最近(といってもしばらく前からですが)のGoogle系のアプリで、英数字部分のフォントが変わっていること、お気づきでしょうか。Googleのロゴにも使われているGoogleオリジナルのフォントで、一般には販売されていません。
今回はそのフォントを手に入れて自分のホーム画面カスタマイズに利用する方法を紹介します。スマホだけで完結しますので、PCは不要です。
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Googleのフォント
このフォントはGoogleストアなどでも使われているフォントです。そのほか、最近はカレンダーアプリやGoogle Fitでも使われています。一番目にするのはGoogleのロゴでしょうか。Google SansだとかProduct Sansだとか呼ばれています。
一般に公開されているものではないのですが、Androidスマホがあれば、比較的簡単に手に入れる事ができます。
Google Sansフォントを取り出す
Solid Explorer ファイル&クラウドマネージャ-
制作: NeatBytes価格: 無料 (14日間の試用版)
今回は『Solid Explorer』を使います。別に他のアプリでも同様のことはできると思いますが、使いやすいのでこれで説明します。Playストアにあるのは14日間の試用版で、その後も使うにはアプリ内購入が必要ですが、今回のことだけなら5分もかかりません。
アプリの一覧を開く
まずはSolid Explorerでサイドメニューにあるコレクションの中から「アプリ」を開きます。これはスマホにインストールされているアプリを一覧で表示するものです。「システムアプリ」と「ユーザーアプリ」がありますが、「システムアプリ」を開きます。
その中から「Google開発者サービス」を探します。
Google開発者サービスを開く
リストからタップすると「Google開発者サービス」の詳細が表示されるので、「参照」というボタンをタップします。すると「Google開発者サービス」を構成するファイル群が見えるようになります。
この中のおそらく一番上に「assets」というフォルダがあるのでそれをタップして開きます。
「assets」フォルダの中をスルスルーっと見ていくと、下の方に「Google_Sans-400-100_0-1.ttf」というようなファイルがあります。これがフォントファイルです。
スマホのフォルダにコピーする
あとは使いたいフォントファイルを長押しで選択し、メニューから「共有する」を選び、「保存する…」をタップすれば、スマホ上の任意の場所に保存できます。
KLWPなどで簡単に使える
フォントファイルは、例えばKLWPで使うのであれば、「Kustom」フォルダの中にある「Fonts」フォルダの中に保存すれば、アプリ内で使用できます。
Google Sans
Google開発者サービスの中には12個のフォントファイルがあります。
「Google_Sans-400-100_0-1.ttf」というような名前ですが、最初のGoogle Sansはフォント名です。そのあとの400,500,700の数字はウェイト(太さ)です。数字が大きくなるほど太字になります。そのあとは0-0と0-1があり、0-1は斜体フォントとなります。
また、Google SansとGoogle Sans Displayがありますが、これの違いはかなり微妙です。字間や微妙なサイズ等が調整されているようですが、その違いはほとんど気づきません。Displayのほうがアルファベットの字間はわずかに狭いようです。
Google Sansの3つのウェイトは以下のようになります。
まとめ
というわけで、簡単にGoogle Sansを手に入れることができます。Solid Explorerを使いましたが、要するに「インストールされてるシステムアプリのapkファイルを取り出して」「それを展開するなりで中からファイルを取り出す」ことができればOKです。
ただ、こうやってフォントファイルを取り出すことはできますが、それを自由に使えるかどうかというのは話が別です。一般に開放されているフォントではないので、あくまで個人的に、自分のスマホのホーム画面カスタマイズに使う程度にしておきましょう。