クラウドファンディングサイトIndiegogoで5月頃に出資したスマートウォッチ「Amazofit X」が10月中頃に届きました。それから2週間ほど使っています。
スマートバンドとしてはMi Band 5を常用しているのですが、それと比べてもこのAmazfit Xは機能面でも勝っており、ガジェットとしてかなり魅力的です。ちょっとMi Bandから乗り換えるかどうか迷っているのですが、そのあたり比較しながら紹介していきます。
目次(見たいところからチェック!)
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
曲面ディスプレイが美しいスマートウォッチ
Amazfit XはHuamiのスマートウォッチです。一番目立つ特徴は2.07インチの曲面ディスプレイです。なんと92°も曲がっているといいます。今までもこうした曲面のスマートウォッチ・スマートバンドはありましたが、ここまで大きく美しいものはほとんど無いでしょう。
いくつかのクラウドファンディングサイトで出資を募集していたようですが、私はIndiegogoで5月に申し込みました。それが10月中旬にようやく届いた形になります。一般販売があるのかわかりませんが、一部ECサイトではページがあったのでそのうち販売されるかもしれません。
詳しい概要についてはIndiegogoのページを見るとわかりやすいでしょう。英語ですが、画像だけでもなんとなくわかります。
サイズ | W 22.6mm, T(max) 13.6mm |
---|---|
重量 | 39g |
防水 | 5ATM |
ディスプレイ | 2.07インチ(206×640)AMOLED |
GNSS | GPS+GLONASS |
バッテリー | 205mAh(約7日間) |
充電 | マグネット充電端子2時間 |
みんな大好き技適マークもあります。
「できること」はMi Bandとあまり変わらない
HuamiはXiaomiと名前は似てますが一応は別会社です。ただ資本的な流れがあって子会社のようなものらしいです。(詳しくは知りません。)
Amazfitの名前ではもっと時計らしいディスプレイのスマートウォッチが多く出ており、そちらも有名です。最近ではAmazfit Band 5というMi Band 5そっくり(でも機能が少し増えてる)のものも出ており、バンドタイプのMi Bandと垣根がなくなっていくのかもしれません。
そして、このAmazfit Xで「できること」はMi Bandと比べてもそう変わりません。基本的には時計に通知、心拍数に睡眠といったものです。主なものは以下の通り。
- 時計表示・アラーム
- ストップウォッチ・カウントダウン
- 天気
- スマホを探す
- イベントリマインダー
- 歩数計
- 睡眠記録
- ストレスモニター
- PAI測定
- SpO2測定
- アクティビティ・ワークアウトの記録
- GPSトラッキング
- スマホの音楽コントロール
画面が美しく見やすい
私が一番驚いて気に入ったのはやはり画面の大きさと見やすさ、美しさです。2.07インチというのはスマートバンドとしてはかなり大きいものです。表示も有機ELなので黒がはっきりしており、見やすいです。
スマートバンドらしく各アプリの通知も表示できますが、Twitterもかなりの文字数を表示できてさらに見やすいのがGoodです。
また、Amazfit Xは輝度を自動調整してくれるので、明るいところでも部屋の中でも見やすい明るさにしてくれるのが嬉しいところ。
ディスプレイはかなり広く見えますが、実は余白をあまりとってないだけで、端まで画像になってるウォッチフェイスにすると「あれ?」と思うことがあります。それだけベゼルとディスプレイ部分の境界はわかりにくくなってます。
アプリはAmazofit専用だけどMiアカウントで連動?
管理アプリはAmazfitの『Zepp』というものになります。
Zepp(元のAmazfit)-
制作: Huami Inc.価格: 無料
Miアカウントでログインできるのですが、そうするとMi Bandの管理アプリであるMi Fitとデータを共有することになるのか、微妙に連動している風でした。
ただこの2週間ほど「右手にMi Band 5、左手にAmazfit X」という生活をしていたのですが、両方をいっぺんに接続しておけないようで、片方をアプリと接続するともう片方は切れてしまいました。まぁイレギュラーな使い方ですよね。
Zeppの表示はMi Fitとはまた違う雰囲気ですが、表示する内容としては似たようなもので、どちらもわかりやすいです。人によって好みの差はあるかもですね。
GPS搭載だから単体でワークアウトの記録もOK
実際に何度かジョギングするときに使ってみて、あとから気づいたのですがGPS搭載なんですね。Mi Bandだとスマホを持って走らないとルートや距離を記録してくれませんが、Amazfit Xなら単体で大丈夫です。(Mi Bandも一応距離を計測してくれますが、GPS搭載ではないのでかなりアバウトです。)
私は普段はガーミンのGPS付スポーツウォッチ「ForeAthlete 235J」を使っているのですが、同時に装着して走ったところ、そんなに差がない結果となりました。十分に使えます。(林の中などだとまたわかりませんけどね。)
バッテリーは1週間ちょっと
これ系はワークアウトの頻度や通知の数など、使い方によってバッテリーの持ちは人それぞれです。なのであくまで参考でしかありませんが、私の場合は1回の充電で8-9日ほど持ちました。1週間に1回充電すればいい、という程度なら(Mi Bandにはおよびませんが)スマートバンドとして十分でしょう。
充電は製品のケースがそのまま充電台座になるという面白い仕様。
さすがにそれでは邪魔なので取り外してコード部分だけにすることもできます。
Amazfit X まとめ
Amazfit Xを2週間ほど使ってみて感じた、良いところとイマイチなところを整理してみます。
- 大きく見やすいディスプレイ
- 曲面ディスプレイが未来的でカッコいい
- GPS搭載で単体でジョグもOK
- 1週間はもつバッテリー
- 傷つきそうで怖い
- 少し大きいので長袖の下に入るときつい
- バンドの替えが気軽に買えない
実際に2週間使ってみて、Mi Band 5に比べてとくに不便もないし機能的には上で、見た目としても未来感あるガジェット的で満足度は高いです。まぁMi Band 5の3倍近い価格ですしね。
ただ、全体的な大きさで存在感を感じるのとバンドが同梱のもの(L/S)しかなく、取り外しはできるものの社外品などもパッとは見つからないのが難点です。Mi Band 5はそのあたり手軽というか「気楽感」があるんですよね。
人に見せて「お!」と思わせるにはAmazfit Xはとても良いのですが、普段使いの気楽さのあるMi Band 5も捨てがたいです。悩ましい…。
現在、正式には一般販売されていませんが、メルカリ等で入手も可能です。技適もありますし、気になる方はチェックしてみてください。