Twitterは8月11日(現地時間)より、自分のツイートに返信できる(会話に参加できる)人を選択できる機能を追加しました。これは5月にテストされていた機能で、それが誰でも使えるようになりました。
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この会話に返信できます
Twitterのタイムラインを見ていると「この会話に返信できます」と書かれたものを見ることがあります。これが「自分のツイートに返信できる(会話に参加できる)人を選択できる機能」です。
これが表示されていれば、自分はその選択されたアカウントということで、普通にリプライを送ることができます。逆に選択に入ってない場合はコメントアイコンがグレーアウトしてリプライを送ることができなくなってます。
リプライできる人を選択
自分のツイートでリプライできる人を選択する場合は以下のようになります。
新規ツイートを作成しようとすると、「すべてのアカウントが返信できます」と書かれた部分があります。ここをタップするとリプライできる人を3つのパターンから選ぶことができます。
- 全員
- 誰でもリプライできます。これまでと変わらず、これがデフォルトになります。
- フォローしているアカウント
- ツイートする人自身がフォローしてる人だけがリプライできます。
- @ツイートしたアカウントのみ
- そのツイートの中で@で指定した人だけがリプライできます。
これは誰でもリプライできるツイート。
— orefolder (@orefolder) August 11, 2020
これは私がフォローしてる人しかリプライできないツイート。
— orefolder (@orefolder) August 11, 2020
これは @orefolder3 だけリプライできるツイート。
— orefolder (@orefolder) August 11, 2020
↑これらのツイートは埋め込まれたこのページ上ではこれまでと変わらないように見えますが、それぞれをTwitterのアプリやウェブ版で開くと違いがわかると思います。
リプライできる人を「フォローしているアカウント」や「@ツイートしたアカウントのみ」に指定した場合には、ツイートの個別ページでその旨が表示され、該当者以外はコメントアイコンがグレーアウトします。ただしその会話の内容は通常通り見ることはできますし、リツイートや引用リツイート、いいねも可能です。(引用リツイートはリツイートされた人に通知が行きます。)
Twitterによると、この機能は有意義な会話に繋がり、またスパムや乱用から保護される安全面での役割もあるとのことです。テストでは悪意のある可能性のある平均3件の返信が阻止され、悪意のある可能性のあるリツイートが1件だけコメントとともに追加されたそうです。
また引用ツイートに対しては4倍のアクセスがあったようです。(そのツイートに対する引用ツイートの一覧は、ツイートの「○リツイートと引用ツイート」というところをタップすると見ることができます。)
この機能を使えば、いわゆるクソリプというものは減りそうです。制限されたツイートでも引用リツイートならコメントできますし、その通知も元ツイート主に行くのであまり変わらない気もしますが、テスト結果によれば制限されてることが表示されること、引用リツイートは面倒ということで全体的には減るようです。