楽天モバイルは1月29日、料金プランを4月1日より一新し、データ使用量3GBまでは0円となリ、その後は階段状に料金が変わっていく「Rakuten UN-LIMIT VI」を提供開始すると発表しました。現在のRakuten UN-LIMIT Vで利用中の場合は4月1日に自動的に切り替わります。
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0円から始まる階段式料金プラン
これまでのRakuten UN-LIMIT Vは月額2,980円(税込3,278円)で自社回線ならデータ使用量無制限、通話はRakuten Linkを使えば無料でかけ放題でした。これがRakuten UN-LIMIT VIでは単一の料金ではなく、使ったデータ使用量によって変化していく形になります。
料金は上図の通りで、データ使用量が1GB以下なら0円、1GBを超えて3GB以下なら980円(税込1,078円)、3GBを超えて20GB以下なら1,980円(税込2,178円)、それを超えると以降は2,980円(税込3,278円)で無制限となります。
20GBを超えた場合は従来と同じ2,980円(税込3,278円)なので、データ使用量が少ない場合に値下げということになります。
なお、このデータ使用量は楽天モバイル回線だけでなく、国内海外のパートナー回線での通信も含まれます。(データ高速モードがOFFであってもデータ利用量はカウントされます。)また、1GB以下で0円となるのは1回線のみであり、複数回線を契約している場合は2回線目からは0~3GBで980円(税込1,078円)となります。
- 使用したデータ量によって月額料金が0円から2,980円(税込3,278円)まで変化
- 1GB以下で0円となるのは1回線のみ
- 既存のユーザーもそのまま自動で適用
- 300万名まで無料は継続
楽天モバイルでは開始当初より「300万名まで1年間無料」のキャンペーンを行ってきました。これはRakuten UN-LIMIT VIでも継続されます。1月29日の発表会では現在220万の契約があったということで、残り約80万名となっています。
楽天モバイルの開始当初(4月)に契約した方はそろぞろこの「1年無料」の期間が終わるわけですが、Rakuten UN-LIMIT VIにより「使わなければ無料で維持できる」ことになりました。1年無料後は大量の解約者が出るのでは、と思われていましたが今回の発表によりそれもだいぶ抑えられそうです。
追記:
Rakuten UN-LIMIT VIについて、「よくある質問」が公開されています。こちらも確認するといいでしょう。