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Tribit FlyBuds NC レビュー:FlyBuds 1の再来!?ノイズキャンセリング搭載で良チューニングな完全ワイヤレスイヤホン!

Tribit製品が次々と発売されているらしく、レビュー用に「FlyBuds NC」を提供していただきました。Tirbit様、いつもありがとうございます。

私の中におけるTirbitのイメージとして、ケースや本体にゴムの素材を採用しているメーカーという印象が強いのですが、今回の「FlyBuds NC」はどうなっているのか、実際に確かめていきたいと思います。

なお、8月21日よりTribit FlyBuds NCの発売記念キャンペーンとして、最大2,000円引き(6,999円→4,999円)となるキャンペーンが開催されています。
セール期間:8/21(金)~8/24(月)
詳しくはキャンペーンサイトをご覧ください。

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Tribit FlyBuds NCのスペック

形状: 完全ワイヤレスイヤホン・カナル型
Bluetooth: 5.0
ノイズキャンセリング: 対応
転送距離: 最大10メートル
再生時間: 最大10時間(ノイズキャンセリング無効時)最大8時間(ノイズキャンセリング無効時)
ケース込みの稼働時間: 30時間(ノイズキャンセリング無効時)24時間(ノイズキャンセリング無効時)
イヤホン本体の充電時間: 1.5時間
ケース本体の充電時間: 1.5時間

外箱・付属品

外箱はオレンジとホワイトから構成されているシンプルな物となっています。このパッケージデザインは「FlyBuds 1」や「FlyBuds 3」にも採用されており、もしかしなくても「FlyBuds」シリーズはこのパッケージで統一されているのかもしれません。

付属品はマニュアル類、USB Type-Cケーブル、やや奇抜な形状をしたイヤーピースが入っていました。

本体デザイン

「FlyBuds NC」は同系列である「FlyBuds 1」を収納するケースのデザインを受け継いでいるのか、とてもデザインが似ています。素材はゴムではなくプラスチックでした。

とはいっても、安っぽさは感じとれず、ツヤ消し加工をほどこしてあるため触り心地は良好です。

ケース本体を開くと本体が出てきました。いわゆる「うどん形状」ですね。

イヤホン本体は横から見ても、正面から見ても特殊な形状をしています。

ケースの下部にはType-Cポートが搭載されていました。

充電時間・バッテリー持ち

FlyBuds NCはイヤホン単体で6時間、ケース込みで24時間稼働することが可能です。(ノイズキャンセリング適応時)

単純計算になってしまいますが、1日3時間使ったとしても2日感は持つ計算。ケース込みだと1週間くらい持ちます。週に一度、1時間半の充電をするだけで長時間使うことができるのはいいですね。

実際に曲を連続再生して確認したところ、8時間とすこし稼働してくれました。公称よりもちょっと長かったです。

実際に使ってみて

ペアリング

FlyBuds NCを実際にペアリングしてみました。

ペアリング方法はかんたんで、イヤホン本体をケースから取り出し、任意のデバイス側で接続設定を行なうだけの2ステップで完了します。

登録済みのデバイス以外と再ペアリングを行う場合もこの手順でペアリングすることができます。

また、ペアリング完了後はケースから取り出すすだけで自動的にペアリング済みの機器と接続してくれます。

装着感

FlyBuds NCを実際に装着してみましたところ、つけ心地の悪さは感じられませんでした。ただ、耳から垂らす形となってしまうので「引っ掛けてる感覚」は多少なりともあります。

操作方法

FlyBuds NCは本体表面をタップすることによって様々なコントロールを行なうことが可能です。押し込む必要がないので、耳に負担がかからないのはいいですよね。

再生/一時停止 2回タップ
次の曲へ進む 3回タップ
各種アシスタントを起動 左のイヤホンを2秒ほどタップ
電話の応答・切断 2回タップ
ノイズキャンセリング 右側2秒押し(1回目)→NCオン→右側2秒押し(2回目)→ambient(外音取り込み)オン→右側2秒押し(3回目)→NC無効(初期状態)

ノイズキャンセリング

FlyBuds NCにはその名の通り、ノイズキャンセリング機能が搭載されています。

ノイズキャンセリング機能は最初は有効化されていませんので、「右側の本体を2秒押し」してノイズキャンセリングをオンにしてあげる必要があります。

実際に有効化してみると、エアコンをはじめとした環境音がかなり遮られます。しかし、完全に遮断されるわけではなく、半減されるレベルですので、完全遮音の物を探している人は別の製品を探したほうがいいでしょう。また、ノイズキャンセリングを有効化すると、女性の声で知らせてくれる点は良心的だと思いました。

これは余談ですが、ノイズキャンセリング機能を使うのは数年ぶりのため、ちょっと懐古してしまうところではあります。

音質

肝である音質を確認すべく、実際に聴いてみました。

使用端末:Xiaomi CC9 Pro
再生アプリ:Foobar2000

Yunomi – 神様の渦(44.1khz/16bit .m4aファイル)

この曲は同社の「FlyBuds 1」と「FlyBuds 3」の音質チェックでも聴いており、一番違いのわかる曲だと思います。

それぞれのイヤホンの傾向として、「FlyBuds 1」は低音よりの気分を上げてくれるチューニング、「FlyBuds 3」は高音よりのキラキラとしたチューニングなのですが、どちらのイヤホンにも欠点はありました。しかし、この「FlyBuds NC」は低音もボワつかない、かといって高音もシャリつかない。文句のつけどころが無い音ですよ、コレ。

Rigël Theatre – ERIS Legend of Gaidelia(48khz/24bit .flacファイル)

前提として、この曲はオーケストラをモチーフとしているため、全体的な盛り上がりが激しいです。

Tribit FlyBuds NCは同社の「FlyBuds 1」を踏襲しているチューニングのため、臨場感にあふれています。

また、横方向よりも縦方向に音場が広く、立体感というよりかは迫力重視といったところでしょうか。Tribitらしさがあっていいですね。

さユり – それは小さな光のような(44.1khz/16bit .m4aファイル)

女性ボーカルの高音が際立つ曲ではありますが、後ろで鳴っている低音が濁ることなく、全体を通してスッキリしています。

また、高音も広がるように伸び、刺さることもありません。聴いていると思わず足踏みしたくなってしまう、「FlyBuds 1」の再来と言っても過言ではないです。

Tribit FlyBuds NCの音質に対する個人的な感想

「FlyBuds NC」は、高音がキレイな「FlyBuds 3」と低音が気持ちいい「FlyBuds 1」のハイブリッドイヤホンのように感じました。

というのも、「FlyBuds 3」は全体的にクリアで分離感の高いイヤホンでしたが、やや迫力不足なところがありました。それを補うために「FlyBuds 1」の力強さがあれば完璧…なんて考えていた矢先に「FlyBuds NC」を提供していただいて、期待に胸を踊らせていたら大満足。Tribit製品の完成度にはたびたび腰を抜かしてしまいます。

最後に

Tirbit様から毎回のように提供していただいてますが、低価格ながらここまでのクオリティを実現するのはすごいの一言につきます。

今回のFlyBuds NCは今までの中で一番完成度が高く、ノイズキャンセリングイヤホンを探している方には自信をもっておすすめすることができます。しかし、「完全無音」ではないため、そこに関しては注意が必要です。

なお、8月21日よりTribit FlyBuds NCの発売記念キャンペーンとして、最大2,000円引き(6,999円→4,999円)となるキャンペーンが開催されています。
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