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Android 10でアクセントカラーやアイコンの形を変更する「テーマ設定」を使ってみよう

Android10では、システムのアクセントカラーやアイコンの形を変更する「テーマ設定」という項目があります。

あります…と書きましたが、これは「開発者向けオプション」の中にある項目なのであくまで開発者向けであり隠し設定のようなものです。設定さえすれば開発者でなくても使えるので、興味あるひとはいじってみてください。

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開発者向けオプションをオンにする

今回の設定を使うには、まず「開発者向けオプション」という設定メニュー項目を出す必要があります。これは通常は表示されてない隠し項目となります。

端末によって微妙に異なるかもしれませんが、Pixel 3aの場合は設定デバイス情報の一番下にビルド番号が表示されています。ここを連続タップするとカウントダウンが始まり、7回くらいのタップで「これでデベロッパーになりました!」と表示されれば成功です。

1画面戻って、設定システムに進むと、詳細設定の中に開発者向けオプションが追加されています。ここはいろいろできますが、今回は「テーマ設定」を使います。

テーマ設定

テーマ設定には「アクセントカラー」「本文や見出しのフォント」「アイコンの形」の3つの項目があります。

アクセントカラー

アクセントカラーは見出しやボタン、スライダーの色など様々な部分に使われている色のことです。デバイスのデフォルトカラーのほか7種類、全8種類から選べます。ちなみにダークテーマにすると同じ色でも微妙に変化(彩度が低くなる)します。

デバイスのデフォルト(Pixel 3a)
Cinnamon
Black
Green
Ocean
Space
Orchid
Purple

アイコンの形

アイコンの形では、ホーム画面やドロワー画面に表示されるアプリアイコン、クイック設定パネルのアイコンの形を変更できます。大抵は円だと思いますが、それをほかに4つの形似できます。

Square
Teardrop
Squircle
Rounded Rectangle

よくみると通知の白い部分の角がそれぞれで角丸の大きさが変わってます。Squareだと丸くならないで直角ですね。Android 10の丸いUIが好きでない人はここでSquareにしておくといいかもしれません。

まとめ

特に操作に影響するようなものではないのですが、色や形を変えると気分も変わります。隠しオプションではなく正式に採用してほしい機能ですが、まだテスト中という意味もあるのかもしれません。あくまで開発者向けオプションの機能なので、開発者向けオプションをオフにすると元に戻ってしまいます。

また、とりあえずAndroid 10のPixel 3、Pixel 3a、Essential Phoneで機能を確認しましたが、端末によってはこの機能が削られる可能性もあります。今後のアップデートで消えたり正式採用になったりということも予想されます。今のうちに試してみるのも面白いと思いますよ。

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