タブレットカーナビ化計画 その1:Satechiの車載タブレットホルダーでタブレットを固定する
昨年のことですが、中古で購入した車に搭載されていたカーナビが壊れました。買い替えも検討したのですが、予算などもあって、どうせならタブレットをカーナビ代わりに利用することにしました。
タブレットをカーナビとして利用するためにやったことを何回かに分けて紹介していこうと思います。今回はまず、タブレットを車に固定するためのタブレットホルダーです。
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私の車の事情
こちらが私の愛車、MINI COOPER R50 (GH-RA16)です。2018年4月から乗っているのですが、あまり乗ってあげられてません。引きこもりはダメですね。
この車、ダッシュモードのカーナビやカーオーディオを設置する部分が1DINサイズしかありません。なので、中古で購入したときに搭載されていたナビも1DINサイズで、ディスプレイ部分がにょきっと出てきてメーターの上に覆いかぶさるようなものでした。
このカーナビが、12月辺りからディスプレイ部分が出てこなくなってしまったのです。そこで買い替えを考えたのですが、今のカーナビって1DINサイズはほとんどないようです。いろいろ考えて、sonyのAndroid Auto対応「XAV-AX8000」を輸入しようかとも検討しました。
が、これは取付費用などを考えると確実に10万円を超えるコースです。そこまで車に乗れてない状況で(Android Autoなのでサイト的にネタになるとは言え)10万円超えは厳しいです。
次にスマホのカーナビアプリを使うことも考えました。それで、お手軽にエアコンの吹出口に取り付けるタイプを考えたのですが…これもまたダメでした。以前、ちゃんと確かめずにスマホホルダーを買ったのですが、このMINIのエアコン吹出口はちょっと特殊で、羽の奥行きがありすぎてうまくハマってくれませんでした。
また、ダッシュボードの上に設置するタイプも、私のMINIはそこが平らではないので諦めました。
タブレットホルダーの候補
エアコン吹出口以外で設置するとして、いろいろググったりでいくつかの方法があることがわかりました。
よくみればR50には対応してないのですが、メーター部分に取り付けるタイプのスマホホルダーです。いろいろネジで取り付けなど必要なのでちょっと私には難度高いです。
そもそもスマホではちょっと小さいですし、ちょうど出番がなくてくすぶってたタブレットがあったので、それを使うことにしました。なのでこの後はタブレットを固定できるホルダーを探しました。
ドリンクホルダーに入れて固定するタイプです。レビューの中にMINIクーパーで使ってるという人もいて、候補の1つでした。走っててアームが揺れないかちょっと心配もありました。
そして最終的にたどり着いたのが、CDスロットに取り付けるタイプのタブレットホルダーです。実は当サイトでも昔スマホホルダーとしてレビュー記事が1つあります。私が書いたのではありませんが。
CDスロットに取り付けというのがちょっと不安でしたが、この記事を読んでも、ちゃんと安定するようです。なので物は試しと買ってみました。
SatechiのCDスロット取り付け型タブレット車載ホルダー
それなりにサイズあってどっしりした印象です。
裏側にある羽のようなもの、これがCDスロットに入り、上下に広がってホルダーを固定します。これがあるので、一応CDスロットのサイズが縦幅4mm~6mmである必要があります。私は特に測らずに購入しましたが、大丈夫でした。
実際に車に設置してみました。
取り付けはCDスロットに入れてレバーを操作するだけなのでかんたんです。
少し斜めから。取り付け部分からはけっこう飛び出てます。
横から。こんな見た目ですが、意外とガッチリと固定されてます。抜けません。
ミニクーパーにタブレットを取り付け
うちでほぼ放置されてたタブレット(Mi Pad 4)を取り付けてみました。側面のボタンの関係上、少し横にズレてます。これを考えると、ボタン類が短辺にあるタブレットの方がいいですね。
ホルダーは123mm~190mmまで可動します。と言いつつ、長辺200mmのMi Pad 4が横挟みにできました。落ちそうで怖いですけど。厚さは6mm~14mmとなっています。
最終的に、付属のスペーサー(スポンジ)を両面テープで取り付けました。
角度や位置の調整がかんたん
時間によってはタブレットの画面が反射して見えにくいことがありますが…
このタブレットホルダーは高さの調整、上下左右の角度調整、360度回転が可能なので眩しくない向きへすぐに調整できます。
タブレットの車載、完了
タブレットをカーナビとして使うにはまだ考えるべきことはあるのですが、とりあえず車載して固定することはできました。この状態でカーナビアプリを使って運転してみましたが、タブレットが外れる様子もなくちゃんと安定しています。第一段階、クリアですね。
次回はカーナビとして使うアプリを検討してみます。
2019年12月からスマホやカーナビの「ながら運転」が厳罰化されています。元々運転中にカーナビなどを注視するのは禁止されており、それがスマホなども対象となって罰則が強化されました。カーナビやスマホの操作は停車中に行うようにしましょう。
- タブレットカーナビ化計画 その1:Satechiの車載タブレットホルダーでタブレットを固定する
- タブレットカーナビ化計画 その2:カーナビアプリを3種類から検討-やはり無難が一番?
- タブレットカーナビ化計画 その3:RAVPowerのカーチャージャーでバッテリーの心配をなくす
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。