こういったサイトでのレビュー記事などでもそうですが、スマホの画面の特定箇所を指し示すときに、その名称で困ることがあります。正式名称があるものないもの、それが一般的かどうか、いろいろあります。
決して正式なものというわけではありませんが、スマホ画面のこの部分はこういう名前で呼ばれるよ、というものを集めてみました。異論は認めます。
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ホーム画面など
まずはホーム画面から。画面下の、スクロールしても位置が固定されているアイコン部分を「ドック(dock)」といいますが、けっこう「ドッグ(dog)」と書き間違える人がいる印象です。
また、ナビゲーションバーの右端、□のボタンについては人によって言い方が異なります。Android 9では廃止されてしまいましたけどね。「しかくボタン」でも通じると思います。
アプリ一覧の画面は「ドロワー」と呼ばれますが、「アプリ一覧」と言ってもわかりやすくていいでしょう。iPhoneだとこういった「インストールされているアプリ」のことを指して「ホーム画面」と呼んだりしますが、まぁそのあたりもOSの違い、文化の違いですね。
フォルダーはホーム画面にも、ドロワーにもあります。
ステータスバー部分を下にスワイプして出てくる画面です。これは「通知画面」で大丈夫でしょう。
もう一弾おろして出てくるのはクイック設定パネルです。
アプリ画面
アプリのタイトルなどが表示されるのは「アプリバー」、タイトルだけでなく何かしら動作するボタンが置かれる「アクションバー」と言われることもあります。
右下のFABはAndroid 5.0以降のマテリアルデザインで出てきたものです。なんとなくこれがあるとモダンな感じがしますよね。とは言ってもそれが出てきてからもう何年も経ちますね…。
ページ切り替えのような機能を持つのは「タブ」です。これは横にスクロールできることが多いです。1つ前の画像にある「ボトムナビゲーション」はスクロールしません。
左端から中央へスワイプすると出てくるのは「ナビゲーションドロワー」です。私は「サイドメニュー」と呼ぶことが多いですが、「ナビゲーションドロワー」のほうが正しいようです。
何かしらのアクションの結果、少しの間だけ出てくる小さなメッセージじゃ「スナックバー」と呼びます。Undoなどのボタンが有るのが特徴です。テキストだけのものは「トースト」とも呼ばれます。
何かしら選んだり注意を載せたりするのは「ダイアログ」です。
下からニョキッと出てくるものは「ボトムシート」です。
まとめ
アプリの開発者的には、ちゃんとそれぞれ正式名称があるのですが、よく呼ばれているものも含めてみました。マテリアルデザインのガイドライン等を見れば、それらの正式名称もわかると思います。また、以下の記事も参考になりますので、興味があったらどうぞ。
これらを覚えて使いこなせれば、わかってる人っぽい会話もできるのではないでしょうか。