悪影響を与える可能性があります。」とまた渓谷が表示されます。それでもダウンロードするのであればOKをタップします。
これでapkファイルがダウンロードされます。
ダウンロードが完了したら、早速インストールしましょう。開くをタップします。
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Chrome上からapkファイルをダウンロードしてそのままインストールするのが初めての場合は、Chromeからアプリをインストールできるようにする許可が必要になります。設定をタップして、この提供元のアプリを許可をオンにします。(設定のアプリから許可を取り消す事もできるので、作業が終わったらオフにすることをおすすめします。)
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戻るとインストールするか聞かれるのでインストールをタップします。
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今度はPlayプロテクトによりブロックされます。「このアプリは、ユーザーの追跡に使用できるデータを収集する可能性があります」と警告されます。それでもインストールする場合はインストールするをタップします。色のついたOKをタップしたくなりますが、これをタップするとインストールされないので注意です。
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これでインストール完了です。引き続き、『AnTuTu 3DBenchmark』をダウンロードしましょう。
AnTuTuのトップページで、最初にapkファイルをダウンロードしたボタンの横にDownload 3Dというリンクがあります。これをタップします。(もしくは長押ししてリンク先を保存)
■RAMが6GB未満のスマホの場合
RAMが6GB未満のスマホの場合は軽量版のAnTuTu 3DBenchmarkが必要になります。サイトの上の方にあるメニューからDownloadページを開き、そこにあるDownload 3D(Lite)をタップします。(もしくは長押ししてリンク先を保存)
AnTuTu 3DBenchmarkのapkファイルをダウンロードしたら、あとは先ほどと同じようにインストールします。また警告が同じように表示されるので、それらを乗り越えてインストールしてください。
これで『AnTuTu Benchmark』がインストールできたはずです。早速起動してみましょう。
今すぐテストをタップすればテストが始まります。しばらくすれば、得点が表示されます。
ちなみに、RAMが6GB未満の端末は3D Liteを使えばテストはできるのですが、GPUの値が0になってしまって、その分今までよりも総合得点が低くなっています。
まとめ
このように、AnTuTu BenchmarkはPlayストアから削除されただけでなく、公式サイトからダウンロードして使おうとするのにもGoogleからの警告が続きます。
現状、かなり多くの人やサイトが使っていて、スマホメーカー側もAnTuTuを使っているので当サイトでも利用していますが、できればもっと別の安心して利用できるベンチマークアプリが広まってほしいというのが本音です。もしくは安全性が確認されてPlayストアに復活するか…。
あまり期待できませんけどね。