MMD研究所は11月27日、「2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」の調査結果を公開しました。この調査は全国の15~69歳の男女15,000人を対象に2020年10月16日~19日の期間で行われたものです。
なお、今回の調査結果では通信料金が1年間無料の「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)」は除かれています。また、「格安SIM」は「MVNO」にキャリアサブブランドのY!mobileとUQ mobileを加えたものとなります。
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通信料の差は流石に大きく
まず、自分が利用してる月額料金を把握してるか聞いたところ、把握してると答えた人は81.3%でした。
その月額料金を把握している人を対象に、支払っている月額料金を通信サービス別に聞いたところ、平均月額料金は大手3キャリアユーザーが8,312円、格安SIMユーザーは4,424円、MVNOユーザーは3,771円となりました。(※平均月額料金は端末料金の平均料金と通信料金の平均金額の足しあげ)
通信料のみを通信サービス別にまとめたところ、大手3キャリアユーザーは「4,000円~5,000円未満」が12.0%で最多で通信の月額料金の平均は5,853円、格安SIMユーザーは「1,000円~2,000円未満」が33.6%で最多、通信の月額料金の平均は2,510円、MVNOユーザーは「1,000円~2,000円未満」が50.6%で最多で月額料金の平均は2,027円でした。
端末代金も傾向に違い
端末料金を支払っている場合にその月額料金を聞いた質問では、大手3キャリアユーザーは「2,000円~3,000円未満」が19.5%で最多となり、端末月額料金の平均は2,459円。格安SIMユーザは「1,000円未満」が26.3%で最多、端末月額料金の平均は1,915円。MVNOユーザーは「1,000円未満」が30.4%で最多、端末月額料金の平均は1,745円でした。
最多ではないものの、大手3キャリアは月の端末料金が4,000~5,000円の人がけっこういますね。月4,000円で24ヶ月だと96,000円になります。最近のスマホは10万円を超えるものも珍しくないので、そういった端末を買う人ですね。
傾向としては特に調べるまでもなくわかりそうなものですが、こうして実際に数字としてみるとまた面白いですね。大手3キャリアから格安SIMに変えるだけでだいたい半額になります。4割安くするなんて簡単にできちゃいますね。
おまけ
【大手3キャリアの方向け】
毎月の携帯料金(通信+端末代)月額いくら位ですか?— orefolder (@orefolder) November 27, 2020
【Y!mobile、UQ mobileの方向け】
毎月の携帯料金(通信+端末代)月額いくら位ですか?— orefolder (@orefolder) November 27, 2020
【格安SIMの方向け】
毎月の携帯料金(通信+端末代)月額いくら位ですか?— orefolder (@orefolder) November 27, 2020