MMD研究所は11月11日、「2020年11月キャリアサブブランドの満足度調査」の調査結果を公開しました。この調査は先日の「2020年11月通信サービスの利用動向調査」においてキャリアサブブランド(Y!mobileとUQ mobile)を利用している15歳~69歳の男女600人を対象に2020年10月16日~10月18日の期間で実施されたものです。
先日のキャリアブランドの満足度調査のサブブランド版です。
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満足度はすべての項目でUQ mobileが上
サブブランドと言っても2020年11月11日時点ではソフトバンクのサブブランドである「Y!mobile(ワイモバイル)」とKDDI(au)のサブブランドである「UQ mobile」しかないので、この2つの直接対決となります。
Y!mobile | UQ mobile | |
---|---|---|
総合満足度 | 2位 (684) |
1位 (714) |
料金部門 | 2位 (1061) |
1位 (1111) |
サービス部門 | 2位 (954) |
1位 (997) |
通信品質部門 | 2位 (1030) |
1位 (1071) |
顧客サポート部門 | 2位 (978) |
1位 (1021) |
※点数はウエイトをかけており総合満足度は1000点満点、4部門は1500満点となっています。
「料金部門」…月額料金の安さ、料金プランの分かりやすさ、オプションプランのお得さ
「サービス部門」…提供端末の豊富さ、料金プランの豊富さ、オプションプランの豊富さ
「通信品質部門」…データ通信速度、データ通信の繋がりやすさ、通信時のセキュリティの信頼性
「顧客サポート部門」…サービスに関する情報の豊富さ、契約・解約の手続きのしやすさ、カスタマーサポート対応の良さ
どの項目でも差は大きくないのですがUQ mobileが勝っています。また、あくまでそれぞれのユーザーに満足度を聞いたものであり他社との比較ではないので、Y!mobileよりもUQ mobileのほうが満足度が高い、という意味ではありません。Y!mobileユーザーよりもUQ mobileユーザーのほうが満足度が高い、です。
最重視点はやっぱり「月額料金の安さ」
利用している通信サービスの最も重視している点を聞いた設問では、「月額料金の安さ」が66.3%と最も多く、次に「料金プランの分かりやすさ」が7.0%、「データ通信速度」が6.0%でした。
サービス別に見ると2位以下はそれぞれ異なりますが、1位はどちらも同じ66.3%で「月額料金の安さ」となります。
先日のキャリアブランドの満足度調査と比べてみると、楽天モバイルに近い内容ですね。
MMD研究所の調査ではここに掲載した以外の結果も掲載されています。興味ある方はそちらもチェックしてください。
また、キャリア・サブブランドに続き、格安を対象とした満足度調査も後日公開される予定です。そちらも楽しみですね。