ASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone 5」ファーストインプレッション
2021年5月28日に発売されたASUSの最新ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 5 (ZS673KS)」をレビュー用にお借りしました。
ROG Phone 5はASUS史上最高性能を実現した5G対応ゲーミングスマートフォンです。現時点で最高峰となるQualcomm Snapdragon 888 5G Mobile Platformを搭載し、RAMは12GBと16GBの2モデル、ストレージは256GB、ディスプレイは144Hz駆動の6.78型AMOLEDディスプレイを搭載します。今回お借りしたのはRAM 16GB版です。価格は114,800円。
まず今回はファーストインプレッションとして外観と軽く触った上で気づいたことなどをお届けします。
目次(見たいところからチェック!)
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ROG Phone 5 開封
ROG Phone 5の箱は四角いです。これまでROG Phone IIやROG Phone 3が三角柱っぽいもので大きかったのですが、それに比べると普通のスマホっぽくなりました。
箱を開けると何やらコミックのようなものが描かれています。これはROG Phone 5のカメラで読み込むとAR表示される仕掛けがあります。
内容物はこの通り。本体の他にACアダプタとケーブル、SIMピンにケース、あとは保証書やマニュアル等が入ってます。今回お借りしたのは「ストームホワイト」カラーで、こちらはケースが半透明となっており、「ファントムブラック」カラーの場合は黒いエアロケースとなっています。
白・黒、差し色の青がカッコいい!
ゲーミングスマホと言うとなんとなく黒を思い浮かべますが、ROG Phone 5には白系の「ストームホワイト」があります。黒×赤の攻撃的なカッコよさとは別の、白×黒×青のスマートで爽やかなカッコよさがあります。
特に気に入ったのがSIMトレイ部分です。普通のSIMトレイに比べてフタ部分が大きく、また青で目立つようになっています。
さらにここには「GLHF!」の文字が刻まれています。GLHFというのは「Good Luck, Have Fun」の略です。普通に訳せば「幸運を祈る、楽しんで!」になりますが、ゲームの世界で対戦前の「よろしくお願いします」的な挨拶として使われます。
SIMトレイは裏表で2枚を扱えるタイプです。フタ部分は大きいのにトレイは小さめですね。MicroSDカードは非対応。
サイドのSIMトレイの少し上には別売りのAeroActive Cooler 5を取り付ける端子があります。通常はゴムの蓋が付いてますが外れやすそうです。(予備も2つ付いてます)
電源ボタンはその側面部分だけ青く色がついてます。これがまたなかなかカッコいいですね。あえて側面だけ色を付けて光ってるように見せるのがGoodです。
背面カメラはそれほど出っ張ってません。SIMカード1枚ちょっと、といったところでしょうか。机の上に置いて操作してもガタガタしないのは嬉しいところ。
持ってみると6.78インチディスプレイはやはり大きいですね。重量も約239gなのでけっこうズッシリというか、これを使ったあとにPixel 5を持ったら軽すぎて驚きました。
お!?と思わせてくれたファーストインプレッション
まだ軽く触った程度なので詳しいレビューはできませんが、最初の起動からすぐに「お!?」と思わせてくれるポイントがいくつかありました。
音が良い!?
最初の起動時に通常の初期セットアップの他にROG Phone独自のオープニングゲームのようなものがあるのですが、その時からもう音が「普通とはちょっと違うな」と思わせてくれます。普段音にそこまでこだわりのない私でもわかるくらいです。
大型のデュアルフロントスピーカーを搭載しており、普通にゲームなどをやっていても違いを感じます。
また、音の良さだけでなく、タイミングと言うか演出も良いです。スリープを解除したときの音や画面端まで行ったときに小さくバイブするところなど、細かいカッコよさが詰め込まれています。(シャッター音は普通だったのでここもゲームっぽい音だと面白かったんですが。)
ホーム画面と初期アプリ
ホーム画面はAndroidの通常っぽいものとROG Phone独自のものがあります。やはり独自のものにしたほうが似合ってますね。初期アプリとして、『櫻坂46・日向坂46 UNI’S ON AIR』と『三國志 覇道』が入ってます。プロモーションページでは一緒にあった『ブルーアーカイブ』は入ってませんでした。
ディスプレイ設定でアニメーション速度の変更
設定の「ディスプレイ」ではリフレッシュレートなども変更できますが、「アニメーション速度」も変更できます。これ、普通のスマホだと隠しメニューの開発者ツールの中にあるんですけどね。(先に開発者ツールを開いて「あれ?アニメーション速度ないなぁ?」と思ったら表に出てて驚きました。)
バッテリー設定もいろいろ
バッテリーの設定では、低速充電や予約充電、そして指定した%以上に充電されないようにする制限まで設定できます。これらはバッテリーの寿命を伸ばすのに重要なポイントです。
しばらく使ってみます
レビュー用に約2週間お借りしているので、しっかり使ってみようと思います。ゲームはそこまでやらないのですがとりあえず『マジカミ』を再開しました。もっとゲーミングスマホを活かせる面白いゲームがあったら教えてください。
ROG Phone 5 Ultimate | ROG Phone 5 | ||
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本体カラー | ストームホワイト | ファントムブラック 、ストームホワイト | |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 888 5G (オクタコアCPU) | ||
メインメモリ | 18GB | 16GB | 12GB |
記憶装置 | 512GB | 256GB | |
ディスプレイ | 6.78型AMOLEDディスプレイ 2,448×1,080ドット(フルHD+) リフレッシュレート144Hz |
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カメラ | 6,400万画素広角カメラ (メインカメラ) 1,300万画素超広角カメラ (2ndカメラ) 500万画素マクロカメラ (3rdカメラ) 2,400万画素カメラ (インカメラ) |
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OS | Android 11(ROG UI) | ||
サイズ | 高さ173mm×幅77mm×奥行き9.9mm | ||
質量 | 約239g | ||
主な付属品 | Transparent case(専用ケース) AeroActive Cooler 5 ROGオリジナルグッズ |
Aero Case(ファントムブラック) Transparent case(ストームホワイト) |
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価格 | 149,800円 | 114,800円 | 99,800円 |
発売日 | 2021年夏期予定 | 2021年5月28日 | 2021年6月4日予定 |
参考情報
- 満たされぬ、挑戦者たちへ。究極のゲーミングスマートフォン|ASUS(エイスース
- ROG Phone 5 | ROG Phone | Gaming スマートフォン | ROG – Republic of Gamers | ROG 日本
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。