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SIMカードの種類と大きさ

「格安SIM」は、その名前の通りSIMカードの契約です。でもSIMカードってなんなのか、実際に見たことがある人はそんなに多くないでしょう。

SIMカードというのは、スマホなどに入っている小さなチップのことで、それを使ってデータ通信したり通話できたりします。電話番号もSIMカードに紐付いており、基本的にはSIMカードを入れ替えるだけで別のスマホに電話番号も移動します。(機種変更のようなものです。)

SIMカードは通信できる内容によって3つに分かれ、それぞれ主に3つのサイズがあります。

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SIMカードの種類

SIMカードには「データSIM」「SMS対応SIM」「音声通話SIM」の3種類があります。

データSIM

データ通信のみできるSIMで、SMSや電話はできません。機能が限られているので一番安いです。ネットさえできればいい、というのならこれを契約すればOKです。

電話はできませんが、電話番号自体はデータSIMにも付与されており、スマホの設定画面から確認できます。もちろん、その電話番号に掛けても通じません。

SMS対応データSIM

データ通信とSMS(ショートメッセージ)が利用できるSIMです。SMSは電話番号だけでメッセージを送れるサービスです。日本ではそれほど使う人は多くありません。

ただ、古いスマホによってはSMS機能のないデータSIMでは音声通話の電波を探してしまうことでバッテリー消費が激しい場合があります。セルスタンバイ問題と呼ばれているものです。(参考⇒セルスタンバイ問題 – Wikipedia

新しいスマホでも、まれにこの問題が起こるものもあるようです。SMS対応データSIMであれば、この問題は起きません。データSIMよりも月額で150円程度高くなりますが、バッテリー消費を抑えるためにも、SMS付きにしておいたほうが無難ではあります。

音声通話SIM

音声通話(普通の電話)ができるSIMです。SMSも利用できます。一番安いデータSIMに比べると、月額で700円程度高くなるのが一般的です。

普通にメインのスマホとして使うのであれば、ちゃんと電話番号が振られ、通話できる音声通話SIMにしましょう。

SIMカードの大きさ

SIMカードのサイズは主に3つあります。

SIMカードができた当初は一番左のクレジットカードサイズが「標準」と呼ばれたこともあったそうですが、現在ではMiniのサイズが標準SIMと呼ばれています。

スマホによって対応するものが異なりますが、2019年現在発売されているものは一番小さいnanoナノサイズのSIMがほとんどです。

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