Googleは3月2日より、Pixel端末に新しいMotion Senseやダークテーマのスケジュールなどいくつかの機能アップデートを配信開始すると発表しました。
これらはGoogleが昨年12月に発表した定期的な新機能リリース「feature drop」の第2弾となります。
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Motion Senseで音楽の一時停止/再生が可能に
Pixel 4のSoliレーダーを使った触れずにジェスチャーで操作できる「Motion Sense」に「音楽の一時停止/再生」が追加されました。
端末上で「エアタップ」することで音楽再生/一時停止を切り替えられます。画面上のボタンをタップしたほうが早い気はしますが、手が汚れてる時や食事中など、画面に触れたくない場面では便利そうです。
ただ、実際に試してみましたが、なかなか反応がシビアというか、うまく反応するときとしないときがあって、感覚が掴めません…。
ダークテーマがスケジュール可能に
画面の配色が黒背景になって目に優しく、若干の節電効果も期待できる「ダークテーマ」が、スケジュールによる自動オンオフが可能になりました。クイック設定パネルのダークテーマアイコンを長押しするか、画面設定から設定できます。
ただ、自分でオンオフの時間を決められるのではなく、「自分でオンオフする」か「日の入りから日の出までON」のどちらかのみです。もう少し細かく設定できると良いんですけどね。
他にもいくつかの新機能
今回のアップデートではほかにもいくつかの機能が追加されています。
- 車の事故などのときに緊急電話にボイスコマンドやシングルタップで連絡できる機能(10月に米国のみだったのがオーストラリアと英国で可能に。日本は未対応。)
- Duoのビデオ通話で、自分の表情を反映させたAR
- 前面カメラで奥行きのある画像を作成できるように。ボケのあるポートレートやカラーポップが向上し、Facebook用の3D写真を作成できます。
- 169個の新しい絵文字
- 電源ボタンの長押しで、Google Payに登録したカード類や搭乗券を表示し、スワイプで切り替えられます。米国、英国、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、アイルランド、台湾、シンガポールで提供。日本はなし。
- Wi-Fiや位置情報によってマナーモードにするなどの「ルール」機能が使えるように。
日本では使えない機能も多いですが、「ルール」などかなり有用な機能もあります。Pixel端末を持っている方はぜひ試してみてください。