どうする?Galaxy Tab S7のSペンの”ペン先(替え芯/Nib)”…お試しでAliExpressからコピー品を買ってみた
ペン型デバイスの避けられない宿命として、ペン先の消耗があります。先日私がレビューを書いたGalaxy Tab S7にも、例に漏れずこの問題があります。
ただGalaxy Tab S7のSペンは替えのペン先が公式には売ってないので、AliExpressで探して買ってみました。
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付属しないし売られていない、Sペンのペン先(替え芯)
公式に、ECサイトなどで交換用のペン先(替え芯)(英語ではNibと言うそうです)を売ってくれていれば良いのですが、どういう理由からか売られていません。
Samsungに問い合わせをしても、「壊れないように作っています。もし保証期間内に壊れたら連絡してください(意訳)」などと、質問とはちょっとズレた回答をされてしまう模様(参考:Solved: Tab S7 S Pen Nibs. – Samsung Community –)。
また、Galaxy Tab S6では付属品として交換用ペン先がセットになっていたようですが、なぜかS7では同梱されなくなっています。
公式に売られていないとなると、いつかペン先が消耗してしまったらペンが使えなくなってしまうのでは?という危機感がありました。色々調べた結果、最終的にお試しでAliExpressで交換用ペン先を2種類購入してみたので、実用に耐えうるものかどうかなどを紹介したいと思います。替え芯選びに迷っている方の参考になれば幸いです。
今回紹介するものは商品名にOfficialなど書かれていますが、Samsung公式のものではありません。いわゆるコピー品です。メーカー純正品ではありません。純正品と差異がある可能性もあり(商品ページにも素材が異なるとの表記あり)、いかなる不利益等が生じても責任は負いかねますのでご注意下さい。
購入元はAliExpressのGlobal originals phone accessories Storeで、購入価格は送料抜きで449円でした。白色と黒色があり、両方買ったので(449×2)円になります(送料は、他の商品も同じストアから購入したのでペン先だけにいくらかかったのかは不明)。
パッケージと内容物
パッケージはこんな感じです。
ペン先引き抜き用の器具と、ペン先が各色5本入っています。黒の方のペン先が4本なのは、セラーの手違いで4本入りが送られてきたせいです。本来は5本です。
入っていたペン先を抜き取る
ペン先引き抜き器具をこのように持ち、
ペン先をつかみ、そのまま引き抜きます。
抜き終わったペンがこちら。
ペン先を入れる際は、単純に押し込むだけです。
書き心地
Galaxy Tab S7のSペンのペン先は、Mystic Silver、Mystic Bronzeが白、Mystic Black、Mystic Navyが黒になっています。今回は両方の色のペン先を購入しましたが、比較してみると黒のほうが少し柔らかく、摩耗しやすい気がしました。
この替えペン先が到着するまでの期間(約6週間程)使っていた、初期装備のペン先です。よく見ると先が崩れてきています(見づらくてすみません)。そこまでハードに使っていたわけではないのですが、それなりに摩耗しています。これでは半年くらいしか保たないのではないでしょうか。
対して白は、黒より少し硬い印象を受けました。硬いということは、それだけ書き心地も変わってきます。個人の好みによると思いますが、私は白のほうが好みでした。今は白のペン先に入れ替えて使用しています。
ただし、白も使えばそれなりに摩耗します。上記の写真を見ていただくと、少しではありますが摩耗しているのが分かるかと思います(使用期間は約7週間ちょっとです)。
使い方によっては摩耗はもっと早まる可能性もあります。例えば大学などでノートを取るのに使ったりしていれば、さらに摩耗が早まるでしょう。
まとめ
Sペンのペン先の交換は、ただ引き抜くだけなので簡単でした。1本100円ほどの値段でしたが、メーカー純正品との差異は、私が使っている限りではほぼ分かりませんでした。
ペン先の摩耗はペンの宿命です。AliExpress等であれば、配送に時間はかかるものの比較的安価(5本500円台〜)に手に入りますし、純正品ではなくてもスペアとして持っておけば安心です。
今回買ったセラー以外にも、様々なショップから(ペン先/替え芯/Nib)が販売されていますので、よく吟味して購入することをおすすめします。
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