GoogleのPixelシリーズに6月のアップデートが配信開始されています。今回のアップデートでは、セキュリティアップデートだけでなく、定期的な新機能リリース「feature drop」として、9つの機能が追加されています。
日本で使える機能も天体写真機能でのタイムラプス自動保存やGoogleフォトのロックフォルダなど多くあります。また、これまで対応してなかった「コールスクリーン」が日本でも使えるようになります。
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天体写真機能で夜間のタイムラプスも保存
Pixelシリーズのカメラで使える、夜空を長時間撮影する天体写真機能にて、夜間のタイムラプスも自動的に保存されるようになりました。天体写真機能ではスマホを固定して3,4分撮影し続けますが、その間をタイムラプスにすることで星の動きも確認できます。
新しい壁紙
6月に多くのプライドイベントが開かれることに合わせて、いくつかの新しい壁紙が追加されました。
Googleフォトにロックフォルダ
Googleフォトにて、パスワードや指紋で保護されたロックフォルダが追加されます。カメラで撮影するときに、このロックフォルダに保存するのを先に指定することもできます。
自動車事故検出
スペイン、アイルランド、シンガポールのPixelにて、自動車事故検出機能が利用できるようになりました。これは重大な事故に遭ったかどうかを検出し、無事かどうかを確認、応答がない場合はPixelが自動的に緊急応答者に電話し、現在地やその他の関連情報を共有します。ほかに英国、オーストラリア、米国ですでに利用可能で、日本ではまだ使えない機能です。
歩行中に顔を上げる指示
Digital Wellbeingの機能の1つとして、ユーザーが歩いていることを検出すると、定期的に画面から顔を上げるように通知します。
OK Google, 電話に出て/拒否して
電話が鳴っているのに手が届かないときに、「OK Google, 電話に出て」または「OK Google, 電話を拒否して」と言って電話に出たり、拒否したりできます。
Gboardでコピーした内容から必要な箇所をペースト
電話番号、メール アドレス、またはURLを含むテキストをコピーしたとき、Gboardのクリップボードにそれらが単体で貼り付ける候補として表示されます。
たとえば、イベントの日付、住所、URLが記載されたテキスト メッセージ全体をコピーし、住所のみを選択して貼り付けて、そこで合う予定の友人と共有することができます。
なお、住所、日付、時刻については、特定の国や地域、特定の言語でのみ利用可能です。
コールスクリーンが日本でも展開
迷惑電話対策のコールスクリーンが日本でも使えるようになります。
これは迷惑電話データベースにある番号や自分の登録してない番号など設定したものから電話がかかってきたときに、Googleアシスタントが自動で応答し、誰が通話しているか、電話の理由を尋ねてそれを記録します。それを聞いて電話に出てもいいですし、切ることもできます。
Recorderのテキスト書き起こしが広がる
Recorderアプリによる音声をテキストに書き起こして録音を検索、編集、共有できる機能が、シンガポール、オーストラリア、アイルランド、イギリス英語など、より多くの英語の方言で7月末までに利用できるようになります。
これらの機能について、Pixelの機種ごとに使える機能が異なります。詳しくは以下の通り。