タブレットカーナビ化計画 その2:カーナビアプリを3種類から検討-やはり無難が一番?
タブレットをカーナビとして利用しよう、という「タブレットカーナビ化計画」第2弾です。
前回タブレットホルダーを使ってタブレットを車に固定できたので、今回は使うカーナビアプリを選びます。もちろん「これがベスト、最強!」なんてものはないので、あくまで私が選んだもの、です。
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そこそこ使えそうなカーナビアプリを選ぶ
Playストアで「カーナビ」と検索するとたくさんでてきます。いろいろあって機能もそれぞれでしょうが、まずは無難なものを試してみるのがいいと考えました。それで不満があれば、それを解決すべく別のものを探せばいい、ということです。そうやって自分がカーナビに何を求めているのか探っていくのも大事です。
とりあえず現時点では以下の3つを選んで、その時々の気分で変えてます。
- マップ – ナビ、乗換案内
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制作: Google LLC価格: 無料
- Yahoo!カーナビ -【無料ナビ】渋滞情報も地図も自動更新
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制作: Yahoo Japan Corp.価格:無料
- MAPLUSキャラdeナビ 地図・カーナビ・渋滞情報が無料
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制作: Edia Co.,Ltd.価格: 無料
もう無難も無難で面白みがないですね。とりあえず、どれも基本的には無料で使えます。今回はこの3つを使ってみたのでその感想というか自分の使い方で思ったことなど。
Googleマップ
まずはおなじみのGoogleマップです。
普段よく目にするものであり、操作も体でわかってるのでかんたんです。ただ、大きく2つの不満点がありました。
ナビ中は鳥瞰図
まず、Googleマップは普通に地図を見るときは真上から見下ろした状態ですが、ナビ中は斜め上から見たような状態になります。3D表示だとか鳥瞰図と言われるものです。これがちょっと私には合わないのです。
私がオリエンテーリングを競技者としてがんばってた頃に聞いた話ですが、人は地図から現地をイメージするときに大きく3つに分かれるそうです。
- 地図上を自分という点が動いてるイメージ
- 上空から見た鳥瞰図でイメージ
- 自分の視点で現地にいるようなイメージ
これはどれが良いという話ではありませんが、だいたいそうなると言うだけの話です。そして私はと言うと、地図上を自分が動いてるイメージです。なのでナビでもやっぱり平面の地図でずっと表示してくれたほうが(私には)わかりやすいんですね。
まぁGoogleマップの鳥瞰図でもダメではないんですが、できれば平面図が良かったな、と。(一時的に平面にすることはできるんですが、「現在位置を表示」にすると鳥瞰図に戻ってしまいます。)
上下が狭い
Googleマップ、上下に広い帯があって地図部分が狭いんですよね。スマホの縦表示ならいいんですが、タブレットの横向き表示だと、ムダに広く感じます。
また、アプリ内で音楽コントロールできる機能もあるのですが、これをオンにする(表示する)と更に狭くなります。その下の2段、1つにまとめられるでしょ!と言いたくなりますね。
Yahoo!カーナビ
Yahoo!カーナビは無難に優秀ですね。特に大きな不満はありません。ちゃんと上から見下ろした2Dにできます。
3D表示もできます。これらをボタン1つで切り替えられるのは素晴らしい。上下に帯がありますが、Googleマップほど太くないので許容範囲です。
無理やり欠点を言うとすれば、なんとなく画面は地味でダサいといったところでしょうか。まぁ見やすいということでもあるんでしょうけど、うーん…。
MAPLUSキャラdeナビ
MAPLUSキャラdeナビは基本的にはGoogleマップをベースにして上から見下ろした状態でのナビをしてくれます。そしてその案内音声がいろいろなアニメやゲームのキャラだったり声優さんだったりします。そのキャラチェンジセットは有料ですが、好きなキャラに案内してもらえるのはなかなか面白いです。
キャラや声優さんもけっこうな数があります。また2020年1月からは月額料金で5種類のナビ音声を使えるプランも追加されました。
自分の好きなキャラや声優さんで設定しておけば、普段のナビはもちろん友達を車に載せたときのネタにもなります。
ただ、このナビ音声が、その、けっこううるさいです。普通の「300m先を左折です」のような案内音声のほかにも合間合間にそのキャラに合わせたセリフを喋ってくれるのですがその頻度が高すぎます。このあたり調整できる機能があるといいんですけど。
また、アプリをちゃんと終了させないといつまでも起動状態になっており、キャラが喋ってきます。車の運転を終えて、タブレットを外して家の中でテーブルの上に放置してたら急に話してきたのでビックリです。画面が消灯していても関係ありません。毎回ちゃんとタスク一覧から終了させるのは正直面倒です。停止状態では喋らないオプションが欲しいところ。
まとめ:普段使いならYahoo!カーナビかなぁ
当初は、ネタ込みで『MAPLUSキャラdeナビ』を使うつもりだったのですが、けっこう面倒なところもあるので利用頻度が低くなっています。普通に使うならやっぱり『Yahoo!カーナビ』が無難ですね。
カーナビといえば、ルートの案内だけでなく途中途中のコンビニやガソリンスタンド、渋滞などの情報も重要なポイントです。ただここまで使ってみて、私の場合はあくまでルートと現在位置さえ表示してくれればそれ以外は特になくても大丈夫そうです。まぁ遠出してないのでそこはなんともいえないですけど。
とりあえず現時点では『Yahoo!カーナビ』を使い、誰か乗せるときはネタで『MAPLUSキャラdeナビ』を使う、といったところでしょうか。無難すぎて記事としては面白くなかったですかね。
次回は車内におけるタブレットのバッテリー問題について検討します。
- タブレットカーナビ化計画 その1:Satechiの車載タブレットホルダーでタブレットを固定する
- タブレットカーナビ化計画 その2:カーナビアプリを3種類から検討-やはり無難が一番?
- タブレットカーナビ化計画 その3:RAVPowerのカーチャージャーでバッテリーの心配をなくす
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。