Xiaomiの日本参入第2弾となるスマートフォンの1つ「Redmi Note 9S」を購入しました。Xiaomiの中でも低い価格帯のRedmiシリーズで、Snapdragon 720Gを搭載したミドルレンジのスマホです。
日本で発売されたのは4GB/64GBのモデルと6GB/128GBのモデルがありますが、今回購入したのは6GB/128GBのモデルです。これで税込29,800円というんだから驚きですよね。4GB/64GBなら24,800円です。
まだ届いたばかりでろくに触っていませんが、軽く外観のチェックとファーストインプレッションをお届けします。
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開封
わりとシンプルな箱に入ってました。底面にはなにも印刷なし。
箱を開けたら本体をご対面…かと思ったらもう一段ありました。内容物は本体のほかに保証書類、USBケーブル、ACアダプタ、SIMピン、TPUケースです。
ACアダプタはこちら。こういう細かいところも日本語表記あるんですね。
外観チェック
Redmi Note 9Sは背面カメラあたりは左右対称を意識したデザインとなっています。なので中央に配置されてるんですね。カラーは2種類あり、私はオーロラブルーを選びました。グリーンとブルーの間のような色です。今回写真を撮るときにちゃんと調整できなくて写真ごとに色が違って見えるかもしれませんが、揃えるのがけっこう難しい色でもあります。
上側面。マイク穴ですかね。背面カメラの出っ張りがなかなか存在感あります。
下側面。USBポートとスピーカー、イヤホンジャックもあります。一時期イヤホンジャックがないものが増えましたが、最近はミドルレンジなら大抵はありますね。
右側面。指紋センサーを兼ねた電源キーと音量キーがあります。
左側面。こちらにはSIMスロットのみ。
持った感じはなかなかのサイズです。ディスプレイは6.67インチもありますからね。
背面のクアッドカメラ。4つのレンズが並んでいる部分が一段高くなっています。公式サイトの写真などでは白枠で囲まれたところが更に高くなっているようにも見えたのですが、さすがにここは平らでした。
横から見ると存在感がすごいです。普通に違うものが乗ってる感ありますよね…。
まぁ最近のスマホはカメラ部分が出っ張ってるのは当たり前、ケースを付けるのも当たり前、それで出っ張りも吸収すればいいんです。
…と思ったのですが、なんとケースでも吸収しきれない高さがあるため、ケース自体もそれを保護するようにカメラ周りだけ高くなっています。
この付属ケース、ちょっとおもしろいことに下部のUSBポート部分は蓋の開閉式になってます。他の部分は普通に開いてるのですが、少しでも防水しようということでしょうか。
最近いくつかの端末が採用するようになったサイドの電源キー兼用指紋センサーです。これなんですが、ボタンの位置が思ったよりも高いところにありました。Xperiaなんかだと片手で持ったときにちょうどいい位置に配置されており、そのままスマホの操作ができたのですが、Redmi Note 9Sの場合はサイドで指紋センサーに触れたあとにもう一度持ち直すイメージです。これはちょっと残念ポイントでした。
逆に良かったのはSIMスロットです。nanoSIMが2枚にmicroSDカードが1枚、排他仕様にならず使えるトリプルスロットです。デュアルSIMをmicroSDによるストレージ拡張が両立できるのは嬉しいですね。
ソフトウェアを軽くチェック
ホーム画面です。ドロワーのない、すべてホーム画面に表示されるタイプです。なにげに面白いのは、時計ウィジェットのあるメイン画面ではステータスバーの時計が非表示になること。Xiaomiは昔からそうでしたね。
Redmi Note 9SはAndroid 10ベースのMIUI11を搭載しています。パッと見はクリーンですが、Pixel系に慣れていると場所がわからずに悩むことも結構あります。まぁ慣れなんでしょうけど。
デフォルトではナビゲーションバーが表示されますが、ジェスチャーナビゲーションに切り替えることもできます。Xiaomi独自のものですが、Android 10のものとだいたい同じでさらに拡張したようなものになっています。
あー…。「ん」が入力しにくいタイプか。 pic.twitter.com/5GHtSYyQ5S
— orefolder (@orefolder) June 9, 2020
ただ、日本語キーボードで「ん」を入力(画面下部を上にフリック)するとき、このジェスチャーが反応してホーム画面に戻ってしまうことがそれなりの頻度でありました。慣れかもしれませんが、なる時ならない時がいまいち判別できませんでした。
左右の端からスワイプで「戻る」など便利なものもあるのですが、どちらを使っていこうかちょっと悩みます。
ベンチマークテストの結果は上図の通り。だいたいSnapdragon 845を搭載したAQUOS R2 compactやPixel 3より下、Snapdragon 835を搭載したEssential PhoneやGalaxy S8より上、といったところです。
…ええと…これ、29,800円のスマホですよ?
コスパいい端末になりそう
MIUIなので若干の癖はありますが、動作などは問題なく使えます。ベンチマーク的にはちょっと前のハイスペック端末と同等以上ですからね…。それでこの価格は恐ろしいとしか言いようがありません。
これからカメラを使ったり、アプリも色々入れて使いこんでいきたいと思います。