AUKEYより、タッチセンサーで操作が軽い完全ワイヤレスイヤホン「EP-T16S」をレビュー用に提供していただきました。
EP-T16SはBlutooth5.0対応の左右独立型イヤホンで、片耳4.5gの軽量、IPX5の防水性能を持ち、タッチで音楽コントロール可能な完全ワイヤレスイヤホン(TWS:True Wireless Stereo)です。
- ケースも含め小さく軽い
- 接続性はGood
- タッチ操作で音量調整も可能
- バッテリー容量は小さい
- ケーブルがmicroUSB
通常価格は4,999円ですが、Amazonの商品ページで1,000円オフのクーポンが出ているので、実質3,999円です。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
AUKEY EP-T16S
AUKEY EP-T16Sは左右のイヤホンが独立し、間をつなぐケーブルのない完全ワイヤレスタイプのイヤホンです。片耳4.5gという重量は軽いとは言えこのタイプならよくあるくらいなのですが、実際に装着してみると他に比べ若干軽い気がしなくもないです。
また、このタイプは左右がどちらかわからなくなりがちですが、本体の後方面にしっかりLRが書かれているのでわかりやすいです。
充電器にもなるケースがこれまた小さいです。これまで他の完全ワイヤレスイヤホンも触ってきましたが、その中でもAUKEY EP-T16Sのケースは一回りコンパクトです。フタもちゃんと付いてるので、落とす心配もないですよ。
イヤホンをケースに収めると、まるで入り切らなくて飛び出てるようです。
これだけ小さいので、さすがにバッテリー容量は少なめです。イヤホン本体は最大約3時間の音楽再生が可能で、充電ケースを使用すれば約2.5回分の充電ができ、合計で最大約11時間の音楽再生が可能です。
他に比べると少なめかもしれませんが、1回のお出かけのお供には十分と言えるでしょう。
実際に付けてみたのがこちら。まぁ見れば耳に何か付けてるのはわかりますが、そう大きくはないので目立つこともないでしょう。
横から。再生中にランプが点灯することもないので、目立つ心配はありません。
簡単ペアリング
最近の完全ワイヤレスイヤホンはペアリングが簡単になりましたね。本機はケースから同時に取り出すとまず2つのイヤホンの間でペアリングが行われます。それが終わるとスマホ側のBluetooth一覧に表示されるので、そこからペアリングすればOKです。
2回目からは、ケースから同時に取り出すのは同じですが、あとは自動的にペアリングされます。また、右イヤホンのみをケースから取り出せば、片耳イヤホンとして使用できます。ランニング時など、周りの音が聞こえたほうがいいときは片耳モードがいいでしょう。なお、左イヤホンのみでは使えません。
タッチで操作
AUKEY EP-T16Sはボタンをタッチで音楽操作ができます。
再生/一時停止 | どちらかのイヤホンのボタンを1回タップ |
---|---|
音量アップ | 右のイヤホンのボタンを長押し |
音量ダウン | 左のイヤホンのボタンを長押し |
次の曲 | 右のイヤホンのボタンを2回タップ |
前の曲 | 左のイヤホンのボタンを2回タップ |
Googleアシスタント等の起動 | どちらかのイヤホンのボタンを3回タップ |
完全ワイヤレスタイプのイヤホンって、音量の調整ができないものも多いのですが、本機は音量も次曲/前曲もどちらもいけますし、Googleアシスタント(iPhoneならSiri)も起動できます。全部できるのはやっぱり良いですね。
ただ、この感度がなかなか曲者で、ケースに入れたり取り出したりの時にうっかり触って音楽再生が始まったり、2回タップがうまく反応しなかったりと、最初はちょっと練習が必要かもしれません。まぁすぐに慣れますけどね。
バランス良く聴きやすい
音質については、バランス良く聞きやすいタイプです。特にどこかが目立つというわけではなく、低音もそれなりに存在感を出し、ボーカルもしっかりと聞こえます。
音質について言葉による詳しい解説は私のその能力はありませんので、そのあたりをしっかり書いてるレビュー記事を紹介しておきます。
明らかな良い音というわけでもないので、約5,000円のイヤホンとしては悩むところです。完全ワイヤレスという中で考えれば比較的低価格ではあるので、(さらに1000円オフのクーポンも考えれば)悪くないと思います。明確な「良い音」を求めるのなら、もう少し価格帯を上げたほうが良いでしょうね。
イヤーピース、大事
最初にこのイヤホンで音楽を聞いていたときは「クリアに聞こえるけど、なんだか低音が全然響かないしシャカシャカしてるなぁ…」と感じたのですが、これはイヤーピースが合ってないせいでした。本製品には最初から付いてるものを含め3種類(大中小)のイヤーピースがついてるのですが、これを大に替えたところ、しっかり低音も聞こえるようになりました。イヤーピース、大事ですね。
イヤーピースを交換しようとしたらその根元部分がポロッと取れてしまいました。Amazonのレビューでも同様の報告があるので、取れやすいのかもしれません。取れてしまったときは連絡すれば新品と交換してもらえるようです。(Aukeyは2年間の保証付き)
まとめ:普段使いの完全ワイヤレスイヤホン
4,999円という価格ですが、IPX5の防水性能を持ってタッチで簡単に音楽コントロールできる完全ワイヤレスイヤホンとして悪くない選択肢だと思います。
バッテリー容量が小さいというのはネックですが、それでもケース含めて11時間もつので、普段のお出かけのお供にはちょうどいいくらいでしょう。それ以上の時間のお出かけならきっとスマホ用にモバイルバッテリーも持っているでしょうしね。
- 型番:EP-T16S
- 技術:Bluetooth 5.0、HF、A2DP、AVRCP、SBC、AAC
- ドライバー口径:1x6mmスピーカードライバー
- 感度:88dB ±3dB SPL (at 1kHz/1mW)
- 周波数応答:20Hz-20kHz
- 電気抵抗:16 ohm±10%
- マイクのタイプ:MEMS(マイクチップ)
- マイクの感度:-42dB+/-3dB
- 充電時間:1.5時間
- バッテリーの寿命:3時間
- バッテリーのタイプ:リチウムポリマー(2x55mAh)
- 動作範囲:約10m
- 重量:9g(ペア)
- 防水規格:IPX5