2019年7月30日の朝から、PC用のTwitterクライアント『Tween』『Janetter』やAndroidアプリ『twicca』などが使用不可能になったという報告が相次いでいます。これはどうやらTwitterが暗号化方式TLS1.2未満の通信を許可しなくなった事によるようです。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
TLS1.2非対応だと使用不可
PC用のTwitterクライアント、「Tween」が使用不能に。
軽く調べたところTwitterの仕様変更でAPI接続にTLS1.2以上が必須になったがTweenが利用している.NET Framework 4.0は非対応のためエラーを起こしているという話が。— Junk (@Junk_BB) July 29, 2019
Twitterが暗号化方式を強化してTLS1.2未満の接続を無効化 → .NET framework4.0はTLS1.2に未対応 → .NET framework4.0で動いてるTweenやJanetterが死亡ってことらしい。 >【Twitter開発フォーラム】Removing support for legacy TLS versions (1.0/1.1) on Twitter https://t.co/nQXpSUTzS5
— くじら (@kujira_desu) July 30, 2019
TLSというのはインターネット通信暗号化方式のことで、今回はTwitterがTLS1.2未満での接続を受け付けなくなったことから発生したようです。twiccaのような長い間アップデートされてないアプリではこのTLS1.2に対応していないので、使用できなくなったということです。
似たような事例では、1年と少し前からYahooの各種サービスがTLS1.2未満しか対応していないブラウザで利用不可になっています。
また、アプリ自体が更新されていても、Android 4.xまでの古い端末ではTLS1.2に対応していないことで使用不可になることもあるようです。
Twitterの仕様変更(セキュリティー強化)により、Android 4系の端末でTwitPaneが利用できなくなっております。ご迷惑おかけして申し訳ありません。本日中に修正版をリリース予定ですので今しばらくお待ちください。
— TwitPane(ついっとぺーん) (@twitpane) July 29, 2019
twiccaに代わるTwitterアプリは
twiccaは2015年以来アップデートされていない古いアプリですが、それでもまだ利用者は多かったようです。愛用者の方はこれから次のアプリを探さなければなりませんね。
当サイトでは毎年1月にTwitterアプリの調査を行っています。どんなアプリが人気あるのか、これである程度わかると思いますので、次のTwitterアプリ探しの参考にしてください。