MUSON様から4K撮影も可能で電子式でブレ補正も搭載したアクションカメラ「MUSON M10」を提供して頂いたのでレビューしていきます。
※2019年7月5日現在、商品ページに500円オフクーポンがあります。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
どんな製品?
- 4K撮影が可能
- バッテリーパックが2個付属
- 防水ケース付きで30mの深さまで撮影可能
- 手ぶれ補正が電子式のみだが、それなりの性能
MUSON M10は、カメラの性能としては30fpsながらも4K撮影ができるコンパクトなアクションカメラ。防水ケースをつければ水中での撮影もできますし、バッテリーパックも2個ついてくるので入れ替えての撮影も可能。
開封の儀:付属品多め
パッケージには水中の写真がプリントされておりおしゃれ。
付属品をとりあえず箱から出して積み上げてみるとこれだけありました。
防水カバーを始め、マウント用のパーツが9個程度あり、組み合わせることでヘルメットに装着できたり、自転車に装着できたりいろいろなところにマウントして使えます。
バッテリーも2個付属するので充電しておけば、バッテリーがなくなっても、入れ替えて利用でき、長時間の撮影も。
クロスや遠隔撮影用のリモコンも付属し、マウントするのに使う紐や、自分の声などを録音するときに使えるクリップ付きのマイクも。
防水ケースの取り替えようパッキン付き蓋もあり、防水性能の低下しても蓋を取り替えることで対応できるので良いですね。
コンパクトな外観
デザインはマットなブラックデザインの外観に、ボタン周りは白というシンプルで美しいデザイン。サイズ自体は非常にコンパクトで手のひらに余裕で収まるサイズ感。
側面には、MicroUSB、MicroHDMI、外部マイク端子、MicroSDカードスロットがあります。MicroSDカード自体は本体内にピッタリ収まるので引っかかる心配はありません。
反対側の側面には操作用のボタンが2つ。
上部にはシャッターボタンと、撮影時などのに状態を表すために点滅するLEDも。
下部にはバッテリーにアクセスできる蓋があり、爪などで簡単に開けて、付属している交換用のバッテリーに入れ替えることができます。
防水ケース付き
クリアの防水ケースも付属されており水中などでの撮影も可能。防水規格についての言及はありませんが、水中で深さ30メートルまでで利用できるそう。商品ページなどにも海などで撮影しているイメージ図もありますし、付属品としても交換用の裏フタが付くなど、防水を売りにしています。
4K撮影可能だが…
撮影に関して4K30fpsまで対応(電子式手ぶれ補正をONにすると25fpsまで)していますが、実際に使ってみると固定した状態じゃないとキレイに撮影できない印象。電子式手ぶれ補正に対応している4K25fpsなどでも動きが入ると、撮影して出てくる動画はかなりブレが多く見づらくなってしまいます。4K画質で使いたいならあまり動きがなく、固定して定点撮影するなら利用する価値はありそう。
上は1080p60fpsで撮影した動画。4Kに比べると電子式手ぶれ補正もあるため比較的ましにはなります。アクションカメラとしての利用を考えるなら、60fpsで電子式手ぶれ補正が使える画質にする必要がありそうです。
こちらは電車の車窓からの景色をMUSON M10を窓枠において撮ってみました。完全に固定しなくてもある程度揺れが少なければ、安定して撮影することができました。
タイムラプス・スローモーションも
上の動画は、スローモーション機能でとった作例。
上記の動画は1秒間隔でタイムラプス撮影した動画。
非常に綺麗に撮影できるわけではありませんが、特にタイムラプス撮影は動画撮影に時間を取られるので、長時間こういった動画を取りたい人にとっては、スマホと違ってずっと固定して放置しておけるので便利かもしれません。
ドライブレコーダーやWi-FI共有も
筆者は車を持っていないので検証できていませんが、車のエンジンの始動と連携して録画できるドライブレコーダー機能もあります。
更に、Wi-Fi機能も搭載しており、スマートフォン(iOS/Android両対応)からの遠隔撮影や撮影データをスマートフォンから確認することもできます。
機能・画質を理解して使える人向け
はじめてこの製品を見たときは、5000円程度と安いし入門用かなと思っていたのですが、実際に使い始めてみると、こういった製品に慣れている玄人向けであるように思います。
正直な話、こういった製品を利用したことがない人が、友人たちと旅行などで遊んだりした記録を残したい、というならGoProシリーズやOsmo Actionといった安定して撮影できる高価なアクションカメラの方が失敗すること少ないので、おすすめ。
では、こういったカメラがどういった用途で使ったらいいのか?ということですが、個人的にはいわゆる高性能なアクションカメラを持っている人が、壊れても良いような状況でも使うためだったり、メインのカメラと併用してのバックアップ用、車に搭載してドライブレコーダー目的で使うといったサブアクションカメラ的な使い方が向いているように思えました。
※2019/7/8 一部表現を修正しました。
※2019年7月5日現在、商品ページに500円オフクーポンがあります。