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格安SIM 2021年春の大改定の新料金プランを比較!ポイントは価格以外の面にあり?

OCN モバイル ONEが新プランを発表したことにより、これでだいたいの主要な格安SIMの新プランが出揃ったのではないでしょうか。約1ヶ月前にも一度まとめましたが、もう一度各社のプランをまとめてみたいと思います。

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格安SIM各社の料金プランを比較

格安SIM各社の新プランの料金を比べてみます。なお、すべて音声SIM、税込価格です。また、主なところを載せてるだけなので、ここにないデータ量のプランを持つ格安SIMもあります。

~5GB

500MB 1GB 2GB 3GB 4GB 5GB
UQ mobile 1,628円
Y!mobile 2,178円
日本通信SIM 1,738円
2,728円
y.u mobile 1,639円
mineo 1,298円 1,518円
J:COM MOBILE 1,078円 1,628円
IIJmio 858円 1,078円
BIGLOBE 1,078円 1,320円
LinksMate 715円 737円 770円 902円 1,078円 1,210円
QTモバイル 1,100円 1,540円
イオンモバイル 1,023円 1,078円 1,188円 1,298円 1,408円 1,518円
nuroモバイル 792円 990円
エキサイトモバイル 1,210円
LIBMO 1,078円 1,518円
OCNモバイルONE 770円 990円

5GBまでのプランを価格で見るとnuroモバイルがかなり安いです。3GBで792円、5GBで990円はテーブルを1つ間違えたかのように見えます。5GBのほうは更に3ヶ月ごとに3GBもらえるので実質的にはもっとお得になります。

日本通信SIMは今価格だと高く見えますが、ひと月70分まで無料や完全かけ放題が付いてます。とは言ってもOCNモバイルONEが3GB(990円)に完全かけ放題(1,430円)をつけると2,420円なのでそちらのほうが安いですね。

~10GB

6GB 7GB 8GB 9GB 10GB
mineo 1,958円
J:COM MOBILE 2,178円
IIJmio 1,518円
BIGLOBE 1,870円
LinksMate 1,342円 1,463円 1,606円 1,705円 1,870円
QTモバイル 1,760円 1,980円
イオンモバイル 1,628円 1,738円 1,848円 1,958円 2,068円
nuroモバイル 1,485円
OCNモバイルONE 1,320円 1,760円

10GBまでで見ても、やはりnuroモバイルとOCNモバイルONEが安いです。nuroモバイルは8GBですが3ヶ月ごとに6GBもらえるので実質10GBです。そう考えるとめちゃくちゃ安いですね。

11GB~

12GB 14GB 15GB 20GB 25GB 26GB 30GB
UQ mobile 2,728円 3,828円
Y!mobile 3,278円 4,158円
日本通信SIM 2,178円
y.u mobile 4,378円
mineo 2,178円
J:COM MOBILE 2,728円
IIJmio 1,848円 2,068円
BIGLOBE 未発表 未発表 未発表
LinksMate 2,090円 2,310円 2,970円 3,531円 3,905円
QTモバイル 2,200円 3,300円
イオンモバイル 2,178円 2,288円 2,398円 4,378円
エキサイトモバイル 1,650円 2,068円 2,970円 4,400円
LIBMO 1,991円 2,728円

11GB以上の容量になるとnuroモバイルとOCNモバイルONEがなくなるので他のSIMにも目が行きます。ただこのくらいの容量になると3大キャリアのオンライン専用プランが視野に入ってきます。20GBでahamoは2,970円、povoとLINEMOは2,728円、これと比べてどうか…といったところですね。

12GBで最安のエキサイトモバイルは1,650円ですが、実は10GB最安のOCNモバイルONE(1,760円)よりも安かったりします。また、30GBの大容量となるとLIBMOが頭一つ抜けて安くなります。

安さだけじゃないそれぞれの特徴にも注目

格安SIMの選ぶポイントは価格だけではありません。速度や、他の格安SIMにはない特色があります。

音声通話ならOCNモバイルONE

OCNモバイルONEは(4月7日からと新プランの開始とは少しズレますが)専用アプリなしで通話料が11円/30秒になります。また完全かけ放題も1,430円で提供します。元々の値段設定もかなり安いので、音声通話をよく利用する人にはかなり魅力的なのではないでしょうか。

また、速度に関してもこの1年以上、昼でもかなりの使える速度を出しています。今のところドコモのサブブランドというわけではないのですが、似たような存在になっていくかもしれません。

OCN モバイル ONE
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eSIMで2枚目SIM需要もあるIIJmio

IIJmioは基本的な値段設定がかなり攻めて安くなってます。ただ安さだけならそれを上回るものが出てきてるのも事実。通信設備もかわるというので、現状の昼に遅い(改善する見込みなし)が変わるのか、まだわからない部分もあります。

またデータ専用ですがeSIMがあって、通常のSIMよりもさらに安いという特徴もあります。音声通話がかけ放題できる楽天モバイルと組み合わせて使うとかなり安くかけ放題を実現できるので、そういった2枚目需要もあるでしょう。

IIJmio
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mineoはどうなるか

mineoは割と早い段階で新プランを発表し、すでに始まってます。発表段階ではがんばった感のあった価格設定ですが、あとから出てきた他社のプランと比べると割高に感じてしまいます。

mineoはもともとほかにないユーザー間のやりとりやフリータンクなどの特徴がある格安SIMです。そういったところに魅力を感じるのならアリですが、なかなか難しそうです…。

mineo
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U-NEXT付きのy.u mobile

y.u mobileも早めにプランの値下げが発表されましたが、あとから出てきた他社プランと比べると見劣りするものになってしまいました。ただシェアプランは検討の価値があると思います。

2人までなら1人あたり2,189円/10GB。3人なら月額5,478円で1人あたり1,826円/約6.66GB、4人なら月額6,578円で1人あたり約1,645円/5GBと、まぁここだけ見てもまだ他の格安SIMのほうが安かったりもしますが、y.u mobileのシェアプランはU-NEXTの月額プランが付いてきます。U-NEXT込みで考えると十分にお得だと思いますよ。

y.u mobile
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けっこうおもしろいnuroモバイル

nuroモバイルは価格的にかなり攻めてきました。大容量を捨て8GBまでに絞り、さらに5GBと8GBのプランでは「3ヶ月ごとに別途データ量がプレゼント」というものも。通常の5GB/8GBと3ヶ月ごとにもらえる3GB/6GBということでちょっと複雑になってしまいますが、理解すればなかなかおもしろいプランです。

速度に関しても、ここ最近はかなり良くなってきています。ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線の3キャリアを扱いますが、わりとそれぞれで差があるのでそこは注意したいところです。

nuroモバイル
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まとめ:おすすめはOCNかnuro、次点でIIJmio

格安SIMの新プランが一通り出揃ったところで見直してみると、サブブランド勢と格安SIM勢の価格差は旧プランのときとあまり変わりませんね。UQ mobileの新プランが出たときは格安SIMはかなりヤバいと思いましたが、これなら十分に戦えるのではないでしょうか。

価格やその他を考えて、個人的なおすすめとしてはやはりOCN モバイル ONEですね。全体的な価格も安く、音声通話が専用アプリ不要で安くなる、速度も十分に速いと揃ってます。さらに新規ならgoo Simsellerなどで端末も安く手に入りますしね。

nuroモバイルも安くてプランも面白いのでいいのですが速度に不安があります。現在はわりと速いのですが、これまでを振り返っても徐々に速くなったり遅くなったり変化がけっこうあるんですよね。

IIJmioはまだちょっとわからない部分がありますね。設備が変わるということで速度がどうなるのか。おそらく最初は利用者が少なくて速くなり、その後調整されてくのではないかと予想しています。eSIMも含んだ2枚目SIMとして注目したいところですが、そういう使い方するのはさすがに少数派でしょう。

なんにせよ、こういった業界全体で一斉にプラン改定されると、自分のプランを見直すいい機会です。4月にはMNP転出料が無料化される格安SIMも多いです。ぜひ自分の使用状況とプランを見直してみてください。

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