先月下旬にXiaomiの最新スマートバンド「Mi Smart Band 6」を手に入れ、日々活用しています。新しいスマートバンドに切り替えたことで自分の関心が向いてるせいか、他サイトのスマートバンドに関する記事もよく目につくようになりました。
それらを読んでも感じた「自分が求めるスマートバンド」そして「スマートウォッチとの違いと今後の方向性」について、改めて考えてみようと思います。
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スマートバンド生活7年
私とスマートバンドの出会いは2014年でした。ソニーから出た「SmartBand SWR10」というモデルです。まだディスプレイもなく心拍数測定もなし。歩数や着信をバイブで知らせるといった機能が主で、睡眠記録も手動で夜間モードにする必要がありました。(起きたら昼間モードに戻してました。)
その後、2018年にMi Band 3を手に入れ、あとは1年ごとにMi Bandシリーズの新製品を購入して使っています。
当初のスマートバンドに私が求めていたものはライフログ機能です。1日の歩数、睡眠時間といった記録です。SmartBand SWR10は『Lifelog』アプリでデータを管理するのですが、そこにはスマオでどんなアプリをどれだけ使ったのかも記録されており、まさにライフログでした。
その後のスマートバンドはディスプレイが搭載されて時刻が表示され、スマートウォッチとの境があいまいになっていきましたが、私が求めるものとしては当時と同じくライフログです。時計ではありません。
スマートウォッチとスマートバンド
スマートバンドやスマートウォッチには多くのメーカーが参入しており、最近また有名メーカーからも、XiaomiのMi WatchやOPPOのOPPO Band Style、realmeのrealme Watch S、HuaweiのHUAWEI Band 6など、たくさん発売されています。
私はスマートウォッチにはあまり興味なかったので、昔の感覚で「細くて機能が健康管理やライフログ系で決められたものがスマートバンド、それらに加えて様々なアプリを使える(加えられる)ものがスマートウォッチ」と思っていたのですが、どうも最近は違うようです。
先に挙げた最近発売のものの中ではMi Watch(Mi Watch Lite)とrealme Watch Sがスマートウォッチになるのですが、どちらも公式サイトで確認した限りではスマートバンドと機能的にそう変わりません。歩数、心拍数、ワークアウト、睡眠モニター、通知などです。
何が違うかと言えば大きなディスプレイを備えた時計っぽい外観と、あとはGPS内蔵だということでしょうか。
…あれ?realme Watch SはGPS搭載してないですね…。
スマートバンドとスマートウォッチの機能差はもうあまりないようです。だからこそ、使うスタイルの違いで選んでもいいのかもしれませんね。
- スマートバンドはライフログのためのウェアラブルデバイス
- スマートウォッチはスマホ連携機能を加えた、時計カテゴリ
こう考えるとスッキリしてきました。
私がスマートバンドに求めるもの
先に書いたように、私が元々スマートバンドに求めていたのはライフログとしての機能です。記録が取れればいいので、極端に言えばディスプレイはなくてもいいくらいです。ではその中でも重要視する部分はなんなのか、というと以下の3点が思い浮かびました。
- 歩数・睡眠の記録が取れること
- バッテリーが少なくとも1週間以上もつこと(できれば2週間から20日間)
- 通知や着信をバイブで知らせる
まぁ、こういう意味ではMi Band 4ですでに完成してるんですよね。ディスプレイこそ(今の機種と比較すると)小さいですが機能的にはどうしても足りないというものはありませんし、バッテリーは20日持ちます。あぁ、充電時にバンドから本体を取り外すのは面倒です。
今はMi Band 6を使っており、このレビューも近いうちに書く予定ですが、実は自分にはMi Band 4でも十分なんじゃないか?という気もしています。
最近のトレンドとしてはSpO2が測定できるというものですね。健康管理として、あればあったでいいとは思いますが、ライフログ重視の私としてはそこまで必要としてません。GPSが搭載してくれると嬉しいですが、Mi Bandなどの価格帯(5,000円以下)では無理でしょうかねぇ。
…
スマートバンド(とスマートウォッチ)がこの先どんな方向へ向かっていくのか、楽しみであり不安でもあります。機能が増えすぎてバッテリーが持たなくなってしまう流れには(Mi Bandはそうなりつつありますが)なってほしくないんですけどねぇ…。