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Google Camera PXで光の軌跡を描くライトペインティング写真を撮影してみる

Pixel端末に搭載されている『Googleカメラ』の改造版『Google Camera PX』がxdaで公開されています。このアプリを使うと、Pixel端末で使える「天体写真機能」を任意でオン・オフでき、さらにライトペインティング写真を撮影することもできます。
いわゆる野良アプリですが、なかなか面白い写真が撮れるので紹介します。

なお、今回のネタは以下の記事で知りました。こちらもぜひご覧ください。

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作例

とりあえず、私がかんたんに近所で撮影してきた作例を。こんな写真がかんたんに撮れます。

どれも歩道橋の上から車の走る道路を撮影したものです。車の姿は見えませんが、ヘッドランプやテールランプが光の帯となって写ってます。キレイですよね。こうしたライトペインティング写真が簡単に撮れるんです。

Google Camera PX

Google Camera PXはxdaで配布されてるGoogleカメラのmod(改造)版です。通常のGoogleカメラでは「三脚などで固定した状態で夜空にカメラを向ける」という条件で天体写真機能が出現しますが、このGoogle Camera PXはタップ1つで天体写真機能をオンにできるボタンを表示します。

apkファイルのダウンロードは以下のページから。あくまでPlayストア外の野良アプリになりますので、ダウンロードやインストールは自己責任で。

2019年1月27日現在ではv4.3が最新のようです。なお、これをインストールしても普通のカメラアプリとは別のアプリとしてインストールされるので、いつでもアンインストール可能です。

基本的にPixelデフォルトのカメラと同じですが、設定の中にPX Mod Settings Lib Patcherという項目が追加されています。Google Camera PXの機能は非常にたくさんあるのですが、今回は全部無視して、PX Mod Settingsの中にあるShow Asro Buttonsという項目をオンにします。

カメラを「夜景モード」にすると、2つのボタンが追加されています。左が「天体写真機能」で右が「ライトペインティングモード」です。

天体写真機能をオンにすれば、三脚にセットしないでも夜空に向けないでも、天体写真機能で撮影できます。(もっとも、三脚にセットしないと盛大にブレるでしょうけど。)

ライトペインティングモードをオンにすると、光の軌跡がちゃんとラインとなって残ります。上の方のサンプル写真はすべてライトペインティングモードです。

暗さによって撮影時間は変わり、撮影中に光るものを動かすと、その軌跡や残像がそのまま写ります。上の赤いラインはスマホの通知ランプを写り込ませたもの、ドロイド君は蓄光タイプを適当に数回置き直したものです。

天体写真モードは空に向けないでも撮影できるようになりますが、もともとライトアップされてるものなどは白飛びしてしまいますね。上の写真、ロケットの先にある白い線は(おそらく)飛行機か何かの軌跡なのだと思います。

工夫次第で面白い写真がスマホでもかんたんに取れそうでワクワクしちゃいますね。

ちなみに、今回のGoogle Camera PXを使ったわけではありませんが、Pixel 4の天体写真機能を使って飛行機が映り込むと下のようなキレイなものも撮れることがあるようです。

元写真はこちら↓

こんなの自分で撮れたら感動モノですよね。

まとめ

ライトペインティング写真が簡単に撮れるとはいえ、それを活かした写真はなかなか難しそうです。私が撮ったように歩道橋から道路を撮ればかんたんですが、それ以外にはどんなシチュエーションがあるでしょうね?

それなりに光があって明るい場所だと撮影時間が短くなり、光の軌跡も短くなってしまいます。この加減がまた難しいところです。

一緒に撮影する友人がいれば、ペンライトや花火を持っての撮影すると面白いものを撮れるかもしれません。アプリのインストールはあくまで自己責任ですが、興味ある方は試してみてください。

参考情報

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