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格安SIMの通信速度比較【2019年5月その1】初登場のLINEモバイルau回線は(まだ)UQモバイル並に速い

MVNO・格安SIMの定期速度測定と比較、2019年5月編その1です。

キャリアに比べて通信料金が安くて人気な「格安SIM」ですが、その種類によって速度や使いやすさ、機能は異なってきます。その中でも最もわかりやすく比較できる重要なものが「通信速度」です。orefolderでは月に2回、主だったMVNOのSIMをスピードテストアプリを使って実際に速度を比較しています。あくまで個人レベルでの測定になりますが、格安SIM選びの参考になれば幸いです。

今回の測定に使用したSIMは21種類です。今回よりLINEモバイルのau回線を追加しています。

今回のポイント
  1. 測定方法など
  2. 朝:8時15分~25分ごろ
  3. 昼:12時15分~25分ごろ
  4. 夕方:19時00分~10分ごろ
  5. 時間帯別グラフ
  6. 昼:4Gmark結果
  7. 格安SIM速度ランキング 2019年5月その1
  8. MVNOそれぞれに対する所感
  9. 色々見て判断を

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測定方法など

測定方法

測定は以下のようにして行いました。

日時
2019年5月9,10日(9日12時・19時、10日8時・12時の4回実施)
場所
茨城県つくば市
測定アプリ
Speedtest.net
4Gmark
測定方法
SIMごとに3回ずつ測定し、(3回の合計値+中央値×2)/5を値とする。それとは別に昼に4Gmarkでのフルテスト
使用端末とSIM
IIJmio-D Galaxy S8
LINEモバイル-D Huawei P9
OCNモバイルONE Pixel 3
BIGLOBE-D Essential Phone
NifMo Xperia X Compact
楽天モバイル-D LG Q Stylus
b-mobile-D ZenFone 3(黒)
DTI SIM ZenFone Max Plus (M1)
nuroモバイル-D Huawei nova lite 2
mineo-D Xperia Z5 Compact
mineo-A ZenFone 5
UQ-mobile AQUOS R2 Compact
IIJmio-A BlackBerry KEY2
BIGLOBE-A ZenFone 3(白)
楽天モバイル-A AQUOS R Compact
ワイモバイル Android One X2
nuroモバイル-S Xperia XZ
b-mobile-S Nexus 5X
LINEモバイル-S Xperia X Performance
mineo-S AQUOS Sense plus

測定の正確さや意義について

さすがに端末1台で21枚のSIMを入れ替えするのは困難なので、複数の端末を使っています。違う端末を使っては比べる意味が無いとお考えの方は、そういうものとして見てください。

また、測定用アプリや測定環境など、もっと正確なものがあると考える方もいらっしゃるでしょうが、ある程度の妥協を重ねて今の形になっています。これらについても、意味が無いとお考えの方はそういうものとして見てください。
(基本的に、多くの人が使っていて自分の場合と比べやすく、またパッと見で分かりやすいものを選んでます。正確性などを考えればもっとやり方はありますし、そうやっているサイトもほかにたくさんあります。ぜひそういったより正確なデータもご覧ください。)

測定アプリについて

現在は『Speedtest.net』と『4Gmark』の2つのアプリを使って測定しています。『Speedtest.net』は広く使われているメジャーな測定アプリです。しかし、このアプリだけだと実際の利用における体感速度と離れた結果が出る格安SIMが出てきました。

『4Gmark』のフルテストはYouTube動画やウェブページなどの読み込みをテストに組み入れており、より実際の使用環境に近い形でのテストが可能です。ただし通信量も多いので、当サイトの測定では『4Gmark』は昼に1回のみ行っています。

朝:8時15分~25分ごろ

DOWN (Mbps) UP (Mbps) PING (ms)
IIJmio-D 1.76 6.73 92.0
LINEモバイル-D 3.29 5.97 72.2
OCNモバイルONE 4.24 21.26 56.6
BIGLOBE-D 4.47 20.80 38.0
NifMo 3.86 15.06 73.6
楽天モバイル-D 1.70 13.05 49.8
b-mobile-D 49.04 7.18 77.2
DTI SIM 27.33 15.55 50.8
nuroモバイル-D 24.56 6.87 69.6
mineo-D 3.04 19.00 117.2
UQ mobile 5.80 3.75 31.8
mineo-A 2.67 3.69 113.0
IIJmio-A 1.03 6.05 103.8
BIGLOBE-A 4.38 2.70 36.2
楽天モバイル-A 1.38 9.56 101.8
LINEモバイル-A 7.58 6.81 31.0
ワイモバイル 30.10 10.40 18.0
nuroモバイル-S 3.21 7.44 55.2
b-mobile-S 33.10 4.31 22.2
LINEモバイル-S 2.89 3.23 96.0
mineo-S 7.06 19.12 81.4

朝は通勤時間帯ということもあり比較的混雑する時間帯です。
それでも最近は速度も上がってきています。だいたい3Mbps以上出ていれば特に不満なく通信できると思います。

昼:12時15分~25分ごろ

DOWN (Mbps) UP (Mbps) PING (ms)
IIJmio-D 0.45 11.26 91.0
LINEモバイル-D 1.60 3.56 72.0
OCNモバイルONE 1.24 14.44 55.4
BIGLOBE-D 0.42 7.37 42.8
NifMo 0.95 16.62 72.0
楽天モバイル-D 0.58 5.58 53.4
b-mobile-D 53.48 14.90 279.2
DTI SIM 5.10 14.40 55.0
nuroモバイル-D 1.34 17.34 64.2
mineo-D 1.10 18.15 115.0
UQ mobile 5.94 9.19 29.6
mineo-A 0.87 3.26 112.8
IIJmio-A 0.18 5.58 105.6
BIGLOBE-A 1.35 3.30 40.8
楽天モバイル-A 0.35 4.73 100.4
LINEモバイル-A 6.87 8.43 39.8
ワイモバイル 41.78 7.98 18.0
nuroモバイル-S 0.95 8.40 74.8
b-mobile-S 33.98 19.86 20.0
LINEモバイル-S 1.23 1.38 139.0
mineo-S 1.46 8.48 86.6

平日の昼は、一番速度が落ち込む時間帯です。ここは速いSIMと遅いSIMがはっきり分かれますね。
スマホを使う時間帯は人それぞれですが、お昼休みの時間帯に使うことが多いのなら、この時間帯での速度を重視するといいでしょう。

前回ぶっ飛んで速かった楽天モバイルのドコモ回線は、いつもどおりになりました。なんだったんでしょうね…。

夕方:19時00分~10分ごろ

DOWN (Mbps) UP (Mbps) PING (ms)
IIJmio-D 1.97 14.56 96.0
LINEモバイル-D 3.02 11.10 73.0
OCNモバイルONE 2.84 12.76 52.6
BIGLOBE-D 5.83 10.42 34.2
NifMo 8.81 17.64 65.0
楽天モバイル-D 1.97 19.84 53.6
b-mobile-D 43.40 14.14 36.2
DTI SIM 12.18 14.73 52.2
nuroモバイル-D 11.92 10.68 106.0
mineo-D 5.39 16.42 117.0
UQ mobile 9.87 4.10 30.8
mineo-A 5.85 4.01 115.2
IIJmio-A 1.28 2.76 103.8
BIGLOBE-A 5.51 0.89 37.2
楽天モバイル-A 1.39 5.35 107.8
LINEモバイル-A 8.36 7.47 28.8
ワイモバイル 27.56 12.66 18.8
nuroモバイル-S 8.56 9.78 46.4
b-mobile-S 35.90 7.21 19.6
LINEモバイル-S 1.24 1.39 36.2
mineo-S 5.61 14.44 83.2

この時間帯も家に帰る人などが多く、やはり速度が出ません。とは言っても最近はどのSIMも十分な速度が出るようになっています。かなりぶっ飛んだ値になっているところもありますね…。逆にここで3Mbps出てないのはちょっと辛いかも。朝に比べ遅い時間帯が長いのが辛いところです。

時間帯別グラフ

DOWN 8時 12時 18時
IIJmio-D 1.76 0.45 1.97
LINEモバイル-D 3.29 1.60 3.02
OCNモバイルONE 4.24 1.24 2.84
BIGLOBE-D 4.47 0.42 5.83
NifMo 3.86 0.95 8.81
楽天モバイル-D 1.70 0.58 1.97
b-mobile-D 49.04 53.48 43.40
DTI SIM 27.33 5.10 12.18
nuroモバイル-D 24.56 1.34 11.92
mineo-D 3.04 1.10 5.39
UQ mobile 5.80 5.94 9.87
mineo-A 2.67 0.87 5.85
IIJmio-A 1.03 0.18 1.28
BIGLOBE-A 4.38 1.35 5.51
楽天モバイル-A 1.38 0.35 1.39
LINEモバイル-A 7.58 6.87 8.36
ワイモバイル 30.10 41.78 27.56
nuroモバイル-S 3.21 0.95 8.56
b-mobile-S 33.10 33.98 35.90
LINEモバイル-S 2.89 1.23 1.24
mineo-S 7.06 1.46 5.61
左:NifMo 中:UQモバイル 右:mineo-S

もう1つ、4GMarkの結果をみてみましょう。

昼:4Gmark結果

POINT DOWN
(Mbps)
UP
(Mbps)
PING
(ms)
YouTube
(s)
WEB
(s)
IIJmio-D 853 0.7 16.1 95 EC 7.06
LINEモバイル-D 265 0.4 6.7 338 TO 4.31
OCNモバイルONE 48 0.3 0.6 55 EC 0.10
BIGLOBE-D 206 0.5 6.1 57 TO 10.76
NifMo 118 0.1 6.4 79 TO 10.95
楽天モバイル-D 581 0.9 8 61 TO 10.44
b-mobile-D 7713 33.3 7.1 326 TO 5.62
DTI SIM 2371 1.6 6.8 51 5.20 2.81
nuroモバイル-D 201 1.0 6 116 TO 12.93
mineo-D 483 0.5 15.8 121 EC 8.28
UQ mobile 1473 7.3 2.6 41 EC 1.84
mineo-A 112 0.4 3.1 TO EC 2.42
IIJmio-A 15 0.3 2.5 115 TO 13.07
BIGLOBE-A 710 1.1 3.9 36 TO 6.83
楽天モバイル-A 44 0.5 4.5 105 TO 11.85
LINEモバイル-A 1370 1.7 9.4 43 TO 6.73
ワイモバイル 21700 39.5 10.8 43 2.48 2.25
nuroモバイル-S 1203 0.8 5.6 90 27.65 7.83
b-mobile-S 2572 10.9 16.2 49 TO 7.32
LINEモバイル-S 419 1.1 1.3 173 TO 7.93
mineo-S 1558 0.4 17.1 98 TO 6.93

4Gmarkでは通常のスピードテストのほかにYouTube動画や各種ウェブサイトを読み込んでそれをポイントに反映させます。表中の「TO」はタイムアウトの略で、時間内に読み込み完了できなかったことを示します。昼の時間帯にYouTube動画を読み込みできたドコモ系SIMは少なく、ここがポイントに大きく響いているようです。

なお、この4GMarkでもその値が絶対なわけではないので、適当に考えていたほうが良いとは思います。YouTubeがTOになるかならないかでもだいぶポイント変わりそうですし。ここ数ヶ月測定してみて、お昼のポイントが4桁に届けばちゃんと使える、500以下は使えたもんじゃない…くらいの感覚で捉えています。(3桁のポイント内での優劣は誤差のようなものです。あてにはなりません。)

左:b-mobile 中:LINEモバイル-A 右:nuroモバイル-S

1000ポイント以上あればそう困ることはないと思います。そのラインがだいたいの基準と思ったほうがいいでしょう。

格安SIM速度ランキング 2019年5月その1

最近はドコモ系も速くなってきたかと思ったのですが、それも一部ですね。b-mobileがここのところいつもめっちゃ速いのですが、なんででしょうね…。

測定をしている私の家の周りはauの電波が若干弱いのか、UQモバイルが最近少し遅いです。とは言っても十分な速度は出ているのですが。引っ越す直前からそうなので一概に地域性と言えないのかもですが。

ソフトバンク系だとワイモバイルが相変わらずメチャ速ですが、b-mobileもいいです。

今回の測定結果をランキング化してみました。

1位 b-mobile-D 115.13 pt
2位 ワイモバイル 114.01 pt
3位 b-mobile-S 73.62 pt
4位 DTI SIM 29.59 pt
5位 nuroモバイル-D 19.99 pt
6位 LINEモバイル-A 17.59 pt
7位 UQ mobile 16.72 pt
8位 mineo-S 10.91 pt
9位 nuroモバイル-S 9.24 pt
10位 BIGLOBE-A 7.72 pt
11位 NifMo 7.53 pt
12位 mineo-D 6.28 pt
13位 BIGLOBE-D 5.98 pt
14位 mineo-A 5.35 pt
15位 LINEモバイル-D 5.29 pt
16位 OCNモバイルONE 4.88 pt
17位 LINEモバイル-S 4.14 pt
18位 IIJmio-D 4.02 pt
19位 楽天モバイル-D 3.57 pt
20位 楽天モバイル-A 1.82 pt
21位 IIJmio-A 1.36 pt

ポイントの算出方法は以下の通り。
(朝の下り速度 ÷ 2) + (昼の下り速度) + (夜の下り速度 ÷ 2) + (4Gmarkのポイント ÷ 500)
けっきょく昼の速度次第という計算ですが、実感とそれほど離れていないと思います。

ただし、これはあくまで速度のみのランキングなので、それぞれの格安SIMにある速度以外の魅力も忘れないようにしてください。

MVNOそれぞれに対する所感

IIJmio

DOWN 8時 12時 18時
IIJmio-D 1.76 0.45 1.97
IIJmio-A 1.03 0.18 1.28

あいかわらず通常運転の低速安定です。混雑時間帯でなければ普通に速度出るんですけどね。混雑時の速度的な面で言えばIIJmioは選ぶべきではありません。もちろん、それ以外の理由なら選ぶ理由も出てきますけど。

LINEモバイル

DOWN 8時 12時 18時
LINEモバイル-D 3.29 1.60 3.02
LINEモバイル-A 7.58 6.87 8.36
LINEモバイル-S 2.89 1.23 1.24

今回からau回線を加えました。さすがに始まったばかりということでそれなりに速いですね。測定地点がau弱いのですが、UQモバイルと同等の速度が出ていました。
ドコモ回線もソフトバンク回線は相変わらず1Mbps~3Mbps程度を保っています。もうちょっと、3Mbps~4Mbpsで安定してくれると嬉しいんですけどね。

OCNモバイルONE

DOWN 8時 12時 18時
OCNモバイルONE 4.24 1.24 2.84

OCNモバイルONEは、速度的にはいつもどおり目立ったところはありません。ただ、1日ごとに区切られる日次プランはほかではあまり見ないプランなので、そういった使い方が合っている方には良いと思います。(1ヶ月単位での残りデータ残量を気にすることがなくなります)
また、MUSICカウントフリーでamazon MUISCやGoogle Play Music、Spotifyなどが高速通信量にカウントされません。申し込みは必要ですが、これが無料で使えるというのはなかなか大きいと思います。最近は端末と音声SIMのセットがかなり安いのもポイント高いです。

BIGLOBEモバイル

DOWN 8時 12時 18時
BIGLOBE-D 4.47 0.42 5.83
BIGLOBE-A 4.38 1.35 5.51

定期的に回線増強を行っており、それを公式サイトに掲載しているのが好感持てます。ただ速度は出てません…。せめて昼に1Mbps安定して出るようにしてほしいですね。

NifMo

DOWN 8時 12時 18時
NifMo 3.86 0.95 8.81

ある意味最近話題のNifMoです。速度は相変わらずで、もうこれ以上は無理なのかな…?

楽天モバイル

DOWN 8時 12時 18時
楽天モバイル-D 1.70 0.58 1.97
楽天モバイル-A 1.38 0.35 1.39

前回は昼に爆速だったり、そのほかの時間帯も割と使える速度が出ていたのですが、今回はいつもどおりの低速に戻りました。やっぱりね…。

楽天モバイルは使っていると楽天ポイントが貯まりますし、楽天カードで支払いすればさらにお得です。楽天経済圏にいるのであればうまく使えると思います。

また、端末の種類が豊富だったり、セールや機種変更時にかなり安くスマホを手に入れられるので、そういったものを考えれば十分ありです。混雑時の速さは、今回は速かったですが、あまり期待しないほうがいいでしょう。

b-mobile

DOWN 8時 12時 18時
b-mobile-D 49.04 53.48 43.40
b-mobile-S 33.10 33.98 35.90

b-mobileは最近好調が続いています。見せかけだけかと思ったらちゃんと4Gmarkでも速いという。ドコモ版、ソフトバンク版、どちらも良さげです。スマホセットがないので乗り換えにくかったりキャンペーンなども打ちにくいのかもしれません。玄人向けな気もします。

ほかの格安SIMに比べて違うところがいくつかありますが、それがうまくマッチすれば「使える」格安SIMになると思います。

DTI SIM

DOWN 8時 12時 18時
DTI SIM 27.33 5.10 12.18

DTI SIMは最近好調を続けています。今後も必要十分な速度は期待してもいいのではないでしょうか。期待したいです。

ただ、ここもb-mobileと同じく端末セットがなく、そのために新規が増えていない(むしろ減っているので空いてて速くなってる?)のでは、と少し不安になります。新しいお知らせもしばらくありませんし。

nuroモバイル

DOWN 8時 12時 18時
nuroモバイル-D 24.56 1.34 11.92
nuroモバイル-S 3.21 0.95 8.56

nuroモバイルはまた朝夕の速度が良くなってきました。普段はそれほど話題がないのですが、時々思い出したようにいろいろやりだすんですよね。ちょうどau回線も始まったので、次回からはそれも加わります。そういう何かしらの動きがあるときは割と速度も持ち直したりするんですよね…。

mineo

DOWN 8時 12時 18時
mineo-D 3.04 1.10 5.39
mineo-A 2.67 0.87 5.85
mineo-S 7.06 1.46 5.61

ドコモ・au・ソフトバンク、どの回線も選べるmineoです。公式ブログで速度に関する報告も行っており、その基準における十分な速度には近づいているように思えます。個人的にはもう少しがんばってほしいところですが。前回と比べ昼の速度が落ちていますが、まぁ1Mbps周辺のゆらぎ程度ですね。

ほかと違ってユーザーコミュニティをかなり重視している格安SIMです。ゆえにその施策から人を選ぶかもしれません。運営の動きにも要注目です。

UQ mobile

DOWN 8時 12時 18時
UQ mobile 5.80 5.94 9.87

以前に比べると最近はガクッと落ちてしまいました。とは言ってもまだ十分以上に出ていますし、むしろ安定してきた感もあります。オススメであることに変わりはありません。ヤバイくらいに落ちることはまずないでしょうし。(他のサイトの測定結果では爆速なので地域差…なのかと思ってます。)

プランやら何やらがキャリアっぽいので、契約する前はちゃんといろいろ確認したいところですが、今の速さ的には確実に推せます。端末の自由度という点では苦しいですが。

ワイモバイル

DOWN 8時 12時 18時
ワイモバイル 30.10 41.78 27.56

ワイモバイルもあいかわらず速いです。格安SIMのくくりにされがちですが、どちらかと言えばMNOですしね。

このスピードテスト、速いほど通信量が増えるのですが、データのみ1GBというプランの私では、月後半の測定では容量オーバーになりがちです。今回もすでに500MB以上使っているので、ちょっと後半が不安です。

色々見て判断を

この記事ではそれぞれの格安SIMの速度を比較していますが、格安SIMの選択の基準は速度だけではありません。なので今どれがオススメかと考えると、絶対にこれ!と言えるものはありません。個々人の使い方によるのではないかと思います。昼間使わなければ、速度がそこまで落ちることもないでしょうし。それよりも各MVNOの施策や機能を見たほうがいいかもしれません。速度比較はあくまで検討するための材料の1つです。

速度的に見れば、格安SIMで速度を重視するならドコモ系以外のほうがいいのかな、と思えるようになってきていますね。まぁau系の中でも差はあるのですが。

MVNOの速度はけっこう浮き沈みがあります。その時々で最新の速度測定結果は把握しておきたいですね。場所などでも変わるものなので、できれば1つの数字に一喜一憂せずに、複数の結果を眺めてなんとなくの各社の傾向を掴んでもらえばと思います。

当サイト以外でも定期的に計測しているサイトがありますので、そちらも参考にしてみてください。

また、こうしたブログ等での計測報告以外でも、独自アプリで自動速度計測して掲載しているサイトもあります。

こちらは毎日1時間ごと(お昼は15分ごと)に計測して公開しています。すごい!

また、格安SIMは追いかけているとなんだかんだで疲れてくることもあります。普通にキャリアのほうが(お金はかかりますが)なにも考えずに快適なので、それもアリだとは思います。


orefolderでは今後も月2回程度で測定していきたいと思っています。

過去1年の速度測定記事は以下からどうぞ。

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