総務省と消費者庁が携帯電話業界の「頭金」表示について消費者に注意喚起
総務省及び消費者庁は11月10日、連名で携帯電話業界における「頭金」表示や端末販売価格に関しての注意喚起を消費者に向けて行いました。
これは先月10月27日に公表された「モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクションプラン」の「分かりやすく、納得感のある料金・サービスの実現」の内容を踏まえてのものです。
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携帯電話業界の「頭金」表示
「頭金」というと、通常は商品価格の一部を最初に払い、残りを割賦で支払う場合の最初に支払うお金のことと認識されることが多いです。しかし携帯電話業界ではいつの頃からかそういった意味ではなく、端末価格に上乗せされる価格、販売店の手数料的なものとして表示されることがある状態となっていました。
この認識の差による誤解や、「頭金0円」という言葉でさも通常価格よりも安いと誤認するような状態が今もあります。総務省としても是正するように携帯電話業界に求めていますが、改めて消費者にも注意喚起ということです。
この「頭金」表示はキャリアというよりは販売店ごとに異なるので、直接店舗でスマートフォン等を購入する際はよく確認するようにしましょう。
参考情報
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。