Androidの新バージョン「Android 11」が正式にリリースされました。いくつもの新機能がありますが、Pixelシリーズのスマートフォンでは「Pixel First features」という、先取りで使える機能があります。
この機能はまずPixelスマートフォンで使えるようになり、後にほかのスマートフォンでも利用できるようになります。今回Android 11とともに使えるようになった機能を紹介します。
目次(見たいところからチェック!)
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待ち合わせ相手をライブビューでAR表示
Googleマップではこれまでにも、ほかのユーザーと現在位置を共有して相手の位置を地図上に表示する機能がありました。今回はそれがパワーアップして、ライブビューの中にも相手の位置や方向が表示されます。
簡単に言うと、「現在位置の共有」と「ARナビ」を合体させた機能です。
ほかのユーザーと現在位置を共有したらマップ上で相手のアイコンをタップし、ライブビューを開始します。
スマホで周りの景色をぐるっと見回して認識させます。ARナビと同じですね。これで相手のいる方向がライブビュー上に表示されます。
相手のアイコンをタップすると、その人のいるところまでのナビが始まります。これで簡単に合流できますね。
チャットアプリでキーボード上にサジェスト
スマートリプライの新機能として、チャットアプリで、キーボード(Gboard)上に返事の候補が表示されます。これはアプリ側の対応が必要なのとキーボードはGboardが必要で、まずは英語のみで提供されます。
なお、この機能はすべて端末上で処理されるので、その入力情報がどこかに送信されるということはありません。
スクリーンショットの方法や編集
画面下から指を上に滑らせて止めると「起動中アプリ一覧」になりますが、そこに「スクリーンショット」のボタンが加わってます。
また、「電源ボタン+音量下」でのスクリーンショットでも同じですが、撮影後にサムネイル表示されるようになり、そこから共有や編集も可能になりました。
ホーム画面最下部にアプリの提案
Pixelデフォルトのホームアプリ『Pixel Launcher』において、最下部の行(ドック)のスペースを空けると、そこにおすすめのアプリをサジェストしてくれるようになります。これは1日の様々な時間に推奨されるアプリが表示されるとのことです。(時間によって自動で切り替わるのか、スペースを空けた時間によって変わるのかは未確認。)
アプリごとに提案をブロックすることもでき、それらはPixel Launcherの設定から変更できます。
フォルダ名を自動で
これもPixel Launcherの機能ですが、ホーム画面上でアプリを重ねてフォルダを作る際、そのアプリの種類によって自動的に名前がつけられるようになりました。もちろん自分でつけることもできます。
ただし、これはフォルダの中のアプリが英語名のものだけのときに限ります。日本語の入ったアプリを重ねても名無しになります。
これらの機能はPixelスマートフォンをAndroid 11にアップデートすると使えるようになります。また、あくまで「Pixel First」なだけなので、Pixel以外のスマートフォンでも、そのうち使えるようになると思われます。