2月4日にGoogleが日本でも順次使えるようになると発表した「Motion Sense」が、ついに手元のPixel 4でも使えるようになりました。さっそく試してみたのですが、触れずに操作できるジェスチャー操作はともかく、近づいてるのを感知して顔認証が早くなる機能はなかなか良さげです。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
Motion Sense
Motion SenseはPixel 4の設定のシステムの中にあります。デフォルトではオフになってるので、試す場合はオンにしましょう。ある程度は機能ごとにオンオフも可能です。
現在できる機能は以下の通り。
- 曲のスキップ…手を振って曲送りや曲戻し
- 割り込みのミュート…手を振ってアラームをスヌーズ、着信音を消す
- ロック画面で非アクティブ…近づくと時刻などがアンビエント表示
- スマートフォンに手を近づけると通知を表示…手を近づけると画面がオンになってロック画面表示
曲のスキップはどのアプリでもできるわけではありません。とりあえずYT Musicでできることは確認しました。割り込みのミュートは、アラームで試したところ、手を振るだけで10分後にスヌーズとなりました。ますます起きられなくなりそうですね。
顔認証も早い!?
Motion Senseによって顔認証も早くなる(近づくと顔認証の準備が始まる)というので試したのですが、最初はあまり違いがわかりませんでした。しかし、よく見てみるとMotion Senseをオンにした状態だとスマホを持つ前に画面がオンになっていて、初動が早くなってました。
手が触れてないのに画面がオンになるのがわかるでしょうか。つまり、これまでは「持ち上げる→画面がオンになる→顔認証」だったのが「画面がオンになる→持ち上げる→顔認証」となります。うまくすれば持ち上げてる最中に顔認証されます。
この機能、どうやらMotion Sense設定の「スマートフォンに手を近づけると通知を表示」をオンにすると可能になるようです。
ちなみに、上の動画だとセンサーがピカピカ光ってますが、これは実際には人間には見えないものです。
正直、音楽のスキップやアラームのスヌーズではMotion Sense使わないな、と思っていたのですが、顔認証が早くなるのは歓迎です。これはいいですよ。
そういえば、もう一つの「新しいGoogleアシスタント」はまだ来てないですね。こちらも楽しみです。