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大容量のモバイルルーター・SIMレンタルのFUJI Wifiは3月1日、「2021年5月ソフトバンク回線の一部の利用者におけるサービス停止の可能性について」というお知らせを公開しました。
サービス停止をせざるを得ない可能性
FUJI Wifiはソフトバンク回線を含むSIMレンタル、いわゆる再販SIMを取り扱っていますが、ソフトバンク社から2021年5月よりデータ通信料の値上げ要請があったとのこと。その価格提示が現在のサービス価格を著しく上回っているため、同条件でのサービス維持は困難になるということです。
FUJI Wifiとしては、この要請は優越的立場の濫用であり、サービス維持のためにも到底受け入れがたいものとのことで、顧問弁護士より抗議を行っているとのこと。ただし、一部の契約については、ソフトバンク社の指定する期日が非常に短期間の為、やむを得ずサービス停止をせざるを得ない可能性があるとしています。
実際、2月中旬には一部のユーザーに向けてSIMカードの交換をするお知らせが届いてるようです。
FUJI Wifiでなにか起きているようですね。
100Gb,Softbank回線SIMは2月いっぱいで停止するんですね。
停止後はどうなるんだろう。 pic.twitter.com/bnSKWBwba2
— てっくぼーい-Techboy (@Techboyblog) February 11, 2021
また、2月23日には(在庫が上限に達したという理由ですが)ソフトバンク回線の一部プランが申し込み停止になっています。
FUJI Wifiは今回の件に対し、「弊社の保有する回線全てのサービスを事実上排除したいという意向を同社が有していると考えざるをえません。」といい、サービス継続のため力を尽くすとしています。
一方ソフトバンクは「データ通信専用50GBプラン」を3月17日からスタートします。サービス内容とタイミングから、いろいろ邪推してしまうところではあります。
FUJI Wifi以外でもソフトバンクの再販SIMサービスはあるので、それらも含めて今後どうなっていくのか、注目です。
参考情報
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。