ライターのayacoです。
スマートウォッチらしからぬクラッシックなデザインを特徴とするFossilから、今年8月、第5世代目となる最新モデルが発売されました。第3世代をこよなく愛してきた私が、訳あって第5世代に買い換えることになったので、実生活での使用感を、第3世代との比較を交えてレポートします。
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第3世代~5世代の特徴
毎年新世代を発売しているFossil。第3世代以降のエンハンスポイントを簡単に振り返ります。
第5世代の目玉は、やはりSnapdragon Wear 3100ですね。スマートフォン向けチップセットの改良に過ぎない前版2100に対し、3100はスマートウォッチ向けにゼロベースで設計し直したということなので、期待が高まります。
ちなみに、私が愛用してきたEXPLORISTモデルは、第5世代でなくなってしまいました。Fossil様、ぜひ復活させてください!
第5世代の使用感
THE CARLYLE HR(ブラックシリコン)を、IT企業勤務のayacoが1週間使いました。
(前提)私のスマートウォッチの使い道
- 会社で使用しているOutlookメール/予定表の受信通知と内容確認(約90件*1)
- プライベートで使用しているGmail/ハングアウトの受信通知と内容確認(約10件*1)
- 会社/プライベートで使用している音声通話の着信確認
- ランチ時のカップラーメンのタイマー
*1 すべてをスマートウォッチで確認するわけではない。内容まで見るのは約2割。
電池持ちがいい
第3世代との比較になりますが、省電力バッテリーモードを使わなくても電池持ちはかなりいいようです。満充電にしたスマートウォッチのをまる1日、約14時間使用した後の電池残量は、第3世代が約20%、第5世代は約60%というところでしょうか。
ガッツリ使っても1日は余裕という安心感は嬉しいです。さらに、省電力バッテリーモードを使うことで、充電なしでも安心して2日目が迎えられそうな予感もしています。
充電が速い
充電がものすごく速いです。50%の状態から満充電するのに、30分ぐらいしかかかりません。
私は満充電させない派(バッテリー寿命を少しでも伸ばしたい)なので、就寝前に充電させず、朝の身支度の間に充電させていますが、うかうかすると満充電になってしまうほど速いです。
軽い
第3世代との比較になりますが、軽くなりました。第3世代が81g、第5世代が64gのようなので、▲17g(▲21%)の軽量化ですね。
Bluetooth接続が切れる
第3世代の頃から変わらず、2~5回/日ぐらいBluetooth接続が切れます。具体的には、スマートフォンのWear OSアプリでは「接続済み」と表示されるのに、スマートウォッチのBluetooth接続設定では「切断済み」と表示され、スマートウォッチからスマートフォンに対して接続ができなくなる、という現象です。自宅だと発生せず、通勤中/会社だと発生する気がします(正確には、自宅だと発生してもすぐ直るが、外だとなかなか直らない)。
どうやら、スマートフォンからスマートウォッチへの接続はできているようで、今回の使用の範囲では大きな影響はありませんでした。スマートウォッチの翻訳機能を使う等、スマートフォンへの通信が発生するシーンで問題になります。
下記のいずれかを実施してしばらく待つと、接続が回復することがあります。
- スマートフォンのWear OSアプリの「バックグラウンド実行を許可する」設定を、いったん「バックグラウンド実行を禁止する」等に変更してから、再度「バックグラウンド実行を許可する」に戻す。
- スマートフォンのWear OSアプリを、いったん強制停止してから、再度起動する。
まとめ
第3世代から第5世代に買い替えて2週間ですが、メールや予定表の通知受信が、第3世代よりずっと軽快に行えるようになっており、総合的にはGoodです! やはり2年2世代の差は大きいですね。
今後は、第3世代では機能がなかった心拍数測定や省電力バッテリーモード等を使いこなしていこうと思います。また、バンドもチェンジします(断言)。黒シリコンはホコリが目立ってしまうんで。
(おまけ)第5世代に買い換えた理由
7月ぐらいから、愛用してきた第3世代のEXPLORISTが充電中に再起動を繰り返し、発熱するようになってしまいました。修理に出したところ、「修理のための部品も、交換のための商品在庫もないから、返金させてほしい」と言われ、そのお金で第5世代を買った次第です。 1万円弱の差額で最新版に置き換えられて嬉しい反面、EXPLORISTのデザインが好きだった私にとっては、複雑なところです…。