KDDIおよびUQコミュニケーションズは5月14日、UQコミュニケーションズのUQ mobile事業を会社分割により、2020年10月1日をもってKDDIが承継すると発表しました。
UQコミュニケーションズがUQ mobile事業を分割会社とし、それをKDDIが承継する吸収分割となり、会社分割の対価として355億円がKDDIからUQコミュニケーションズに支払われます。
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今後は2ブランドを提供
KDDIは現在auブランドで通信サービスを提供していますが、UQ mobileが吸収消滅するわけではなく、2つのブランドとして今後も提供されるとのことです。ソフトバンクとワイモバイルの関係に似たものとなるのではないでしょうか。
UQ mobileはKDDIのMVNO事業推進を目的として作られた子会社「KDDIバリューイネイブラー」が2014年12月18日より開始したMVNOサービスで、2015年10月1日にUQコミュニケーションズがKDDIバリューイネイブラーを吸収合併し、そして2020年10月1日にKDDIに吸収されることなります。なんだかんだ元のところに戻ったような形ですね。
UQ mobileは2020年1月には累計契約数が200万を突破しました。そのユーザーが今後どうなるのか、何かしらの変更等あるのかは何も発表されていません。今後の動きにも要注目です。