Atom L 購入:4インチとなった小型タフネススマホ、開封とファーストインプレッション
Unihertzが2月にクラウドファンディングしていた「Atom L」が届きました。2018年発売のAtomが画面サイズを大きくして4インチとなったモデルです。トランシーバー機能のついたAtom XLと、それを除いたAtom Lがあるのですが、XLのトランシーバー機能は日本では法的にヤバそうなのでLにしました。
まずは開封してのファーストインプレッションをお届けします。
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Atom L開封
シンプルな白い箱、といういつものUnihertzのままです。ロゴ部分は光を当てると青く光るのがカッコいい。
側面に「Atom XL」と書かれていて「あれ?頼んだのはAtom Lだよね?」と驚いたのですが、そうやら箱はXLもLも共通のようです。
箱を開けて本体とご対面。ちゃんと本体の大きさに合わせて詰められてるのでガタガタ揺れないようになってます。
内容物は本体の他にマニュアルと保証書、ACアダプタにUSBケーブル、替えの画面保護フィルムにSIMピンです。保護フィルムは最初から1枚貼られているのですが、それとは別に1枚付いてくるのはありがたいですね。(もともと貼られてるものもあまり滑りは良くないですが…。)
充電器。ちゃんとPSEマークもあります。
正面から。こう見るとAtomとかなり似てるなぁ、と。
背面。雰囲気こそAtomと似てますが、実は結構変わってます。
左側面には赤いプログラマブルキーとSIMスロット。
右側面は音量キーと電源キー。
上側面には、写真では見にくいですが赤外線ポート(?)があります。
下側面にUSBポートとイヤホンジャック。
大幅にサイズアップしたAtom
以前のAtomと比べてみると、本当にそのまま大きくしたかのような印象を受けます。まぁ、超小型という特徴を失ってしまったので「昔ながらの普通のスマホ」っぽさも感じます。
背面のデザインは大きく変わり、中央に金属プレートが入りました。このほうがタフネススマホらしいですね。下部には変わらずストラップ用の穴があります。
手に持った感じは、なんとも普通のスマホっぽくなりました。まぁ4インチなので小さめといえば小さめですが。
それにしても、この大きさでこの重さは…と思ったら229gもあります。スペック上は224.5gですが、僅かな差でしかないと思えるくらいの重量です。普通に最近の6インチ超のスマホよりも重いです。
OSはAndroid 10なのでジェスチャー操作も使えるのですが、Atomと同じく指紋センサーはホームボタン、その両隣は戻るキーとマルチタスクキーになります。(入れ替えることも可能)
ちょっと触ってみた
4インチディスプレイの解像度は1136×640ピクセル、最近では珍しい16:9のアスペクト比です。HDですらありませんが、4インチなのでこれくらいでも十分でしょう。
中身は基本的にほぼ素のAndroidです。Pixelその他で私には馴染みやすくていいです。
文字入力はGboardがデフォルトです。Android 10のジェスチャーだと最下段がジャスチャーと誤動作してしまう対策なのか、一番下にナビゲーションバーのようなものが表示されます。右下のアイコンでキーボードを切り替えることも可能。
AnTuTuベンチマークを使ってみたところ、144,872点…と思ったらGPUの項目が0点でした。テスト内容が非対応とのことで…。
Geek Bench 5はシングルが297点、マルチが1,438点でした。3DMarkでは1,290点です。
さて、どう使っていこうか
軽く触ってみても思ったのですが、わりと「これ買ったけどどうしよう…?」と考えてしまうスマホです。Atomほどの超小型端末ではないので、単夏アウトドア向けタフネス端末…なんでしょうか。普段使いするにしても229gという重量はかなり重いです。厚いです。
まぁ…とりあえず普通に普通のスマホとしてしばらく使ってみます。アウトドアにも連れて行ってみたいですね。
Unihertzはすでに次作として超小型端末の最新版Jelly 2のクラウドファンディングがスタート間近(7月21日)です。なんとなくそれまでの繋ぎ…のようなイメージもあるのですが、Atom Lのいいところ、探していきたいです。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。