Android 10になって改善されたことの1つとして「位置情報のアクセス権限」に「アプリ使用中のみ許可」という選択肢が増えた、というものがあります。
これまでは許可するかしないかの二択だったのですが、これで自分が必要な時(アプリを開いてる時)以外は位置情報をアプリに知らせないようにできます。
そして、この機能のおかげで、思ってたよりも多くのアプリがそのアプリを開いてないときにも位置情報にアクセスしてくるものだとわかりました。
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たびたび通知で教えてくれる
Android 10にしてしばらくすると、「(アプリ名)がバックグラウンドで位置情報を取得…」といった通知が表示されます。ここで通知をタップするとそのアプリの「通知情報へのアクセス権限」のページに移動します。選べるのは「常に許可」「アプリの使用中のみ許可」「許可しない」の3つです。
この通知が出たということは、そのアプリがバックグラウンドで位置情報にアクセスしてきたということです。どれを選んだらいいのかは自分で判断するしかありませんが、あとから変更しなおすこともできるので、裏で位置情報を取得する必要がないアプリについては「アプリの使用中のみ許可」にしていいでしょう。
バックグラウンドで取得は悪いことばかりではない
バックグラウンドで位置情報を取得することが便利なアプリもあります。例えば『Swarm』というアプリは訪れた場所を記録していくアプリですが、バックグラウンドで位置情報を取得しておくと、チェックインし忘れた場所でもあとからチェックインすることができます。
自分でアプリごとに設定
この位置情報のアクセス権限の設定は、設定→アプリと通知→すべてのアプリで表示されたアプリから変更したいものを選び、権限→位置情報で設定できます。一度「許可しない」にしたものでもいつでも変更できます。
意外と多い位置情報のアクセス権限を求めてくるアプリ
Android 10にしてから、この通知がわりと頻繁に出てくるようになりました。つまりそれだけバックグラウンドで位置情報へのアクセスを求めてくるアプリが多かったということです。
中には「なぜバックグラウンドで位置情報を?」と思うものもあったので、そういうものはどんどん「アプリ使用中のみ許可」にしてます。基本的には使いたいのはアプリを開いてる時なのだから、アプリ使用中のみ位置情報が分かれば大抵は大丈夫なはずですし。
普段あまり意識することはないのですが、こういった通知があるとアプリの求めてくる権限について、気付かされますね。