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超小型スマホJelly 2のクラファンは8月20日22時終了!おサイフケータイ機能搭載で159ドル(+20ドル)

Kickstarterにて行われてるUnihertzの超小型スマートフォン「Jelly 2」のクラウドファンディングが8月20日22時に終了します。プロジェクトの目標額の5万ドルは開始175秒で達成しており、すでに5,000人以上の支援を集めています。

プロジェクトではいくつかのリワード(報酬)がありますが、現在はKickstarter Specialで159ドル(約16,787円)、もしくは2台で290ドル(約30,617円)かそれ以上の台数のものがあります。ただし日本のバッカーの場合はFeliCa対応版となるため、送料扱いで1台につき+20ドルが必要となります。

締め切りまでもう時間がありません。興味があったけどまだプレッジしてない方、初めて知った方、締切は日本時間8月20日22時です。お忘れなく!

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パワーアップした超小型端末

Jelly 2は2017年にUnihertzが世界最小(当時)のLTE対応スマートフォンとして発売した「Jelly / Jelly Pro」の正統なる後継機です。クレジットカードサイズの大きさはそのままに、SoCにHelio P60、6GBのRAMと128GBのストレージ、OSはAndroid 10とかなりのパワーアップを果たしています。

ディスプレイサイズは3インチで解像度は480×854ピクセル。大きさは95×49.4×16.5mmでJellyよりも若干大きく厚くAtomより若干薄くなっています。

日本で手に入る超小型端末というと、楽天モバイルのRakuten Miniも思い浮かびます。こちらは106×53.4×8.6mmで、縦横は若干Jelly 2よりも大きいですが、厚さは約半分です。そのため、持った時の印象はかなり違うと思います。

薄さを求めるならRakuten Miniですが、超小型端末は実はある程度厚さがあったほうが持ちやすいというもの。それに厚い分バッテリーもJelly 2のほうがたくさん積んでます。

超小型端末で心配されるのはバッテリーですが、Jelly 2は2000mAhを搭載。Atomと同じ容量ですね。Rakuten Miniが1250mAhなので、それに比べるとかなり持ちはいいでしょう。

このサイズのものにあまり期待するものではないと思いますが、カメラは背面に16MP、前面に8MPを搭載します。これまでのUnihertzのカメラを見ても最低限以上の写りはしてくれるでしょう。

さらに、日本のバッカー向けには特別にFeliCaを搭載し、おサイフケータイに対応すると発表されています。これまでのUnihertzの小型端末でもいつも熱望されていましたが、とうとう本当に実現するようです。

ただし、このために追加費用として1台あたり20ドルが日本向けの送料扱いで加算されます。なので、159ドルのプレッジの場合は179ドルとなります。発送先が日本の場合は強制的に日本版となり、FeliCaなしは選べません。

スペックを過去の超小型スマホJelly ProおよびAtomとも比較してみます。

Jelly 2 Atom Jelly Pro
OS Android 10 Android 8.1 Android 7.0
CPU Helio P60 Helio P23 MediaTek MT6735
RAM 6GB 4GB 2GB
ストレージ 128GB 64GB 16GB
Micro SD 対応 非対応 対応
ディスプレイ 3インチ
(480×854)
2.45インチ
(240×432)
2.45インチ
(240×432)
カメラ 背面:1600万画素
前面:800万画素
背面:1600万画素
前面:800万画素
背面:800万画素
前面:200万画素
バッテリー 2000mAh 2000mAh 950mAh
サイズ 約95 x 49.4 x 16.5 mm 約96 x 45 x 18 mm 約92.3 x 43 x 13.3 mm
重量 約110g 約108g 約60.4g

SoCのHelio P60は最近のUnihertzのスマートフォンTitanやAtom Lでも採用しているもので、AnTuTuベンチマークでは16-17万点ほどです。OPPO Reno3 AやBlackBerry KEY2に一歩及ばず、moto g8と同じくらい…といったところでしょうか。RAMを6GB、ストレージが128GBあるので、そういったスペックを見れば日常生活でも十分使えます。

ディスプレイサイズは2.45インチ(240×432)から3インチ(480×854)へと大型化しています。それでも縦幅はAtomとほぼ同じです。横幅は4.4mm増えてますね。Atomを少し潰したイメージでしょうか。

最近の超小型端末として、Rakuten Miniとも比べてみましょう。

Jelly 2 Rakuten Mini
OS Android 10 Android 9
CPU Helio P60 Snapdragon 439
RAM 6GB 3GB
ストレージ 128GB 32GB
Micro SD 対応 非対応
ディスプレイ 3インチ
(480×854)
3.6インチ
(720×1280)
カメラ 背面:1600万画素
前面:800万画素
背面:1600万画素
前面:500万画素
バッテリー 2000mAh 1250mAh
サイズ 約95 x 49.4 x 16.5 mm 約106 x 53.4 x 8.6 mm
重量 約110g 約79g

性能という面ではJelly 2の方がかなり「使える」ようになっています。バッテリーもJelly 2の方が大きいです。ディスプレイはRakuten Miniの方が大きく解像度も高いですね。ただ、端末の大きさ・厚さ・重量はかなり違います。単純にサイズというよりも、平べったいRakuten Miniと厚さがあって丸っこいJelly 2は、同じ超小型端末と言ってもだいぶ印象が違うと思います。

発送は2020年12月予定

今回のクラウドファンディングは2020年8月20日 22:00まで行われます。すでに目標は達成されているのでプロジェクトは進行し、クレジットカードからの引き落としも8月20日に行われます。

今後の予定としては、10月に技適などの取得、12月発送予定となっています。クラウドファンディングですと数ヶ月遅れることもよくありますが、最近のUnihertzはだいたい予定通り進めてくれるので、年末年始あたりには届くことを期待したいところです。

参考情報

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