EarFun様からBluetooth 5.0やIPX7の防水に対応した左右独立型ワイヤレスイヤホン「EarFun Air」を提供して頂きました。
「iFデザインアワード 2020」と「CES 2020 イノベーションアワード」を受賞するなど、デザインや使い勝手の面に力を入れており、耳への負担が少なく快適に長時間装着できるイヤホンになっています。
- IPX7の防水に対応
- ワイヤレス充電(Qi)対応
- 1回の充電で7時間連続再生・ケース併用で35時間
- 対応コーデックがAAC, SBCのみ
目次(見たいところからチェック!)
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開封・付属品
パッケージは商品デザインがプリントされたよくあるデザインで、「iFデザインアワード 2020」と「CES 2020 イノベーションアワード」を受賞していることやBluetooth 5.0に対応していることなどが書かれています。
内容物としては、イヤホン本体、充電ケース、イヤーピース、充電ケーブル、説明書類が付属します。
イヤーピースはもともとイヤホン本体に付属しているものも含めて4種類。XS/S/M/Lと、非常に小さいサイズから大きめのサイズまで用意されているので、幅広い耳の大きさに合わせて変えることができます。
デザイン・装着感
ケースは艶消しデザインでコンパクト。真ん中にはインジケーターがあります。
イヤホンの収納方法に関してはAirPodsなどと同様に、上から挿し込むタイプの収納方法になっています。ケースに収納したり取り出したりは行いやすいですね。
USB Type-Cは底面にあります。ワイヤレス充電にも対応しており、このまま底面を充電台に載せるだけで充電可能。
iPhone XSをサイズ比較用に置いてみました。非常にコンパクトであることがわかると思います。
イヤホン本体は、外から見える天板の部分が艶のある素材で、それ以外の耳に当たる内側の部分はケースと同じ艶消しになっており、ツートンなデザインになっています。
装着感についてはあくまで筆者の場合になりますが、カナル型ではありながら押し込み圧迫して装着するタイプではなく、どちらかというと自然に耳に乗っかっている印象。突起などもなく自然な形なので長時間装着しても耳に負担は少ないですね。
密閉感が強くはないので、耳栓みたいにしっかりハマる製品と比べると、少し遮音性が弱くは感じますが、歩いたり走ったりなど動きのある状態でも外れるということはありませんでした。
音質
音質に関しては良くも悪くもフラット。音が偏っていないのでJ-POPやクラシック、アニソン、ロックなどジャンルを問わず、聴きやすいイヤホンになっていると思います。音の傾向自体はフラットですが、音の空間的な広がりは感じられます。
ただ、低音域や高音域が強すぎるというような偏りはないため、人によってはパワーのなさや物足りなさを感じるかもしれません。
対応コーデックはAAC、SBCになっており、手元のMi Note 10で接続したときには、Bluetoothの設定から切り替え可能でした。
操作性
- タッチセンサーによる操作
- 着脱検知機能:着脱による再生・停止
このイヤホンは左右のハウジングにタッチセンサーを内蔵。左右どちらかをダブルタップすると再生・停止、右側を3回タップすると曲送り、音量調節は左右を長押しで行うことができます。その他にもSiriの呼び出しや通話時の操作にも利用可能。
着脱検知機能もあり、イヤホンを耳から外すと再生が止まったり、着け直すと再生が再開されます。安価なイヤホンのため外音取り込み機能はありませんが、ちょっと会話するときにいちいち楽曲を停止してから外す必要がないのは良いところ。
目立つ特徴は少ないが、安価で安定している
このイヤホンの目立つ特徴としてはIPX7の防水に対応しており、ジムなどでのトレーニングや夏場汗をかく環境で利用しやすい点。その他のスペックについても他の製品に劣ることはなく十分だと思われます。
特筆して何かが飛び抜けているわけではありませんが、このイヤホンの魅力としては、ケースからの取り出しやすさ・ガイド音声のボリューム・音質のフラットさなど、プラモデルのバリみたいに細々した点で不満に思う部分がほとんどないことです。安価なイヤホンの中でもオススメできる製品です。