ASUSは5月13日、グローバル市場で2021年のフラッグシップとなるコンパクトサイズのZenfone 8、およびフリップカメラを継承したZenfone 8 Flipを発表しました。
ともにSnapdragon 888のハイスペックスマートフォンで、ベーシックな見た目でコンパクト、ZenFone 6/7の特徴でもあったFlipカメラ、という2つの方向性を示した形となります。
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Zenfone 8
Zenfone 8はディスプレイサイズ5.9インチで横幅68.5mmの比較的コンパクトサイズなスマートフォンです。性能的にも優れており、Snapdragon 888 5G Mobile Platformを搭載し、ディスプレイはリフレッシュレート120HzのAMOLEDを搭載、RAMとストレージは複数の組み合わせがあり、最大16GBのRAMと256GBのストレージとなります。
比較的コンパクトなサイズが特徴です。具体的には縦148mm x 横68.5mm x 厚さ8.9mmで重量は169gです。横幅68.5mmはたしかに最近のスマホにしてはコンパクトで、Pixel 4aの69.4mmが近いかもしれません。ただ、XperiaやAQUOSの機種名にcompactの入る機種はだいたい64-65mmくらいなので、それらとはだいぶ異なります。
| OS | Android 11 |
|---|---|
| CPU | Snapdragon 888 5G Mobile Platform |
| RAM | LPDDR5 8GB LPDDR5 16GB LPDDR5 12GB LPDDR5 6GB |
| ストレージ | UFS3.1 128GB UFS3.1 256GB UFS2.1 64GB |
| 外部メモリ | – |
| ディスプレイ | 5.9インチ 2400 x 1080 (FHD+) 120 Hz / 1 ms Samsung AMOLED display |
| メインカメラ | 64MP+12MP超広角 |
| フロントカメラ | 12MP |
| バッテリー | 4000mAh |
| サイズ | 約148 x 68.5 x 8.9 mm |
| 重量 | 約169g |
Zenfone 8 Flip
Zenfone 8 FlipはZenFone 6やZenFone 7のようなフリップ式カメラを搭載したスマートフォンです。当然ディスプレイにノッチやパンチホールはなく、6.67インチをフルに使うことができます。ただしリフレッシュレートはZenfone 8の120Hzに対し90Hzに留まります。
Zenfone 8と同じくSnapdragon 888 5G Mobile Platformを搭載し、RAMは8GBでストレージは128GBと256GBがあります。
| OS | Android 11 |
|---|---|
| CPU | Snapdragon 888 5G Mobile Platform |
| RAM | LPDDR5 8GB |
| ストレージ | UFS3.1 256GB UFS3.1 128GB |
| 外部メモリ | microSDXC (最大2TBまで) |
| ディスプレイ | 6.67インチ 2400 x 1080 (FHD+) 90 Hz / 1 ms Samsung AMOLED display |
| メインカメラ | 64MP+12MP超広角+8MP望遠 |
| フロントカメラ | メインカメラがフリップしてフロントへ |
| バッテリー | 5000mAh |
| サイズ | 約165.04 x 77.28 x 9.6 mm |
| 重量 | 約230g |
ZenFoneからZenfoneへ
ところで今回から、名称がZenfoneへと変わっています。これまではZenFoneとFが大文字だったのですが、今回はZenfone 8、Zenfone 8 Flipと小文字となっています。これまでもロゴのFが小文字のfに見えたので間違えられることが多かったのですが、今回は小文字です。
ロゴも微妙に変わっており、小文字のfということがわかりやすくなっています。そのほか全体的に文字間が広くなって、縦長だったものが横に広がっていたり、Foneのほうが太くなっていたものがすべて同じ太さになっているなどの違いがあります。
日本での発売は
今回の発表では日本での発売に関しては言及されていません。ただこれまでを考えても少なくともフラッグシップのZenfone 8は発売されるものと思われます。さすがにグローバルに比べたら発売は遅くなると思いますが、楽しみにしておきたいですね。