TaoTronics SoundLiberty 88 レビュー:耳への脱着で自動再生・停止する機能が便利な完全ワイヤレスイヤホン
SUNVALLEY JAPANより、ELEVOC AIノイズキャンセリングで通話時の音声がクリアになるインナーイヤー型イヤホンTaoTronics SoundLiberty 88をレビュー用に提供していただきました。
TaoTronicsと言えばつい先日も同じインナーイヤー型のTaoTronics SoundLiberty 92を提供していただきましたが、今回のTaoTronics SoundLiberty 88は上位モデルになります。10日間ほど使用してみましたので、実際に使ってみて感じた良いところイマイチなところをレビューしていきます。
- 耳への着脱を検出して、音楽を一時停止・再生
- ELEVOC AIノイズキャンセリング技術でクリアな通話
- 疲れない聞きやすい音質
- 音量コントロールが難あり
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クーポンコード:BH088ORE
期限:2020年8月8日~2020年8月10日
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SoundLiberty 88の特徴
SoundLiberty 88はTaoTronicsブランドのインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンです。以前紹介したSoundLiberty 92の上位モデルとなり、通話用AIノイズキャンセリングや自動耳検出などの機能があります。
インナーイヤー型
完全ワイヤレスイヤホンではまだ比較的珍しいインナーイヤー型のイヤホンです。カナル型に比べ遮音性ではお取りますが、軽いつけ心地で長時間つけていても疲れにくいです。
ELEVOC技術によるクリアな通話
ELEVOC AIノイズキャンセリング技術を搭載しており、AIが周囲の雑音のみを打ち消し、話す音声を相手に送ります。クリアな通話が可能になるので、テレワークやウェブミーティングのときに便利です。
自動耳検出で音楽を一時停止・再生
静電式センサー搭載で耳との着脱を検出します。耳から外せば再生中の音楽を一時停止、再び耳に装着すれば自動で再生してくれます。
製品仕様
Bluetooth バージョン:Bluetooth 5.0
Bluetooth コーデック:AAC、SBC
通話ノイズキャンセリング:ELEVOC AIノイズキャンセリング
再生時間:単体約4時間、合計約25時間
充電時間:約1時間
充電ポート:Type-C
通信距離:約15m
防水等級:IPX7防水防汗(イヤホンのみ)
ボタン仕様:タッチセンサー式
イヤホンタイプ:インナーイヤー型
対応機種:iOS/Android/WindowsなどBluetooth機能搭載のデバイス
その他:自動耳検出機能、自動ペアリング機能、タッチコントロール、片耳モード対応
SoundLiberty 88の外観
TaoTronics SoundLiberty 88の内容物は上記画像の通り。ケースとイヤホン本体のほか、クイックガイドとユーザーガイド、USBケーブルというシンプルさです。
TaoTronicsの箱はいつもこの白とオレンジのもので、白い外箱からオレンジの箱を取り出すというもの。このデザイン、わたし好きなんですよね。
角の丸い四角形なケースの中にイヤホン。過度にテカテカせずに落ち着いた雰囲気があります。
ケースの充電はType-Cです。
イヤホン本体はいわゆる「耳うどん型」で、外側のタッチコントロールのセンサー部分にTaoTronicsのロゴ、先端あたりにはマイクがあります。内側には状態を示すLEDや充電端子、左右を示すLRも書かれています。
テカテカせずサラサラな表面は私好みです。
LEDランプや充電端子、LR表示など「必要だけど見えると見た目が良くないもの」は内側にしてあるのはいいですね。
重量は片耳4.5g、両耳で9gと軽量です。とはいっても完全ワイヤレスイヤホンでは標準的でしょうか。耳につけてて重いと感じることはないです。
実際に装着すると、明らかに耳になにかつけてるのはわかります。色が黒なのでガジェット感はありますね。
軽く頭を振ったくらいでは落ちるどころかズレる気配もありません。さすがに突起部があるのでマスクを着け外しする際は気をつけなければなりませんが、イヤホン装着のままでもマスクの着け外しは可能です。
SoundLiberty 88の音質
SoundLiberty 88の音は、やはりSoundLiberty 92に似てると思いました。バランス良く、インパクトはないけど長い間聴き続けられるものです。インナーイヤー型なので多少音は抜けてしまいます。しっかりと音を楽しみたいならカナル型のほうがいいでしょう。
BGM的なもの、環境音的なものを聞き流すといった用途に向いてると感じます。
SoundLiberty 88の良いところ・イマイチなところ
使ってみてTaoTronics SoundLiberty 88の良いところ、イマイチなところが見えてきました。
- ケースを開けた時点でペアリング開始
- 自動耳検出による音楽の停止/再生が便利
- 疲れない聞きやすい音質で長く聴いてられる
- ELEVOC AIノイズキャンセリング技術でクリアな通話
- 片耳モードにも対応
- IPX7の防水性能
- 音量コントロールは難あり
- 音漏れは一応ある
- aptXには非対応
特に気になったものをいくつかピックアップしてみます。
ケースを開けた時点でペアリング開始
SoundLiberty 88はBluetooth接続なので初めて使うときにスマホとのペアリングが必要です。とは言ってもケースからイヤホンを出すとペアリングモードになるので、あとはスマホのBluetooth設定から「TaoTronics SoundLiberty 88」を選択するだけです。
2回目からはケースを開けた時点で自動で前回と同じ端末とペアリングしてくれます。ケースからイヤホンを取り出した段階でペアリング、というのはよくありますがケースを開けた時点で、というのは面白いです。
自動耳検出による音楽の停止/再生が便利
SoundLiberty 88は静電式センサーで耳に装着してるかどうかを検出し、イヤホンを(片方だけでも)外すと音楽が一時停止、再び装着するとまた音楽が再生されます。
お店のレジなどで一時的に外すときに音楽の方のコントロールをしないで済むのは便利です。いや、外すときよりも、再び装着したときに自動で続きから再生してくれるほうが便利さを感じるかもしれませんね。
疲れない聞きやすい音質で長く聴いてられる
インナーイヤー型のイヤホンなので、カナル型に比べて耳の圧迫感がありません。つけ心地が軽いです。また先に書いたように音的にも低音をどんどん響かせるようなものではないので聴いてて疲れにくい印象です。
なにかの作業中にBGMとして音楽や環境音を流すのにいいのではないでしょうか。周りをすべてシャットアウトして集中、というならカナル型で遮音性の高いものがいいですが、多少周りの音も聞こえる程度で、というのならこちらです。
音量コントロールは難あり
SoundLiberty 88の音楽などのコントロールはタップで行います。軽く触るだけでOKなので、耳を押し込んで痛いということもありません。音楽の再生だけでなく通話の応答や音声アシスタントの起動もできます。
再生/一時停止 | どちらかのイヤホンを2回タップ |
---|---|
音量アップ | 右イヤホンを3秒以上長押し |
音量ダウン | 左イヤホンを3秒以上長押し |
次の曲 | 右イヤホンを3回タップ |
前の曲 | 左イヤホンを3回タップ |
通話の応答 | どちらかのイヤホンを1回タップ |
通話の終了 | どちらかのイヤホンを2回タップ |
通話拒否 | どちらかのイヤホンを2秒長押し |
音声アシスタントの起動 | どちらかのイヤホンを2秒長押し |
このコントロール方法、メーカーによっても違いがあって、そのたびに覚えなくてはならないのがツライところ。ほぼ同じ時期に同じブランドから出てるSoundLiberty 92とSoundLiberty 88でも(音量操作など)若干の違いがあるのはどうにかしてほしいところです。
また、SoundLiberty 88の場合は音量アップが3秒間以上長押しで、音声アシスタントの起動が2秒以上長押しです。つまり、音量アップしようとするとその途中で音声アシスタントが起動します。(ポーンと音がします。)これはちょっと操作を分けてほしかったと思います。
単体4時間ケース含めて25時間再生可能なバッテリー
SoundLiberty 88のバッテリーはイヤホン単体で4時間、ケースを含めると25時間の再生が可能とされています。実際に音楽を流し続けてみたところ、4時間ちょうどくらいでバッテリー切れとなりました。
ケースの充電はUSB Type-Cで、通常1時間ほどで完了します。ワイヤレス充電には対応してません。
まとめ
TaoTronics SoundLiberty 88は音もバランス良く、インナーイヤー型でつけ心地が軽い、そして通話時のノイズキャンセルと、普段使いからテレワークでのウェブミーティング用まで幅広く使える完全ワイヤレスイヤホンです。
音に集中したいならカナル型のものだったり、安さを求めたいならSoundLiberty 92もありますが、音も機能もバランス良く求めるならTaoTronics SoundLiberty 88はアリでしょう。カナル型が苦手でインナーイヤー型がほしかったけどSoundLiberty 92だともうちょっと機能が欲しい…という人にはピッタリの上位モデルです。
今回も20%オフで7,599円→6,079円になるクーポンをいただきました。どうぞご利用ください。
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期限:2020年8月8日~2020年8月10日
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。