2020年一番売れたSIMフリースマホは2019年発売のHUAWEI P30 lite【BCNランキング】

BCNは「BCNランキング」2020年1月1日から12月6日の日次集計データによる、2020年のSIMフリースマートフォン(シリーズ別)の実売台数ランキングトップ10を公開しました。

2020年の1年間を通して最も売れたSIMフリースマートフォンはHUAWEI P30 liteでした。2019年5月に発売された端末ですが、その後は米国による制裁の影響によりファーウェイのスマホにGMSが搭載されず、SIMフリースマートフォン市場でもシェアが小さくなっていきました。

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2020年SIMフリースマホ実売台数ランキング

1位 P30 lite(Huawei Technologies)
2位 AQUOS sense3(シャープ)
3位 A5 2020(OPPO)
4位 Reno3 A(OPPO)
5位 AQUOS sense3 lite SH-RM12(シャープ)
6位 Galaxy A20(SAMSUNG)
7位 Reno A(OPPO)
8位 ZenFone Max (M2)(ASUS)
9位 Galaxy A7 SM-A750C(SAMSUNG)
10位 BASIO4(京セラ)

ファーウェイ以外ではシャープが2位にAQUOS sense3、3位にAQUOS sense3 lite SH-RM12が入っています。最近ではsense4が好調ですが、sense3も十分に売れました。AQUOS sense3 lite SH-RM12は楽天モバイル版の製品ですが、これはキャンペーンがよく効いたのでしょうね。

また最近の躍進が注目されるOPPOは3位にA5 2020、4位にReno3 A、7位にReno Aが入っています。A5 2020は楽天モバイルのキャンペーンの影響も大きいと思いますが、Reno3 AとReno Aはちょうどいいミドルとしてよく売れました。この勢いは2021年も続きそうですね。

また、Samsungの>Galaxy A20が6位に、Galaxy A7 SM-A750Cが9位に入っています。GalaxyはSIMフリーだとそこまで存在感がでていませんが、廉価帯でうまく売れているようです。2021年はハイエンドもSIMフリーで出してくれませんかね。

2020年は上半期のデータもあるので、そちらと比べてみても面白いかもしれませんね。

「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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