OneOdio様からヘッドホン「Pro50」を提供していただきました。OneOdio様、ありがとうございました。
Pro50は以前レビューしたPro-10Gのアップグレード版となります。全体的にフラットな音質となっており、万人に受けるような音作りをしていることが特徴のヘッドホンです。
- フラットな音質で全域まんべんなく鳴る
- 分離感が強い
- つけ心地の好みは分かれそう
目次(見たいところからチェック!)
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
パッケージと付属品
パッケージは黒いパッケージに金のハイレゾロゴが印字されており、高級感のあふれるパッケージとなっています。
付属品は冊子類、巾着袋、6.3mm to 3.5mmケーブル、3.5mm to 3.5mmケーブルでした。着脱可能なケーブルを採用しているのはいいところですね。
外観など
Pro 50の外観はブラックを基調としているため、汚れなどが目立ちにくいのが特徴です。
ドライバ部には赤黒の模様が。これは…カッコいい…。
左側には6.3mm端子、右側には3.5mm端子がそれぞれ搭載されています。接続端子が2つあるので悩む方もいるかと思われますが、マイクを使わず、室内運用のみと限定するのであれば6.3mm(大きい方)でいいと思います。
装着感
実際に装着している写真はありませんが、着けてみると良くもなく、悪くもなくといった印象です。ただし、ヘッドホン特有の締めつけ感と重みはどうしてもあります。
クッションはやや硬めで、レザーのような質感です。ここは好みがわかれそうなところで、フワフワとした素材が好きな人は要注意です。
ドライバ部が回転する
Pro 50のドライバ部分は180°回転させることができます。私はヘッドホンよりもイヤホンを使う機会が多いため、この機能があるのは知っていましたが、実際に現物をみるのは初です。よくDJがヘッドホンを片耳に当ててるアレですね。
音質
Pro 50の音質はどうなのでしょうか。大半の読者さんが気になっているのはここだと思います。
使用端末:AQUOS R5G
再生ソフト:Foobar2000
Yunomi – ココロフロート (44.1khz/16bit .m4aファイル)
この曲はKawaii Futurebassと呼ばれるカテゴリに位置し、どちらかといえばEDMの部類にあたるタイプの曲です。そのため、低音が重要になってくるのですが、Pro 50は低音をしっかりと鳴らしつつも、他の音域(ピコピコ音)を濁ることなく鳴らしてくれます。また、分離感が非常に強く、トラックの中に含まれている様々な音を鳴らしてくれるのは好印象でした。
Rigel Theatre – ERIS Legend of Gaidelia (48khz/24bit .Flacファイル)
こちらはオーケストラ風の楽曲で、全体的な臨場感が最重視されます。おそらく、私が所持しつつ、よく聴く楽曲の中でもヘッドホンとの相性がバツグンだと思われる楽曲の1つです。
前述したように、低音が鳴りすぎず、高音も刺さらず、うまい感じに丸めてくれています。ただ、モニターヘッドホンだからか、どうしても味気のない音になってしまうところはあります。
彩音 – Lunatic Tears・・・ (44.1khz/16bit .m4aファイル)
最後にロックな女性ボーカル。全体的を通してギターやベースの音が目立つ曲となっていますが、鋭さのある低音をしっかりと捉えて鳴らしつつ、ボーカルの声をしっかりと手前で聴くことができます。この曲を聴いていて思ったのですが、普段は聴き取れないような音まで聴こえるんですよね。分離感が強すぎて自分の耳を疑ったくらいです。
最後に
OneOdio Pro50はフラットな音質で聴いていて疲れにくいような、モニターよりのヘッドホンでした。楽曲制作をしている方や長時間ヘッドホンを着けているような方にはおすすめできるヘッドホンです。
イコライザーで出音を調整しても遊べそうですし、気になった方は購入してみては?