MMD研究所は12月12日、「2019年12月 iPhone・Androidシェア調査」を実施し、その結果を公開しました。この調査は15歳~69歳の男女9,753人を対象に2019年11月14日~11月18日の期間で行われました。
- メイン利用のスマホはAndroid 57.2%、iPhone 42.8%
- メーカー別ではApple 42.8%、ソニーモバイル 18.4%、シャープ 12.6%
- OSの乗り換えはほとんど考えられてない
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メイン利用のスマホはAndroid 57.2%、iPhone 42.8%
メインで使用してるスマートフォンを尋ねた質問では、Androidが57.2%、iPhoneは42.8%となりました。
1年と少し前の「2018年8月 モバイルデバイスシェア調査」におけるスマートフォン利用者のみを再集計した結果と比較すると、Androidは3.9ポイント増、iPhoneは3.9ポイント減となっています。
日本ではiPhoneの普及率が高いと言われていますが、少しずつ減少しているようです。ただこれは年代での差もかなり大きいようです。
年代や性別で分けて見ると、男性は40台を頂点とする山のようになっており、女性も似たようなものですが段差が激しいように見えます。全体的に見ると女性の方がiPhone比率は高いでしょうか。
メーカー別ではApple 42.8%、ソニーモバイル 18.4%、シャープ 12.1%
メーカー別で見るとiPhoneが42.8%で圧倒的で、Androidの中ではソニーモバイル(Xperia)が18.4%、ついでシャープが12.6%、サムスンが8.3%と続きます。2018年との比較で見ると、Androidでは富士通のみがポイントを下げています。
最近はファーウェイなどもよく売れているような印象もあるのですが、メインで使用してるスマホメーカーの上位6社には入っていないのは興味深いです。
OSの乗り換えはほとんど考えられてない
次回機種変更をするときにiPhoneとAndroidのどちらのスマートフォンにする予定かを聞いたところ、どちらもほとんどがそのままだと答えました。iPhoneからAndroidへの乗り換えを考えているのはわずか1.6%、AndroidからiPhoneの乗り換えを考えているのは5.1%でした。「わからない」も含め、Android利用者のほうが揺れているようです。もともと選択肢が多いですからね。
機種変更時の予定を見るとiPhone利用者が増えていくようにも思えますが、この1年では逆にiPhone利用率が減っています。また1年後にこの数字がどう変化していくのか、要注目です。