SOUNDPEATSより左右独立型ワイヤレスイヤホン「Sonic」をレビュー用に提供していただきました。
15時間連続再生のバッテリー持ちやIPX5の防水性能が売りの完全ワイヤレスイヤホンで、スポーツに向いているイヤホンとなっています。
- イヤホン本体で15時間のバッテリー持ち
- IPX5の防水に対応
- aptX対応
- デザインが良い
- 音質は物足りない(同メーカー同価格帯のものと比較して)
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開封・付属品
パッケージには、イヤホン本体が大きくプリントされています。
パッケージを開封すると、説明書とイヤホンの充電ケースと対面。イヤホンは接点部分に絶縁用のフィルムが貼られてケースにしまわれています。使用を開始する前には、忘れず剥がしましょう。
内容物は、イヤホン本体と充電ケース、イヤーピース、充電ケーブル、説明書となっています。イヤーピースに関してはS・M・Lサイズの3種類。またSOUNDPEATSのロゴが変更されたことを示す宣伝の紙も含まれていました。
デザイン:ツートンカラーで高級感あり
本体カラーは”銀灰色”なのですが、色合いとしてはグレーとローズゴールドのツートンカラーといったところ。プラスチック製ですが、見た目の質感はまるで金属のようになっており、高級感があります。
ある程度、イヤホンが外に出ているため、ケースからイヤホンは取り出しやすくなっています。収納するときも、イヤホンとケースがマグネットで、吸い付くようにしまわれるので、充電できていなかったり、落としたりすることもなさそうです。
内部には、インジケーターがあり、状態に合わせて色が変わります。イヤホン本体も、ハウジング内部にLEDがあり、接続中は白く光ります。
ケースの充電はUSB Type-Cで行います。
SOUNDPEATS Sonicと、同じくSOUNDPEATSのTrueCapsule2、目薬とのサイズ比較。高さが抑えられており、手のひらにすっぽりと収まるサイズ感。コンパクトなのでコートのポケットに収納したり、カバンに忍ばせたりしておいても気になりません。
イヤホン本体もケース同様、グレーとローズゴールドのツートンカラー。安価な完全ワイヤレスイヤホンは、カラバリが黒しかなくファッション性に欠けることが多いのですが、こちらはオシャレな仕上がりに。ジムなどで運動する際にも、良い感じのアクセントになりそうです。
操作性・装着感
カナル型のため、装着感は非常に安定しています。ウォーキングやランニングでも使ってみましたが、外れそうになることはありませんでした。
- 一回押し:再生停止・電話応答
- 二回押し:音量下げる・上げる(左右の順)
- 1.5秒押し:曲戻し・送り
イヤホンのロゴの部分は、ボタンになっており、押し込むことで上記のような操作が可能です。タップではなくクリック感のあるボタンになっており、操作ミスを起こしにくくなっています。イヤホンを装着するときや、動いているときに誤作動しないので、非常に便利です。
音質
パッと聞いて悪くないなと感じました。良くも悪くもこの価格帯(5,000円前後)のイヤホンといったところ。価格以上の期待をするとだめだと思いますが、そこまで音質が悪いと感じることもなさそうです。
音の傾向は、6mm径のダイナミックドライバーを搭載しており、低音と音の広がりのあるタイプのイヤホンになっています。男性ボーカルの曲やダンス系の音楽は得意としています。ただ、女性ボーカルやクリアなサウンドの音については、ちょっと物足りなく感じます。
TrueCapsule2との比較
VGP2021に入賞している「TrueCapsule2」とも音質を比較してみました。音質の傾向としては似ており、トータルとしては、TrueCapsule2の方が全体的な迫力感や空間的な広がりがあり、音質は上でした。
SOUNDPEATS Sonicが4,233円、 TrueCapsule2が4,770円。スポーツなど動きのあるシーンであるなら装着感で勝るSonic、自宅などのリスニングなどでは音質に勝るTrueCapsule2がおすすめ。
総評:デザイン性・装着感重視ならアリ
この製品のポイントとしては、デザイン性・装着感・バッテリー持ちの3点。特に黒や白の単色ではなく、グレーとローズゴールドの組み合わせは、無骨さがなくファッション性高め。価格も4,233 円と購入しやすい価格。カナル型のため装着感も良いですし、バッテリー持ちもいいので、日常生活からスポーツまで幅広く使いたい人にとっておすすめといえます。